俺は警備会社に務めるガードマン。
俺は警備会社に務めるガードマン。
警備の種類は機械警備。簡単にいうと建物に設置している防犯センサーが異常を感知したら現場に駆け付ける、いわばセコムの同業者だ。
武器は特殊警棒。装備な、防弾チョッキ、ヘルメット、安全靴、特殊手袋。
俺は建物の内部を点検していた。特に荒らされた形跡もなく、センサーの誤作動と思われた・・・その、直後!
不審者『あ~、すません。警備解除するのを忘れてました!』
俺『そーですか。では、警備を解除して下さい。』
俺は騙されない。素人はこの時点で社員だと思い込むだろう。だが俺は訓練されたガードマン。相手が虚言している事を瞬時に見抜いた。
不審者『わかりました。警備解除しますので、ガードマンさんは御帰りなられて結構ですよ。』
そこは俺は特殊な訓練を受けたガードマン。
俺『報告書も書きますので、まだいます。どうぞ警備を解除して下さい。』
不審者『いえいえwww大丈夫ですよwwwご迷惑お掛けしました。どうぞ御帰り下さい』
俺『そうですか。では、建物の鍵と、警備解除のセキュリティカードを見せていただけますか?』
不審者『だから、大丈夫だと言ってるでしょ?(怒)帰れよ!』
俺『いえいえ、警備解除を見届けます。』
不審者『あのなぁ、社員の俺が大丈夫と言ったら大丈夫なんだよ!今から仕事するんだよ、邪魔だがら帰れよ!』
俺『では、社長に電話してご本人確認させていただきます。』
不審者『あー、わかったわかった。もう帰るからいいよ。』
俺『いえ、ご本人確認が出来るまでは御帰りになるのは控えていただきます。』
その、直後!
ドアが勢いよく開いた!
なんと不審者は一人ではなく、もう一人いたのだ!
賊二人に挟み撃ちにされ窮地に陥る俺。
俺は思った。(ここまでかっ・・・)
脳裏に過るのは家族の顔だった。
そしてズボンを下ろされた…
俺『いやっー!死にたくない!来ないで!』
ワロタwww
俺『いやー!あっち、行って!いやー!』
賊はちょっと困惑した顔で立っていた。
俺『いやっー!』
俺は叫びながら事務所の窓にダイブ。契約先を守るより、自分の命を最優先とし脱出を試みた。
こんなにガラスにが硬いとは・・・どうやらワイヤー入りの今日かガラスだったようだ。
さすがに賊も呆れ顔。
(こいつちょっとおかしいぞ?)
そんな、顔で俺を見ていた。
俺『君たち、やめろ!俺は君たちを、逮捕したくない』
滅多にないです。100回に1回あるかないかです。私も5年間で1度だけです。