友達に復讐した話
友達のなかに異常なくらい人のものを盗むやつがいたんです。
友達に復讐した話
友達のなかに異常なくらい人のものを盗むやつがいたんです。
よく友達の家に行ってはゲーム本体やソフトなどを盗んでたんですが、そいつしかそんなことするやついないわけですしすぐにバレて返してくれるのですが、そんなこといつまでも放って置けないということで友達数人でそいつを懲らしめてやろって事になったんです。
それで何の曲を鳴らすのかということになり、その時に設定することに決まったのがちっちぱいパンだったんです。
作戦決行当日
昼休み、ワザと外に遊びに行くふりをして別棟の自分のクラスが見ることのできる位置に移動。
そこにいき見てみるともう既に机の上からiphoneはない。
盗むの早すぎです、この間二分くらいしか経ってないのに……
そいつには罪悪感がないのかと、友達は唖然としていました。
急いでクラスにいき、クラスにいた人に机の上にあったiphoneは知らないか?と聞くと予想通りそいつがもって行ったらしい。
パスワードを掛けてるいるので中をいじられる心配はなかったんですが、やっぱり少し心配……おれのなんで。
チャイムが不安と興奮の入り混じる昼休みの終わり告げ、そいつも教室に帰ってきた。
手には俺のiphone。
おれにバレるとかそんなことは考えないのだろうか、本当に理解に苦しみます。
そいつに少し遅れて先生も教室に入ってきた。
授業開始。
iphoneは机の下に隠しながらいじっています、動きを見る限りパスワード解除四苦八苦している様子。
友達のほうを見るとノートに「作戦決行!」の文字が
その機を見逃す友達ではない、先生に見つからないように携帯を出して電話を掛けた。
その瞬間、そいつのiphoneからは音が……出ない…。
友達の顔からは笑顔が消え、その目線の先にはそいつがいた。
そして、iphoneに表示されている友達の名前を見て恐ろしい形相で友達のことを睨んでいた。
怒りたいのはおれの方なのだけど、この際そんなことは言ってられない。
俺たちの企てに気付いたのか気づいてないのかはわからないが持ち主であるおれのことも睨んでいた。
なにも出来ぬまま、授業は終わった。
先生が出て行った瞬間にそいつは友達のほうに向かって行った。
友達いわく、「授業中に電話掛けるなよ先生にバレたらどうすんだ、俺がiphone見てなかったらやばかっただろ」みたいなことを言われたらしいです。
是非ともそれくらいおれにバレることの心配もして欲しいものです。
そんなことでは友達はめげません。
最後の授業開始
友達を見てみると早速ノートには「作戦決行!!」の四文字が、おれが見たのを確認したあとに一生懸命書いた文字を消している友達がなんか可愛かったです。
そいつはもうパスワード解除を諦めたのかiphoneは机の中にしまわれていました。
友達のほうを見てみると、すごいニヤニヤしながら携帯を握っています。
すると数秒後、そいつのほうから着信音が!
「ちっちぱ……」
そいつの反射神経をこれほど恨んだことは後にも先にもこの時だけです。
そいつはすぐ様、襲いかからんばかりの形相で友達のことを睨みした。
これはヤバい、そう思い友達のほうを見てみると……、机に突っ伏して、なんかプルプルと震えてます。
きっと笑いを堪えていたのでしょう。
面白い
が、そいつの盗み癖はやばいな……
顔をあげるのを諦めたのかそいつは前に向き直る。
不自然な音が鳴ったからかそいつ付近の人たちはちょっとざわざわしています。
その直後
「ちっちぱい……」
油断していたのか反応がさっきよりも少し遅れるそいつ、すぐ様友達を睨むも友達はやっぱり突っ伏して震えていた。
そして、再び友達はiphoneにコール。
そいつは相当運が悪いのかマナーモードになってなかったらしく着信音が鳴った
「ちっ……」
そいつの反射神経ざ上がってきている!?
しつこい友達からのコールでそいつのまわりの人たちら「なんかさっきからなんなのあの変な音」とざわつきはじめる
全部流れるシーンはよ
そいつの付近の人がなにがあったのかを説明すると、「だれか携帯持ってきてるんだろ~、持ってくるならバレないようにしろって言ってるだろ~、いいからその音出したやつは携帯だせ」
その声には少し怒気を込もっていた。
これは名乗り出るまでやめないないだろうと諦めたのかゆっくりと机から携帯をだした、友達が
嫌な汗が流れる、友達はやっぱりニヤニヤしていた。
そいつは少し顔が強張っているような気がするし、なんかさっきよりもちょっと姿勢が良かった。
はい
そして、俺たちの聞きたかった音が机のなかかなら流れてくる。
「ちっちっぱいパン、ちっちぱいパンetc」
先生が近くにいるせいかiphoneを出すことができずに、ちっちぱいパンを机の中から響かせる。
なおも止まぬちっちぱいパン、友達は自分からコールを辞めるつもりがないのか、電話を切るのを忘れているの携帯を机にしまってみんなと一緒に笑っていた。
そこにはデカデカと友達の名前が書かれてたのでしょう、電話を切ってポケットにしまったあと教壇には向かわず友達のほうへ向かって行く。
先生「おい、ここにお前の名前があるんだがどういうことだ?」
友達「えっ?」
笑顔が一転、す~っと顔から血の気が失せる友達
友達「……いや、知らないです」
先生「そうか、おい盗っ人この電話番号に電話掛けてみてくれ」
そう言われた途端、青ざめた顔からさらに血の気が引いていく
盗っ人「できません」
先生「なんだおまえ友達のこと庇ってるのか?」
盗っ人「……」
先生「はぁ~、盗っ人と友達は授業のあと職員室にこい!、わかったな?」
友達、盗っ人「……はい」
盗っ人の癖になんか友達思いのやつみたいな雰囲気になっているのが少し、というか全く釈然としないがそのままこの話は終わり授業が再開された。
このあと、盗っ人の盗みも俺たちの計画もみんなバレてこってり叱られてしまいました。
お わ り
すごい曲だなw
こんな盗み癖のあるやつと同じクラスなんてこわいわ・・・
盗っ人は高校進学で別々になってしまったので今はどうなってるのはわかりませんが、結局盗みグセは直りませんでした、もう癖になってしまっているんでしょうね。
書き溜めがなくて遅いのに最後まで見てくださってありがとうございました。
1面白かったよ
俺も職場になんとかしたい奴がいるわ
本当に周りに迷惑かけまくりで何かあれば同僚のせいにする
ああいう奴はいつまでも変わらないんだろうな
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どうも、日本人難民管理人のナオコ(男)です!
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