事の始まりは半年前。
当時四年間付き合ってた彼女に振られて傷心していた時に始まった。
お互いに仕事が忙しくて中々会えなかった。
俺はメールや電話はちょくちょくしていたんだが…ある日好きな人が出来たから別れようと言われて傷心していた。
そんな中出会ったのがN子だったんだ。
会社もクビになりそうだし。
結果から言うと人の怨みは恐いよ。
全部失うぜ。
あまり話した事はなかったが「何かあったの?最近元気ないけど?」と声を掛けてきた。
この時から地獄に片足を突っ込んでたのかもしれない。
普段全く話した事はなかったが、N子とは少しずつ話していくようになった。
証拠を集められてました。
大丈夫。慰謝料払ったら、もうこの世にはおらんよ。VIPPERどもになじられて逝けるなら本望よ。
まぁチラシ裏だがな
N子とは急速に親しくなっていった。
仕事帰り良く飲みに行ったあまりN子自身の事は語らなかったけどよく俺の話を聞いてくれた。
少しずつN子に惹かれていった。
会社は自主退職という形で収まりました。幾ばくかは退職金も頂けるそうです。業務の引き継ぎがある為何日かは通う事になりそうです。
N子はクビになったそうです。パート社員だったこともあり即クビ切りだったそうです。
性的描写も含めてありのままに書いていきます。
N子とは傷心していた事もあり、相談に乗ってくれたので親密になるのには時間がかからなかった。
噂にならないように、社内ではあまり会話を交わさなかったが、勤務後N子とは食事をしたりするようになっていた。
この時N子の事が好きになりかけていた。
N子の事が気になり、色々な質問をしてみたがN子自身お茶を濁す事が多かった。
今思えばおかしかったんだが、この時元カノに捨てられた事もありN子には嫌われたくなかった。
あまり詮索はしなかった。
付き合い始めたのは6月の初頭。食事の帰りにN子に唇を奪われた。
「1ちゃん、前からずっと気になってたんだよ。」
この時N子の事が好きになっていた。
一番は勤務明けに食事に行くってパターンが多かった。
日や祝日に誘ってみるが、友達と予定があるから~と断わられていた。
N子主導でデートの予定は決められていた。
1、会社では業務以外の不必要な話をしない。
2、お互いにあまり深く詮索をしない。
3、社内の人間には付き合っている事は誰にも話さない。
あくまでも仕事と恋愛は割り切るようにしようと言われた。
付き合ってしばらくしてから週末はN子が自宅に来るようになった。
男一人暮らしもあってか、炊事や家事をしてくれていた。
一緒に御飯を食べながら、映画を観たりまったりと過ごすようになっていた。
N子は決まって18時には帰宅していた。
この時は他に付き合ってる男でもいるのかな程度に考えていた。
ただN子といるのは落ち着くし…妙な詮索で疑心暗鬼になりなくなかったので、短い時間ではあるがN子と過ごす時間を楽しんだ。
ノー残業日の水曜と土日のどちらかだった。
N子はパート社員でほぼ定時にあがるので、基本的に他の曜日は会う事は無かった。
会えない日はメールで連絡を取り合っていた。
日に1、2通だったがN子からメールが来るのが楽しみになっていた。
そんな中N子から温泉旅行に誘われた。
勿論泊まり込みで、嬉しくなり二つ返事で返した。 この温泉旅行で初めてN子と結ばれた。
坊やよく聞けよ。
何事も終わりがなきゃ始まりは無いんだ。
お前が終わりと思えば氏ね。始まりと思えば周りを良く見てみろ。
空はこんなに広いじゃねーか。
友達や家族も笑顔の時がじゃねーか。
因みに俺引きこもりニート童貞な。
>>83ありがとう。ただ俺は天涯孤独なんだ。
両親と兄弟は昔事故で亡くなったんだ。
育ててくれた祖母も数年前に他界したんだ。
話相手も、親しい友達もいない。もう疲れちゃったんだ。
クソみたいな人生だったからさ。
泊まりで旅行という事もあり気分は高揚していた。
その夜N子と初めて結ばれた。
N子との濃厚なセクロスは天にも昇る気持ちだった。淡白だった元彼女とのそれとは全然違った。初めてエッチが気持ちよいものだとわかった。
中々進まない恋愛にピリオドが打たれたと思った。
俺はN子の事が好きだ。
その日はN子と一緒に寝た。しかしこの時から少しずつ歯車が狂っていたのかもしれない。
N子も相性が良かったのか、それから俺を求めてくれた。
会う度にお互いを重ね合わせていたんだ。
この時N子に狂っていたのかもしれない。
そんなある日N子から、もう会わない方がいい…大変な事になった。 そんなメールが入った。
何が何だかわからなかった。これが9月の後半の出来事。
それから彼女は会社でも話する事は無く、連絡が来る事は無かった。
結婚してるの知らなかったってことで慰謝料請求されないと思うけど。。
自分自身は悶々としていた。いきなりのカミングアウトもだし、N子自身の事も好きになっていたから。 どうしようもない気持ちに襲われ、仕事も手に付かなかった。
N子と話したい。会いたい。こんな幕切れなんかないよ。
N子にメールした。
一度会って話したい。
時間がある時でいいから一度連絡下さい。
N子から連絡があった。
一度私も会いたい。
会って話がしたいです。 ちゃんと謝りたいです。
1ちゃんの事好きだから全部話します。
でも今は身動きが取れません信じて待っててください。 そんな内容のメールだった。
>>92 その時点で諦められれば良かったんだけどね。
10月の初頭N子と会う機会があったので会って話をしたんだ。
後N子からメールや着信の類いは全て消すように指示されたんだ。
私と会った証拠は全部消して欲しい。
私もメールは消してる、まだバレて無いから。
1ちゃんの未来を奪いたくない!本当にごめんなさい。
旦那とは不仲で関係が全く無かった事、そして子どもがいる事。
1ちゃんとはこのままいたい…彼女の曖昧な言葉に家族に対しての罪悪感と涙が溢れていた。
N子を抱き締めた。
これが最後だと自分に言い聞かせて。
泣きながらずっと抱き締めた。
「別れましょう。俺はN子さんの事が好きです。でも家庭に戻ったほうが、旦那さんに戻ったほうが…」
言葉に詰まってしまった。
その日N子とは別れた。
会社の同僚として…
N子にもらった帽子を眺めながら、何とも言えない気持ちで引き込もってた。
終わりはあっけなく訪れた。
怪訝な顔をしていた上司を見て嫌な予感がしてたが…
「率直に言うがお前不倫していたのか?」
単刀直入に斬り込まれた。えっ…?言葉に詰まったが「K(N子の名字)の旦那さんから連絡があってな。お前大変な事をしたな。お前を告訴するそうだ。」
血の気が引いた。
身体が震えた。
旦那は早々に不倫に気づいて、興信所を使って証拠を集めていた。
もちろん上司には既婚だと知らなかった事は伝えた。ただ封殺された。
メールを消した事で証拠は何もなかった。
信じてもらえるはずも無く。
自分の因果だったのかもしれない。
しばらくしてN子の旦那から着信があった。
この時頭の中は真っ白だった。
何も考えられない…八方塞がりだったんだ。
自分に逃げ場は無かった。
死んじゃダメだぞ?
興信所使って証拠固めて、弁護士から会社に内容証明か。
不倫板のテンプレ通りにカタにはめられたんだろうな。
今も相手のこと好きみたいだし、悲恋っぽく書いてるけど騙されてたんだぞ…。
知らなかった間のことはどうしようもないけど、その後がなぁ。
バレてるっぽい、って気づいた時点でケータイも没収されてないし
泳がされて、さらに証拠固められたような。
徹底的にされたよ。
社会的信用を失うくらい。あれだけ証拠を集められたら反論は出来ない。
N子自身どう思ってるかはわからんがさ。
慰謝料も100万と興信所の費用などで合計200万請求された。
告訴は取り下げてもらった。
何も反論する事は出来ずに支払った。
仕事を失い、信用を失い、財産を失い、全てを失った。
チラシ裏で申し訳無かった。釣りでも何でもない実話。
誰にも信じてもらえず、思いつきで立てたスレで申し訳なかった。
なんで素直に払っちゃったの?
騙されていたことを主張し、戦えばよかったのに。
告訴されれば負けるのは確実だし、戦う気力もなかった。
そしてこんな結末になるとは思わんかったよ。
既婚ってことを言わなかったのと同じで。
離婚したのか再構築なのかが気になるけど、
子供もいるし、離婚はしてないんだろうか。
携帯をぶん投げ、逃亡してもよかったんじゃない?
>>117 確かに独身とは言ってない。その辺はわからない。多分お子さんいるから離婚はしていないと思う。バレる前に旦那は嫁は許すみたいな事を言ってたそうです。
>>118今思えば逃げれば良かったと思う。
気が動転していたからね。
皆さんに幸多からん事を。