「山陰の小京都」と呼ばれる小さな町にSLを見に行き、いい気分で夕暮れの
山陰の道を、宿泊予定の出雲までのんびり車を走らせてるところだった。
とある道の駅で休憩しようと、切り返してバックで駐車しかけていた所に
かなり無理矢理突っ込んできて駐車した車がいた。
左ハンドルの外車なのにシャコタンで、見るからにDQNカーっぽい感じ
なので、関わり合いになりたくなかった私は、次の休憩予定地まで走ることにした。
道の駅を出てしばらく行くと、後ろから猛スピードでさっきの車が
追いついて来て、いくらでも追い抜けるのにビタづけして煽り始めた。
雨も降り出したので、あまり知らない道をスピード出したくなかった
私は、バス停に停めてやり過ごそうとした。
が、相手も後ろに停めて、しかも出て来ない。出て来たら無視して
逃げようと思っていたのだけれど。
結局五分ほどなんとも言えない時間を過ごし、私は再び車を走らせた。
やっぱり後ろの車もそのままついて来て、またビタづけ。
うんざりしてミラーの角度を変え、後ろを気にしないようにしようと思って
前を見ると、道路の先の方に何か大きな物が転がっているのが見えた。
近づいて来てみると、どうやらそれはイノシシの死骸のようだった。
何の気なしにひょいと避けて進んでいくと、後ろの車がそれに乗り上げた
ような音、そして何かにぶつかった大きな音がした。
後ろを振り向くと、イノシシの死骸を避けるためにDQNカーはガードレールの
方にハンドルを切ったみたいで、レールを大きく曲げ、その後ろにあった木に
激突してエアバッグが開いているのが見えた。
イノシシの死骸はバンパーのとこに引っかかってエグいことになってる。
警察と救急に通報したが、山の中でだいぶかかるという。
DQNカーはドアが歪んでいるようで、外からはドアが動かず、中から窓を叩く
腕は見えるが、スモーク貼っていてよく見えない。
どうしようも出来ずに待つうちに、気づけば窓を叩く手が動かなくなっていた。
煽られてる時は、バーカ、死ねとか思ってたけど、まさか本当に死ぬなんて。
今まで生きてきた中で一番衝撃的だった。
未だに夢に見ることがあるくらいだ。
同じ話を「本当にあった笑える話」でみた
>>416
動かなくなかったからといって本当に死んだのか?
警察がそう言ったの?
>>417
ぜひURLを教えて欲しい。
本当に書いてあったら、そっちの方が衝撃的な出来事だろうから。
>>418
事情を聞かれているときに、気になったのでこちらから聞いてみたら、
そういう答えだった。
エアバッグ開いても死ぬことがあるんだと驚いた。
>>419
エアバッグはシートベルトしているのを前提に設計されているから
シートベルトしてないと無意味。
>>419
この事を「おもろいやろwww」なノリで漫画にして半笑いのどや顔でオチらせる女の神経に衝撃
うーん、まあ私じゃないんで…w
心底逃げたかったけど、逃げずに通報したし。
そいつの死ぬ時、最後に目に映ったのが自分だったってすごく嫌だな