私じゃなくて伯母が義実家にやったDQ話(伯母の許可済み)でも。
あれからもう20年くらいになるけど
ある日の早朝、突如全身真っ黒な服に身を包んだ伯母が
我が家に従姉妹達を連れて来たと思ったら
今度はオカンを連れて、またどこかへ出掛けて行ってしまった。
そして、夜になってやっと二人が満面の笑みで帰って来た。
その時は、従姉妹達も私達姉妹も全員まだ小学生だったので
わけがわからないまま、お互いの母親から漂う
ものすごい酒の匂いにひたすら辟易してその日は終わったが
(あとから帰って来たオトンが
その日の夜、このウワバミどもが…と呟いてたのは未だに覚えてる)
数日後、学校から帰って母方の祖母の家の庭(歩いて1分もしない超近距離)で妹と遊んでたら
オカンと伯母が二人して祖母に叱られてる姿を目撃した。
でもなぜか婆ちゃんの口元がニヤニヤしてたんだ。
怒られてたのはあの日の事かと気になってしょうがない私と妹は
オカンにあの日何があったのか聞いてみたが
オカンはニヤリと笑って「まぁ、アンタ達が大人になった時話すよw」とだけ。
後で事情を知ったらしい姉と父は「お前らが知るような話じゃない!」と
口を固く閉ざしていた。
…ここまでが当時の記憶。
それから15年後。
私の結婚が決まって新居へ引っ越す日の前夜に
オカンがあの日の事をポツリと口にした。
当時、DVにアル中に浮気に借金にと
伯母へ散々やらかしてきた伯父がクモ膜下出血であぼん。
そして葬式になると、伯父方の親族が
口々に「お前と結婚したからこうなったんだ」だの
「子供達もお前にやたら似てるが、どうせ余所の種だろうが」と散々伯母を罵り
雀の涙くらいしかなかった伯母宅の貯金(伯母が昼も夜もなく働いて貯めたもの)は
すべて伯父のもの、つまりこちらのものだとか言い出す始末。
しかし予め待機させてたオカンに
これまでの発言を全部ラジカセに録音させていた伯母は
「…皆様の発言、すべてこの場で録音させていただきましたので
証拠の一つとして弁護士さんの方へ提出させていただきますね。
つーか雑魚共が、寄ってたかりゃすべて思う通りになるとか思うなよ!」と一喝。
伯母のその迫力にビビるも、消せ消せと発狂する伯父親族達の前へ
一升瓶持ってドカッとあぐらかいて座るオカンと伯母は
「じゃあ私達と飲み比べして、私達のどちらかが潰れたらテープは破棄しましょうか」と
一人悠々と酒を飲み始める。
続いてオカンが「こんなに人がいれば女二人潰すくらい簡単でしょうwささw」と
伯父親族達へ酒を勧めて飲み比べスタート。
結果、伯母・オカンタッグ余裕の勝利。
しかし伯父方の何割かは完全に潰れ、数人ほど急性アルコール中毒運ばれる。
そんな様を見送ってから二人は葬式の後片付けをして帰ったそうな。
勝因は先のオトンの発言で、すでにお分かりかもしれないが
二人共どんなに飲んでも全く酔わない体質。
オカンに至っては元ホステスなので
当時の経験を生かし、味に飽きた時はコッソリ水に取り替えてたと言う。
しかも周りを煽りに煽りまくってたので笑えるくらいバレなかったとか。
そして後日、伯母は無事に慰謝料を伯父実家や親族からもぎ取るも
興奮しっぱなしの親族から祖母の耳へこのDQ話が入り
元々伯父やその親族が大嫌いだった祖母はスカと世間体の間に揺れ
複雑な気持ちで二人へ説教すると言うオチだったそうな。
最後にオカンはこう言ってこの話を締めた。
「もしアンタも旦那や旦那実家から何かされたら
黙ってないで倍にしてやり返しなさい。
ただし正式な手続きをキチンと取った上でねw」と。
その伯母と836の母に乙。
面白かったw
おかんと叔母さん肝臓気をつけてね
酒に酔わないんじゃなくてその分肝臓のアルコール分解が早いだけで
その分普通の人以上に肝臓には負担かけてるだけだから
ソースは自分wうちの母方はみんなそんな体質だから(酒飲んでも酔えないから酒代がもったいないと飲まない人多しw
調子にのって飲みまくった人は肝臓いかれる
酔わない体質でも酒飲んだ分だけ肝臓に負担くる
なのですぐ酔える人が羨ましい