学生時代の話。
学生時代原付に乗ってあちこち走り回ってたんだけど、ある夜居眠り運転をしてしまい道路脇の植え込みに突っ込む自爆事故を起こしてしまった。
(多分花粉症で鼻炎薬かなにかを服用していたんだと思う。本当にバカだったと反省してます)
事故を起こしたと言っても居眠りなので事故の瞬間のことは覚えておらず、気が付くと左肩が痛くて身動きが取れない状態で路上に転がってた。
暫くすると後続の車数台が、片側二車線道路の中央分離帯付近に倒れている原付と路肩に倒れている私に気づいて止まってくれたみたいで、
「姉ちゃん大丈夫か?今救急車呼んだからな」
「痛いところはないか?」
と声を掛けて路肩からより安全な歩道へ移動させてくれた。
それから間もなくガシャーンという音が聞こえて、続いて私に声を掛けてくれたおじさん達の
「おいおい兄ちゃん大丈夫か」
「おいお前!なんか酒臭いぞ!!まさか飲酒運転ちゃうやろな」
「うわっホンマに酒くさっ!」
「今救急車と一緒に警察呼んでるとこやから逃げるなよ!」
みたいなやり取りが聞こえてきて凄く怖かった。その後病院に運ばれるまでの記憶は全く残っていない。
その後病院に搬送され手術も終わり、退院してから警察に呼び出されて事故の経緯などを詳しく聞かれたんだけど、その時に
「君のバイクに突っ込んだ車の運転手は飲酒運転だったから免許取り消しになったんだよ。
たまたま君が路肩でバイクが中央分離帯だったから君は無事だったけど、もしバイクと君の倒れた位置が逆だったら助かってなかったよ」
と言われた。
そしてその後、バイクに突っ込んだお兄さんから父へ謝罪の電話とバイクの賠償金が届いた。
父が「娘が事故した時点で廃車寸前の状態だったからお金は受け取れない」と説明しても受け取ってもらえず、結局こちらでいただくことになった。
いくら飲酒運転していたとはいえ、バカな私が居眠り運転をしてしまったせいで若い男性まで事故に巻き込んでしまい、おまけに免許まで
取り上げてしまうことになって、人様の人生を狂わせてしまって本当に申し訳なかったと思ってます。
助けてもらった私ですら怖いと思ってしまったおじさん達に囲まれて責められたお兄さんの気持ちを考えると今でもブルーになります。
誰もが避けるバイクを避けられない程、酔っていた人が運転していた時点でガクブル
そして免許取り消しになってたって事は泥酔状態…ひえぇぇ…
飲酒運転は立派な犯罪
気に病む必要無し
「人身事故を起こさせなかった」と、考えるべきでしょ
もっと悲惨な事故を起こしてたかもしれない
そこでバイクを轢いただけで済んでよかったんだよ