ちょっと前に田舎の爺さんから聞いた話。
爺さんは共同の家庭菜園で野菜作るのを趣味にしてるんだが、以前は全然
なかったのに、去年の夏は野菜泥棒が出るようになったとのこと。
胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(89)
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/kankon/1278414836/
他の人の菜園も踏み荒らされたりしていたが、一番酷かったのが爺さんの
野菜畑。荒らされるは出来たばかりの野菜は持ってかれるわで、しかも
本格的な泥棒ではなく、いたずら半分で夜に忍び込み荒らしまわっている
らしい。入ってくるのも鍵付きの門からではなく、柵の隙間から。
腹に据えかねた爺さんは、その隙間にバラ線張って、そのバラ線外して
入ったら落ちるように落とし穴も仕掛けたらしい。
そしてその夜1時過ぎまで他の菜園利用者と菜園の見回りして、翌朝の5時。
菜園に行ったら地元のではないナンバーの車がエンジンかけっ放しで停車して
いて、バラ線は壊され、落とし穴にはDQNが落ちていたと。
爺さん、よっぽど腹に据えかねていたようで、一応藁敷き詰める程度の配慮
はしたものの、深さ3メートル以上で中が広がってのぼっても出れないよう
になった大規模な落とし穴を掘ったとのこと。
穴掘りは出征した際に覚えたとは言っていたが…、戦争体験者怒らせると
怖いな。
3mって結構な穴だなぁ
>藁敷き詰める程度の配慮
これどういう意味?
>>292
クッション替わりで大怪我しないでしょ?
犬の運子敷き詰めたり斜めに切った竹やらを上に向けて挿してたりしてないだけありがたく
思わなきゃ。
落ちた奴が怪我しても藁で堆肥を作るための穴だって言えるしね。
戦中派の武勇伝もう一つ投下
既に故人だが、友人の爺さんの話。
ニューギニアだかどこか南の方に出征していたそうなんだが、小さな部隊で
通信兵やっていて、幸か不幸か終戦まで米兵と鉢合わせしたことはなかった
そうな。だけど毎日定期便で米軍の偵察機がやってくるんで、その度に隠れて
やり過ごしていたものの、まだ食料も尽きず、血気盛んな頃だったので、
だんだん腹が立ってきたんだそうだ。
それである日爺さんの戦友が毎日定時にやってくる敵機に三八で一発撃った
そうだけど、まるで当たらず、敵機も気づかず。
それを見た爺さんが「だらしない、空飛んでる奴の狙い方を教えてやる!」
と翌日、今度は爺さんが三八で一発。どうやら見事に当たったらしく、
エンジンから細い煙が出たまま飛び去って行ったそうだ。
そして翌日もそのまた翌日も、米軍の偵察機は現れなかったとか。
報復が怖くなった小隊長の指示で、すぐに陣地を移動したそうだが、
結局終戦まで敵機を見ることもなくなったとか。
一方同じ頃に、やっぱり南方に行っていた> >>287 の爺さん
こっちは既に食料が欠乏し始め、隊長の許可をもらって付近に現れる野鶏を
三八歩兵銃で撃ったそうな(それが南方に出征して最初で最後の実弾射撃)
見事に命中したそうだが、爺さん曰く
「鶏、ぶっとんじまって食べるとこが全然なかった」とか。
当時最先端の抗生物質を軍からもらって元気になって返ってきた。
(下っ端のペーペーなんだけど。レントゲン取ったら結核の痕跡があるから嘘じゃないと思う。)
戦争は伝えられてる部分が全部じゃないんだな~と思った。
穴の底にもバラ線を敷いておけばよかったのに