彼の職場に大量のパトカーが止まっていた。実は彼の会社内で、武器を持ったキチ●イが暴れていたらしく…

ちょっと思い出したので流れ読まずに投下

彼氏の職場に基地が日本刀持って侵入してきた時が修羅場だった

その日は彼氏の仕事終了後一緒に人に会う約束をしてて、彼氏との待ち合わせ場所に車で向かった

ちょっと思い出したので流れ読まずに投下

彼氏の職場に基地が日本刀持って侵入してきた時が修羅場だった

その日は彼氏の仕事終了後一緒に人に会う約束をしてて、彼氏との待ち合わせ場所に車で向かった

途中彼氏の職場の前を通るんだけど、職場の手前にパトカーが止まってた
なんだろう？と思いながらその時は通り過ぎた
ちょっと隠れるように止まってたし、スピードかシートベルト見てるのかと思った

でも職場通り過ぎた先にもパトカーがいた
さすがになんかおかしいと思ったけどその時はまさか彼氏の職場張ってるとは思わなかったので通過
その後も数台のパトカーとすれ違った

待ち合わせ場所で待ってたら彼氏から「いまどこ？」って電話が
早めに着いて待ってることを伝えると
「そっか、それなら過ぎてるな…じゃあ」
と言われて電話が切れた
かけ直しても繋がらなかった

しばらく待ってると、別の携帯から電話かけてきた（電池切れて借りたらしい）

「店（職場）に日本刀持った人が来て、警察の取り 調べ受けてるから行けない。
３～４０分くらいかかりそうだし約束の人の所には一人で行って自分が 行けないことを伝えてほしい」 と言われる

状況が全然飲めなかったけどとりあえず彼が来れないこと を伝えに行った
気もそぞろに話をしてるとまた電話
「30～40分では済みそうにない。警察署行かないといけないから家帰るかこっち来るかしてほしい」
と言われた

あまりに心配だったのもあって職場に行くことにした
お腹すいてるかもと思って大量の飲み物とおにぎりを買って行った
なんかして安心したかったんだと思う

お店ついたらパトカーいっぱいいるわ
警察官うろうろしてるわ
誰か怪我したんじゃないかとか不安になってたら彼氏が来た

特に怪我もなく一安心

一緒に警官もいた
普通の警官じゃなくて真っ黒なツナギみたいなの着てて、木刀を持ってた

警官は笑顔で 「すみません一応調書とらなきゃいけないんで彼ち ょっとお借りします。デートだった？ごめんね？」
とか茶化すように言ってくれて、感じのいい人だった（この後ずっとこの人にお世話になる）
店長にも「びっくりしたやろー！」とちょっと笑われた

滅茶苦茶焦りながら到着した私を安心させようとしてくれてたのかなあ、と思う

流れとしては

日本刀（鞘入り）持った変なおっさんが職場敷地内に来る
↓
彼氏が気づいて見ると頭上で刀を抜き放つ（この時点で彼は？？？？状態）
↓
不審者、敷地内に置かれてた商品などをあさり出す（やば い！変な人や！と気づく）
↓
近くにあった物壊しまくる（店長気づく 、即通報）
↓
お店にいたお客さんと店長、彼氏は鍵のできる奥の部屋に避難
（ここで私に一回目の電話）
↓
不審者扉開けようとガチャガチャ
暴れたのちどっか行く
↓
ちょっと離れたところで不審者御用

てことだったみたい

警察が不審者を取り囲んで取り押さえたらしい
覆面パトカーが来て、そこから棒を持った警官が降りてきて

多分、いざとなったら不審者と戦うつもりだったんだろう

不審者を挟み撃ちにする予定で覆面が来るまで道に警察が待機してたんだとか（途中私が見たパ トカーはそれだった）

彼氏がかけてきた最初の電話は
店の前を通った時にもし不審者を私が見かけたら車で突撃しかねない、という懸念からだった…らしい
気付かずに通り過ぎてたので一安心、そこにいろってことだったみたい

私よりは彼氏と店長の方が修羅場だったとは思うけど
それまで事件らしい事件や基地みたいな人と接する機会がなくて
実際には部外者なんだけどどうすればいいのかわかんなくてめっちゃ怖くて私にとっても修羅場だった

その様子見てか警察署に一緒に来てもいいと言われたのでついて行った
多分私もテンパってて冷静になれなくて、今思えばついて行くべきじゃなかったと思う

ちょっとここで待っててくださいね、と警察署の廊下の椅子で一人待たされた（彼と社長は調書を取られてた）
奥の方から基地が大声で喚いたり警官がそれを恫喝するような声が聞こえた

もう夜だったので署内も薄暗いし廊下には人の気配ないし
不気味だった

2時間くらい待ったのかな
一回、トイレに行く基地が前を通った

一瞬見て本能的に
あ、目を合わせてはいけない人やこれ、と思った
警官が3～4人で犯人を取り囲むようにして視界に入らないようにしてくれた
でも警官の肩越しから基地が
「お姉ちゃん、俺を助けに来てくれたんやろ～何か言ってや～」て言ってた

警官が、お前はあっちや！みたいに遠ざけてくれたけど
この時が私にとっては本当に修羅場
怖くて椅子でちっちゃくなってた

私、やっとそこで冷静になって
来ない方が安全だったのかも、と気付いた
その時は何が最善かわからないくらい冷静じゃなかった

調書取り終えて出てきた彼と買ってきたおにぎり食べてやっと心底安心した

開放されたのは夜の11時くらいだったかな

これで最後

後でわかったことだけど
基地が持ってた日本刀は模造刀だったみたい
多分脅して金取るつもりだったんじゃないか、と

奇しくもその日は、大阪で通り魔殺人があった日で
ニュースでその事件見て
もし基地が持ってたのが本当の刃物で
脅すつもりじゃなくもうちょっと違う目的で来てたら彼氏も殺されてたのかも…と思うとぞっとした

店長は被害届け（器物損壊かな）出して、基地はどっかに強制的に引越し
基地の知り合い？が届けを取り下げてくれと言ってきたみたいだったけど店長は突っぱねてた

被害が小さかったからか、店長が止めたのか
新聞にもニュースにもならなかった

以上が私の体験した修羅場です

いろいろ思い出しながら書いたら長くなってしまいました

こうして時間が過ぎて冷静になって書き出してみると
私の判断がアホだっただけでそこまで修羅場ではないのか？
という気がしてきました…( ´・_・｀)

長文乱文お目汚し失礼しました

もし犯人が麻薬かなんかで幻覚真っ最中だったら、
もしそれが真剣だったら、逆タラレバだけど本当に何人か殺してたかもねー
何事もなくてヨカッタヨカッタ

そういうキチガイは殺処分が無理なら、せめてダルマにして欲しいな。