当時付き合っていた彼からデートに誘われた。
だけどその日は免許の更新に行かなくちゃいけなかったのでお断りしたら
「俺が免許センターまで送るよ。帰りに飯でも食おうよ」
と言われた。
うちは交通の便が悪すぎる辺鄙な田舎町で免許センターまでは高速を使っても一時間以上かかる。
遠いし悪いからいいよ…と断ったが、いいよ!大丈夫!当日迎えに行くから!と言ってくれる彼。
なのでお言葉に甘える事にした。
当日の朝早くに迎えに来てもらい免許センターに向かったのだが、センターに着く五分ほど手前で彼の携帯に彼父から電話がきた。
何やら彼父、ひどくご立腹のご様子。
電話を切ったあと、彼は顔面蒼白で一言。
「マジでヤバい…」
聞けば、今日は彼の地元でお祭りがあって彼父はお祭りの実行委員?なのだそう。
彼は彼父に頼まれて、祭り当日に山車の仕舞ってある倉庫を開けて山車の用意をするはずだったんだがスッカリ忘れていて、預かった倉庫の鍵をどこに置いたかも覚えてないと。
その時、時間は8時前。
お祭りは10時から。
彼は私を免許センター手前のコンビニで降ろし
「一回家に帰る。必ず迎えに来るから更新が終わったら連絡して!」
と言い残し猛スピードで来た道を引き返して行った。
私はそのまま免許センターへ向かい無事に更新完了。
なので、更新が終わったと彼に電話をすると
「ごめん。迎えに行けない」
いやいやいや。
え?じゃあ私ここから電車で帰るの?え?
とパニクる私。
「歩いて帰ってきなよ。じゃ」
で電話は切れてその後かけ直したが圏外。
電源ごと切られた。
今度は私が顔面蒼白。
当時はスマホも乗り換えアプリもGooglemapもない。
最寄り駅も分からずもちろん電車での帰り方も分からない。
ここまでが第一の修羅場。
続きます。
続き。
とりあえず免許センターの受付で最寄り駅を教えてもらい徒歩で40分かけて駅まで移動。
ちなみにバスは一時間に一本しかなくバス停には長蛇の列だったのでバス移動は諦めた。
そして駅の窓口で○○駅まで帰りたい、と伝えたら、駅員さん困惑。
遠すぎてどうやって帰っていいか案内出来ないと。
それでも無理やり調べてもらったら、まず普通電車で大きな駅まで行き、そこから特急で隣県に行く。
そこから私鉄とJRを3回乗り継いだら帰れると教えてもらった。
その情報を元にとりあえず普通電車で特急の出る駅まで行くことに。
普通電車に乗り、しばらく揺られていたが待てど暮せどその駅に着かない…
仕方ないので途中で降りて再度駅員さんに聞いたら
「この電車はその駅、通過しました」
だって。
特急が止まる駅を通過する普通電車って何だよ…と思いつつ各駅停車の普通電車で引き返して特急駅に到着。
そして特急乗り場へ行き料金を見て唖然。
思ったより高額過ぎて手持ちのお金を使い切ってしまう…
仕方ないので特急は諦めて鈍行で一時間かけて隣県に移動。
そこからは近隣で行われていたスポーツイベントの影響+人身事故によるダイヤの乱れに翻弄され、どうにか地元駅の2つ手前の駅(お金が尽きて地元駅まで帰れず)に着いたのが免許センターを出てから5時間後。
そこから1時間半かけて歩いて帰宅した。
その間、彼からの連絡は一度もなし。
無事を祈ってくれてありがとうございます。
次で最後になります。
クソ彼(以降クソと書かせてください)から連絡が来たのは翌日の夕方。
「いや~まいったよー」
から始まったクソの言い訳が以下。
昨日、飛んで家に帰りどうにか倉庫の鍵を発見。
だが祭りまで時間がなかったので自治会長に手伝ってもらい皆で山車の準備をして何とか祭りの開始に間に合った。
祭りが始まって少ししてから自治会長のところにお礼に言ったら酒を勧められた。
一応、これから用事がある、と断ったが、一杯だけと言われつい飲んでしまった。
その酒があまりに美味しくて、あと一杯、もう一杯と飲んでるうちに泥酔してしまい記憶をなくした。
ちなみに私と電話をした事は覚えてないそうだ。
「で、お前あの後どうやって帰ってきたの?」
と聞かれたのでコトの一部始終を話したが、話し終わらないうちにクソが爆笑し始めた。
「マジで?!すげー!大冒険じゃん!」
「特急乗る金ないとかどんだけ貧乏wアコムで借りろよw」
「歩いて一時間半?!お前体力あんなー!」
とか興奮しちゃってすっごい楽しそう。
思わず
「何がそんなにおかしいの!」
と怒鳴ってしまった。
そしたら
クソ「はぁ?てかさ、お祭り図々しくね?あんな遠いとこまで、俺わざわざ早起きして送ってってやったの」
「それを帰りまで迎えに来いとか、迎えに来ないから文句言うとか何様?」
私「自分が送迎するって言い出したんでしょ」
クソ「それを遠慮するのがデキル女だろ。つかこっちも被害者なんだよ。あんなガンガン飲まされてよ。俺の心配はないのかよ。」
で、最後の捨て台詞で
「お前なんかタヒまで延々迷子になってりゃよかったのに」
もちろん即お別れしました。
その後激しくロミオられてそれが第二の修羅場。
今は連絡も来なくなり平和に暮らしています。
>>109
>その後激しくロミオられてそれが第二の修羅場
ここ、kwskしてもいいかい?
109です
ロミオは電話とメールでされたんだけど…
電話ロミオ
「何でこんな事で別れるなんて言うのぉぉ!おかしいでしょぉぉ!」
「たかが迎えにいかなかっただけじゃないかぁぁ!」
「俺が悪いのかぁぁ!ねぇぇ!俺が悪いのぉぉ?!」
みたいな事を泣き叫ばれて恐怖だった。
毎日仕事の送り迎えするから、とも言われて職場まで来られた事もあった。
メールロミオ
「お前はおかしい。お前は考えが子供」
「俺が悪かった。いや、自治会長が悪いんだ」
「お前ももう少し自立しないとだめだ」
「元は俺の親父が悪い」
私を責める内容と誰かに責任転嫁する内容が交互に来て支離滅裂。
ちなみに、共通の趣味で使ってた道具(私が買って彼の車に積んでおいた)を返してくれって言ったら途端に音信不通になりました。
定価でン万円するやつをリサイクルショップでたまたまン千円で手に入れた掘り出し物だったから返したくなかったんだろうけど…
ど田舎の駅員さんは人によるけど雑です(笑)
あと管轄外の事を聞いたら(JRで私鉄の情報を聞くみたいな)そんなのうちで分かるか!とか言われたことも…
人によるんでしょうけどね…
>>113
東京から北海道に在来線でって言われたら最悪は案内できないんで時刻表等で調べてくださいだろうけど
免許センター管轄の地域への案内を免許センター最寄りの駅で断るとかあり得ない
携帯は普及しててスマホは普及してない時代なら尚更
JRで私鉄の駅までの案内を頼んで言われるとしたら
○○駅で乗り換えになると思うので○○駅で私鉄の駅員に聞いて下さい、だよ
国鉄時代であればけんもほろろに粗雑に扱われたのはまだ理解できるけど