過去の思い出。年齢は当時
私子(21)
姉子(26)私子の姉
ゴミ男(21)
兄男(31)ゴミ男の兄
ゴミ男は小さい頃から親と不仲で原因は両親が長男である兄男優先の生活だったから。
いつも少し拗ねたような甘えたような表情のゴミ男に一目惚れした私子は必死で彼を支えようとした。
大学卒業後も定職につかず夢を追いかけるゴミ男を私子は支え続けた。
しかし私子が妊娠してしまい、そのことをゴミ男に告げると
「今の俺じゃ責任なんてとれない」と最悪の言葉を言われた。
両親ともにすでに他界していた私子は悩んだ末に姉子に相談した。
激怒した姉子がゴミ男実家に突撃。しかしゴミ男の母は本当に常識的で誠実な方で
ひたすら頭を下げて謝罪してくださったうえ、責任はとらせると約束してくれた。
すいませんいったん切ります。
一旦切るって言ってるし、夕方にでもまた覗いてみるかな。
>>491の続きです
後日改めて私子とゴミ男も一緒に話し合うということで姉子は帰り、
そして約束の日にゴミ男実家に行くとゴミ男両親とふてくされたような表情のゴミ男がいた
母親は初めから謝りまくって平身低頭だったがゴミ男は黙ったまま。
父親は「ウチの息子はまだ子供だし」「金もないし」「そもそも本当にゴミ男の子供か」
なんていう信じられない発言。母親も驚いて父親を止めようとするがゴミ男も父親もヘラヘラしていた。
姉子が切れそうになったときに突然兄男が部屋に入ってきた。固まるゴミ男と父親。
入ってきた兄男はかっちりしたスーツを着こんだ目が覚めるようなイケメン。
「なんで兄貴を呼んだんだ!」と同時に叫ぶゴミ男と父親を無視して深々と頭を下げた。
それから母親と姉子から詳しく話を聞いてゴミ男と父親を順番に張り飛ばして土下座。
「責任をとらせたいが見ての通りのダメな奴ですのでそちらの言う通りに致します」と言う兄男。
泣き叫ぶゴミ男、なにか言おうとしてまた兄男に張り飛ばされる父親、母親はひたすら土下座。
姉子も私子も興奮と混乱で錯乱状態の中にいたが
・子供は産む
・慰謝料と養育費はもらう
・もう二度とゴミ男の顔も見たくない
これだけ言って帰った。
顔はともかく、同じ家の兄と弟でこんなに性格?に差が出るのがすごいな。
それから出産まで本当に色々大変だったが、
兄男はほとんど毎日仕事が終わると私子のところに来て世話をしてくれるようになった。
姉子も最初は顔も見たくなかったようだが兄男の誠実さに次第に打ち解けていった。
出産後も変わらず私子のために尽くす兄男を見て姉子はある日兄男に
「許しても良いが条件として私子の面倒を一生見てほしい」と兄男に告げた。兄男は
・バツイチであること
・その原因は自分に子供を作る能力がないためだったこと
を告白した。その頃既に兄男と半同棲で夫婦同然の暮らしをしていた私子は兄男と一緒にいることを選んだ。
ずっと籍を入れずにいたけど今年息子が小学校に入学するので2月22日に入籍します。
面白いほうの話キター!オメです
おめでとう。兄男となかよくね
バカ父の遺伝子がダメ男に 移行したんだろうな 相手は選ばんと