※人死に描写有り、俺自身のクズ描写有り、長文胸糞注意
両親の他界後、別居していた妹が実家で餓死していたこと。
その身元確認で半ミイラ状態の死体を見せられたことがスレタイ。
妹は昔からちょっとおかしくて、
人とのコミュニケーションが上手くとれない子だった。
友達もほとんど作れず、いつも独りでいるような感じ。
発達障害とか何か原因があったのかもしれないけど、今となっては分からない。
成長するにつれそれは顕著になっていき、高校を中退してからは家に引きこもりがちになり、
たまにバイトに応募したりするも、初日で投げ出して無断欠勤、当然実家に電話がかかってきて、
母親が代わりに謝りに行き退職するなんてこともしばしばだった。
家族で何度も将来のことを話し合ったが、心療内科などの受診やカウンセリングは本人が頑なに拒み、
「自分は障害者じゃない!キチガイ扱いをするな!」
と激昂するばかり。
挙げ句は30歳を過ぎても
「自分は生まれてからずっとこの家で差別されてきた、両親は兄貴のことしか考えていない」
だの(実際は両親は妹のワガママや癇癪にかかりきりで、俺はお兄ちゃんなんだからと放置気味だったのだが)
「母親からイビられて生活してる、父親には昔から虐待され続けてる」
等の妄想ばかり主張するようになり、
俺も両親もほとほと困って生活していた。
長すぎエラーで怒られたので分割しますごめんなさい。
続き
そうこうしているうちに時が経って母親は循環器系の持病で亡くなり、
俺は仕事の関係で他県で一人暮らしをしていた。
実家には父親と妹が残る形になったが、
程なくして父親も肺を悪くして入院、
そのまま数年病院暮らしの末に他界した。
(両親の病気は本題とは無関係なので割愛)
父親が遺してくれた遺産は、生前に言われていた通り、弁護士さんを挟んで全て妹へ。
遺書も書いてくれていたので、これはスムーズに済んだ。
遺産とは言っても相続税非課税程度のもので、預金が僅かと実家の土地家屋のみ。
全てを妹に譲ったのは、両親がまだ健在だった頃に
「妹はあれではまともに生きていくことはできないだろう、兄のお前には申し訳ないが、俺達の残せるものはあいつに渡して、以後は一切関わらずに自分の人生を生きてほしい」
と涙ながらに頭を下げながら言われていたため。
俺も妹の面倒を見なくてはいいのなら、と何も不満は無かった。
法的拘束力が無いのは承知のうえで、
妹にはこれ以降の俺に対する接触禁止と、
どうしても暮らしに困ったら市役所に行き生活保護などを受けるようにという内容を文書にして伝え、
本人も自分の貯金と遺産があるので構わないということで、それ以降疎遠に。
次で終わります。
最後
それからまたしばらく経った去年、地元の警察から電話があり、
近所の通報を受けて実家で見つかった遺体が肉親かどうか確認してほしい、と。
俺としては「あぁ、やっぱりか」という気持ちしか沸かず、冷淡だと思われるだろうけど、全く同情の念は浮かばないまま身元確認。
叔父一家に手伝ってもらい小さな葬儀を上げ、ご近所にはこれまでお騒がせしたお詫びとご報告をした。
個人的には複雑な気持ちだったが、
家庭事情を知ってる叔父達にも諭され、妹は両親の墓に一緒に入れた。
俺は今まで自分の生活で精一杯だったが、
家族のことが済んでようやく少しだけ余裕が出てきたので、
以前から友人として付き合っていた女性とこの度生涯のパートナーとして暮らしていこうと、
結婚を前提に今年同棲を始め、来年には入籍予定。
もう三十路後半、アラフォーの世代になってしまったよ。
惜しむらくはちゃんとした親孝行ができなかったこと、孫の顔を見せられなかったことなど、心残りは沢山ある。
妹の件についても扶養義務が本来はあったのに見捨てたこと、何かいい方法は無かったのか今でも考えることがある。
妹が亡くなって(発見されて)1年が経ったので吐き出し。
一人語りの長文でスレ汚し失礼しました。
気分を害されたら申し訳ない。
別にクズなところは無いな
最後に笑って死ねるような人生を送ってやれ
それが亡くなった両親への一番の供養だ
仕方がないね
生きる力に乏しい人間はいる
いくら肉親でも自分の人生を犠牲にするわけにもいかんだろう
>>695-696
ありがとう、そう言って貰えると本当にありがたい。
パートナーからも俺に非は無いよと言われるが、
いざ亡くなると、どれだけの迷惑を被った相手とはいえ、打つ手はあったのではと思ってしまうよ。
これからは人生やり直すつもりで親に胸を張れるように生きていく、ありがとう。
>>694
お疲れ様でした
あなたはちょっと冷たいようにも思えるけど、過去にあった揉め事もからんでのことでしょうね
あなたはこれから家庭を築き、幸せになって下さいね。ただ、妹さんも生前は辛かったんだろうな。人の心のなかは誰にも覗き込めないもん
どうかご両親同様に、供養をしてあげて下さいね
仏様になったんだから。
門外漢だし実際これだけじゃ何とも言えんが統合失調症とかそれに類するものだろうか。
>>694や家族だけではどうにもできなかっただろう、でも、強引にでも診てもらう方法も難しいかもしれないがあったと思う。
そうすれば、もしかしたら妹さんも改善されたかもしれないし、今あなたが後悔に苛まれることもなかったかもしれない。
こういった精神的疾患は認知度も低ければ理解も得にくい。そんな中妹さんの為にあなた方は苦労を重ね、疲れてしまったんだろう。……それは、妹さんもだろうけどね。
あなたの選択は、肯定されるものではないけれど、決して否定なんて出来るものではない。
そんな中、妹さんについて折り合いをつけるのは自分の中でだけだろう。
まぁ所詮は他人事のたらればだ。不快にさせたら申し訳ない。それと長文失礼。
>>692
お疲れ様。
確かに冷酷と捉えられなくもないけど、
文字どおり「仕方なかった」って印象かな。
698の言うようにどうにか医療施設で見てもらうことができれば良かったんだろうけど、
例えば措置入院などは手続き的にも難しいから悩みどころだね。
もうお亡くなりになられているのだし、
心にわだかまりがあってもご両親のお墓参りのついでにでもいいから手を合わせてあげて下さい。
これから幸の多い人生を歩まれることを祈ります。
レスありがとうございます。
読みながら自分の心の整理をつけるのに、
家庭外から見たご意見はすごく助かります。
>>697
妹も辛かっただろうというのは拝読して改めて感じました。
当時は自分の生活第一で、厄介ごとしか起こさない存在のように見ていたので。
なかなか割り切るのは難しいですが、
>>701さんも仰る通り、これからは両親と同じように弔っていこうと思います。
>>698
お書きになっている通り、疲れてしまった、というのが事実です。
上のレスでは省きましたが、一度だけ総合病院の精神科に罹ったことがあるのですが、その時も
「医者は信用できない、私の話を理解しない」とそれ以降は突っぱねてしまいました。
もう少し粘り強く対処できていれば、と全てが終わった後になって考えてしまいます。
あまり長居するのはスレチだと思うので、これで消えますね。
レス頂いた皆様ありがとうございました。
>>704
今後の幸福を祈る( ´ω`)/~~
>>694
妹さんについては、それが天から与えられた寿命だったのさ
何も>>694が良心の呵責に苛まれる必要はない
もし、ご両親と妹さんに対して>>694なりの供養ということなら
>>694が愛しい人との新しい生活をとおして幸せになることだよ
これから
これからw
人生楽しんでいこうぜっ!