社宅が多い地域で、関係したママ達の最後の一人が先日転勤引越ししていきました。
なのでちょっと前の話ですが、誰かに話したかったので、暇な方はお付き合いください。
長文ウザーな方は、どうかスルーしてください。
よその家の門をあけて、勝手に侵入し、勝手に物を持ち出し、修復不能にしたご近所のAちゃん。
壊したのはウチの子の車椅子、特注部品が多くて、価格は数十万。
自宅のすぐ前の空き地で、幼稚園バスのお迎え後そのまま遊ぶ集団を横目に見ながら、
子供と外出から戻り、玄関の前で車椅子からおろして、部屋に運び入れ
車椅子をたたもうと戻ったらない!慌てて外へ飛び出すと叫び声。
「Aちゃん!それはだめよーーー!やめてーーー!」
声の主は、Bちゃんのママで、叫び声の直後にガシャーンって嫌な音。
Aちゃん(小学生並の体格のいい年長)が車椅子を近くの橋とガードレールの間から
川へむかって突き落とした音でした。(後で目撃者たちに聞いた)
顔見知りのママに娘を見ててもらうよう頼んで、音のした現場に走った。
とにかく必死の思いで、車椅子を川から引き上げたけど(車椅子は15キロ)
シャフトが折れ、タイヤが外れ、シートが裂け、押し手は曲がって片方はグラグラ。
搭載してた医療器具には一部流されてしまった部品もあった模様。
川まで結構な高さがあったし、岩が剥き出しの所にぶつかったのも被害を悪化させたかも。
あーあと思いながら見渡すと、Aちゃん親子はどこにもいない。
どっちにしても証人は沢山いて、Aちゃんの仕業なのは明らか。
更にAちゃんママは子供放牧で有名で、他のママ達がいつも苦労している話も聞く。
とりあえず自宅へ戻り、娘を見てくれたママにお礼を言っていると
Aちゃん親子を呼びに行った他のママ達がゲンナリ顔で戻ってきた。
「Aちゃんがショックを受けて泣いているので今は行けない」と言ってるとか。
しかし、多分それは嘘と誰かが言い、その言葉通り外へ飛び出してきたAちゃん。
元気に暴れています・・・渋々といった様子で外へ出てくるAちゃんママ
「そんなところに、子供が興味を持つもの置いておくのが悪い」
「障害児もちだからって世間に甘えてる」
「同情をしてもらって嬉しいでしょ」
「どうせ私が悪いってみんなで噂してたんでしょ」
何も言わないうちから上記の内容をまくし立てる。
私は、車椅子が当面使えないことで落ち込み、怒る気力もないです。
「うちは弁償してもらえれば別にAちゃんを責める気はないですよ」と言うと
ほっとしたらしく「いくら?そうよね~子供がしたことだもの!3万くらいでしょ!」と笑顔。
手持ちの車椅子の見積書を見せて「・・・十万」と言った途端、一桁違ったからか態度豹変。
見ていたのはBちゃんママで、止めなかったBちゃんママが一番悪い!
周りのママたちも同罪だから、全員で負担すべきだ!と理屈をこねる。
更に、障害児の車椅子は補助が出てるんだから、実費はもっと安いと
「主人は役所に勤めてるから詳しいのよ~」とワケワカメな事を言い出した。
確かに自己負担金は僅かで、修理費にも補助はきくけど
車椅子を作ってよい台数に制限はあるし、今回のように故意に壊した場合は対象外。
なんて説明をしてもギャーギャーまくしたてて話しにならない。
とにかく車椅子業者に修理可能か聞いてみるということで、その場はお引取り願った。
ひとまずは、娘の介助が色々あったので、それをこなしつつ、業者に連絡。
携帯で惨状を写真メールで報告すると、修理不能の返事。
「子供さん無事?一体何したんですか?事故にでもあったかと思いましたよ・・・」
車椅子は納車されて間もない上、半年近い打ち合わせの末に完成の
業者さん自信作だけに、電話の向こうでも落胆の様子が伝わってきた。
今思えば、押し手の位置やタイヤロックが、子供にも操作可能にしたのが災いだったのかも。
娘の兄弟が、介助のお手伝いをしてくれるようになった為の工夫が仇になりました。
すぐにFAXで見積もりを送ってもらったけど、新品買った方が安い金額が提示されてた。
帰宅した夫に事の顛末を話し、Aちゃん宅へ出向いて、Aちゃんパパと話し合い。
さすがお役所勤めだけあって、補助対象外なのもすぐに同意し、弁償を約束してくれた。
Aちゃんとそのママは、ママの実家に帰っていて会えなかったが、Aちゃんパパは
夫から私が言われた暴言もきいて、何度も頭を下げて恐縮するほどで
「妻には厳しく言っておきます、本当にすいません」と低姿勢な普通の人だったとか。
夫の印象通り、Aちゃんパパはまともな人で、業者さんに請求書を回す旨連絡してくれたり
代用の車椅子を手配するよう掛け合ってくれたり、その費用もAちゃん宅持ちだったり
誠意ある対応をしてくれたので、ほどなく娘の車椅子は新しくなって戻ってきた。
その後、Aちゃんママは二度ともの地に戻ってくることはなかった。
夫が事務処理で出向いた際に、Aちゃんパパと話をしたところ
それまで気になっていたAちゃんの問題行動について、専門機関に相談したところ
Aちゃんには障害か病気があったようで、パパと祖父母によって通院する事になった。
ママの方は「障害児なんかいらない」と離婚届をAちゃんに持たせて
パパの実家に送り届けてきてそれっきりとか、かなりヘビーな内情を聞かされたそうです。
ほどなくAちゃんちは空家になり、すぐに別の一家が越してきて、今は穏やかに
特に問題もなく、淡々と日常を送っていますが、話すと長い話なので
今まで誰にも言えなくて、ちょっと吐き出したかったので、この場をお借りしました。
これで終わりです。読んでくれた方、ありがとうございました。
よんぢゃったよ。
うーん、なんだかね。
まぁ、元Aママは害基地ということで(w
いや、まったく見事な害基地ですな。
>>365 お疲れ様~。
>>365
お疲れさま、大変だったね。Aちゃんがなんの障害かは察しがつくよ。
川に入って車椅子を引き上げるあなたの姿を見ても、Aママは何も感じなかったんだね。
Aママは、親としての自覚も、人としての常識もわきまえて居なかったようだね。
あなたと娘さんとご近所さんの平穏がこれからも続きますように。
読んで下さった方、ありがとうございました。
娘が通う学校や施設、病院などでは、様々な障害・病気の子がいることもあり
オチがオチなので、通所施設などで知り合った障害児ママの友にも語れなくて
(車椅子や医療機材が新しくなったので、色々聞かれたりしたけどお茶を濁すだけ)
目撃者のママ達にも、夫が個人的に聞いたことを言いふらすわけにもいかず
王様の耳はロバの耳じゃないけど、ちょっと語りたくなってしまいました。
スッキリできたので、気持ちを切り替えて、またゆっくり生きていきたいと思います。
>>365
お疲れさま。社宅というディープな環境の中で基地害と一緒だったなんて、
本当にお気の毒様です。
うちの子はAとゃんと多分同じ系統の障害だと思うんで、一層気を引き締めて
育てていかなきゃなあ、と気持ちを新たにしたよ。
明日の療育も頑張るぞ!
とんだ災難に遭われたようですが、Aちゃんのお父さんが
まともな人だったのが唯一の救いですね。
Aちゃん、療育ちゃんと受けて少しでも良くなるといいなぁとおもったり。