漫画や映画を観て記憶がなくなるってどんな感じだ?と思ってたけど、本っっ当に思い出せなくて物凄く焦った。
例えると飲み過ぎて記憶がなくなるのと同じ感覚じで、お酒は飲んでないのに頭痛や吐き気の症状もあってまさに二日酔い状態。
名前を言うだけなのにちゃんと考えないと答えられないような、物凄く億劫な取り調べを受けてる気分にだった。
病院に着いてからも「後で言いますから今はちょっと待って。とりあえず具合悪くて頭が回りません」って感じで意識朦朧としてて答える気力もない。
翌日も頭痛や吐き気は続いていたけど「あー…そういえば名前とか住所とかちゃんと伝えとかなきゃ。そんで家族にも連絡してもらって…家族?ん?」って感じで
まず家族の顔が思い出せない事に焦って、家や自分の部屋の映像が全く思い浮かべられない
普段の生活も友達も何も出てこないってなってから、ようやく自分について考えて
年齢や職業や名前すらわからなくなってる事に気づいて内心パニック。
「えー!?あれー??」と焦れば焦るほどわからなくなって頭痛と吐き気がひどくなるので強制的に思考ストップ。
そんな感じで結局1ヶ月くらいは何も思い出せないままだった。
>>211
記憶が戻る前に身元は判明したんだよね?
記憶に無い名前や家族に会ってどうだった?
思い出した時はどんな感じだった?
>>211
すごいな
思い出すまでの一ヶ月は病院では名無し状態?さすがに身分証があったのかな
家族や職場では行方不明状態だったのだろうか
思い出した時はどんな感じ?何かきっかけがあってパーっと全てクリアーになるの?
病院の人が所持品から家族に連絡してくれて、すぐに駆けつけてくれたんだけど
家族と言われれば「母親…?え…?あああ、そうだった。あーっ!そうだそうだwごめんごめん」って感じで思い出せた。
名前も「こういう名前だよ」と言われれば「そうだった気もする…。うん、きっとそうだ間違いない」って感じで違和感なく受け入れる事が出来たけど
当時、就職して一人暮らししてた事とかは、社会人になって日も浅かったせいか違和感がありまくりで全然受け入れられなかった。
退院したら社会人としてやってかなきゃいけないの?どうしよう何もわからない。といきなり放り出される感覚に陥って鬱っぽくなった。
実際は家族の判断でそのまま退職する事になったから実家に戻って一年半くらい無職のまま静養してました。
教えてもらって初めて「そうだった気がする…そうかも?きっとそうだ!」って思えるだけだから
真実じゃない事を言われても「そうかも?」となってたと思う。
でも、そういう場合は後々になって違和感というか何とも言えないモヤモヤ感が募るので、記憶喪失をキッカケに騙し続けるのは容易じゃないはず。
逆に本当の事は、最初は思い込ませてるだけでも日数を重ねるごとに確信に変わっていく感じだった。
柳浩太郎っていう俳優は、交通事故に遭った後、
1ヶ月くらい親の記憶が完全になくなっていて
両親のことがさっぱり認識できない状態だったらしい。
記憶と混濁した状態で事故後、最初に父親(日本人)を見て
子供の頃に世話してもらった外人の召使い?と勘違いして
英語で話しかけたとかって話をyoutubeのドキュメンタリで見た気がする。
その人が事故の後に撮影された映画見たことあるけど
後遺症でうまく言葉が話せてなくてひどい状態だった。
>>211さんもいろいろ苦労したようだけど
麻痺とか肉体的な後遺症が残らなかったようで何よりだ。