自分語りだ。一段楽したんで投稿させてくれ
俺には小学生の頃からの幼馴染の女がいた
自分語りだ。一段楽したんで投稿させてくれ
俺には小学生の頃からの幼馴染の女がいた
最初の出会いは俺が転校生
初日周りのやつらに「アイツ女のボスだからお前やっつけてこいよ」
こういわれた俺ははじめいっぱつ女にビンタをかました
内心やってやったと思った瞬間
ビンタをされグーでさらに殴られ蹴りまで入れられた
とにかくそいつがこえーってのはわかった
中学、高校とこれといって特別なことはないが
普通に仲はよかった
高校の時に合コンもお互い幹事で開いたりもした
この辺は割愛
20でひょんなことから付き合うことになる
しかし俺の浮気がばれて女大発狂
これがもうすごい
相手の女に連絡するわ全てを巻き込んで共倒れ狙いでもいいと
とにかく全てをメチャメチャにしようとする
こんなことが3回くらい続いた
それも俺の浮気が原因
でもあえて言わせて貰うと別によその女達はこれといって本気じゃないし
ただ刺激がほしかっただけ
まあ別れたんだが腐れ縁なのか
付き合ってた頃と変わりない付き合いはしていた
ちなみにどんだけ幼馴染の女がキチかってーと
おまえそいつにだけはケンカ売っちゃ駄目だろうってやつにでも
果敢にくってかかっていく
負けず嫌いだ
やられたことは10倍にしてかえすようなやつ
そんなこんなで日々穏やかな日々は過ごしていたんだ
ある時女にガンが発覚した
末期で22で死んじまった
あっけなかったよ
死ぬ前にさ浮気は許さないし今度やったら殺すって言ったけど
自分が死んだら誰か相手みつけていいよって言った
ただその女が絶対にアンタを好きで裏切らないやつじゃなきゃだめ
おかしな女選んだら絶対に別れさせるわ
とか言ったんだ
俺は幽霊とかは絶対信じないタイプなんだけど
期待してるわ。頼むって言った
しばらくして前に連絡とってた女から連絡がきた
ずっと俺の事が忘れられなくてずっと好きだったという
俺の部屋に通うようになった前の女
ある時こういった
なんか最近○○くんの所にくると嫌な夢みたり体がだるくなったり
なんか変なんだ
と言い出した
気のせいだろと流したが
日に日に前の女は目つきが変わっていった
おれもうっとーしくなったし別に好きじゃなかったから
お前もう自分とこ帰れよといったが帰らなかった
ある日そいつ夜中に発狂して
女が!女が!!って喚きだしたんだ
話を聞くと女がすごい形相で出てけと首をしめるらしい
ぶっちゃけ俺はかまってほしくてそいつが演技してるのかと思ってた
いい加減すごいキ○ガイ女を登場させろよー
>>8
死んだ女がキチなんだよ
とにかくお前もう明日帰れよって言って俺は寝た
しばらくすると今度はそいつ泣き出して
ごめんなさい私子供がいるの
親に預けて俺くんとこきてた
ごめんなさいごめんなさいって聞いてもいないことベラベラ喋りだすんだよ
俺としては子供がいようがしったこちゃねーし早く寝させろって思った
始発でその女は帰ると俺の家をでていった
何度か仕事の営業先とかでお前のこと良いっていってる子がいてさ
って流れで紹介されたりしたけど言い寄ってくる女しばらくするとすぐに
俺の事を避けるようになっていった
何度かそういうのが続いたからまさかアイツ本当になんかしてんのか?
って霊とか一切信じていない俺がちょっと疑った
しばらく女がよりつかない生活が続いたが
ある日帰りの最寄駅で女に声をかけられた
電車でずっとみていていいなとおもっていたと言われた
ふーん。で?と言うとそいつはあたふたしていて黙ってしまった
ちょっと意地が悪い事したかと俺の名刺を渡して用があるならそこにメールして
といって帰った
次の日メールをチェックすると昨夜の女からメールがきていた
とりあえず飲みにいくことになる
一緒に飲んで話をすると意外なことにゲーマーで
漫画とかもけっこうコアなもの読んでた
ていうかゲーマーな事も漫画のチョイスも死んだアイツとちょっと被ったんだ
俺の方も彼女に興味を持った
付き合うまで時間はかからなかった
今まで好意を寄せられた女達には俺くんといるとなんか怖くて
とか言われた事が何度かあったからちょっと心配はしていたが
彼女から何か言われることもなく穏やかに時間はすぎた
彼女の妊娠が発覚して結婚することにした
出産日近く彼女は階段から落ちて救急車で運ばれた
お子さんももしかしたらと医者に言われた
その時俺はアイツの事が頭をよぎった
まさかアイツがって
結果を言うと彼女も子供も無事だった
子供の命が助かったのは医者には奇跡だといわれた
すげー安堵したのを今でも覚えてる
そして心の中で俺はアイツに彼女と子供には酷いことをしてくれるなと
強く願った
ちなみに腹切って子供は出した
男の子だった
彼女が目を覚ますとわんわん泣いてよかったよかったと大声で言ってた
子供の顔を見て本当に嬉しそうな顔をしてた
俺にはサルにしか思えなかったけど俺くんにそっくりだねって泣き笑いしてた
まあなんだかんだ順調に俺達はやってきた
ある日彼女にガンが発覚したが早期発見だったため今も生きてる
順調に子供もでかくなった
こっからが本題なんだが息子が免許を取って仲間と肝試しにいったみたいなんだな
ちなみに息子は19歳だ
どっかの森に入って不自然な柵で囲まれてるところに入ったそうだ
柵の中に入ってしばらく歩くと鈴のでかいやつみたいな音がしたらしい
息子達は音のするほうにいったようなんだな
今思えば馬鹿野郎って思うが俺ももし息子の立場なら霊とか信じてないし行ったと思う
そこで変なやつをみたらしいんだ
下半身が蛇みたいで上半身は半裸の女?みたいなのがいたと
一目散でにげたらしいが車についたときには一人はぐれたことに気づいて警察を呼んだようだ
警察と地元の消防団みたいなのと神職みたいなひとがきて
息子達はなんてことをしてくれたんだと大騒ぎになったようだった
見つかった息子の友人は目の焦点があってなく気が触れてしまったようだった
全員の親が警察に呼ばれ頭を下げた後○○神社に全員いくように言われ
息子達を叱る暇もないまま神社にいき非現実的な話をされた
あそこには禍々しいものを祭っていて力が弱まるのを待っているところなのだが
以前よりは力が弱まってはいるもののそれでもまだ自分達は封印できない
気が触れてしまった息子の友人は最善を尽くしてみるが最悪あのままもしくは連れて行かれるだろう
そして息子達も危ないというのだ
とにかく俺は霊なんて信じないからその場に飲まれている全員を見て
宗教にはまるやつらってこんなんなんだろうなとおもっていた
それから暫くすると息子が夜中に裸足で出歩いたり
外に出て垣根の所に顔をうずめて虫を食っていたりした
それをみた俺は流石に演技でこれはないだろうと焦った
嫁は泣いて俺に息子を連れてあの神社に行くか霊能者を探そうといった
お前霊とか信じてるのか?と言いかけたがあんな息子をみたら藁にもすがりたい
思いで神社に息子を連れて行った
息子は苦しがってゲロを吐きまくっていた
嫁が心配してかけよるとつきとばし
息子の声じゃない声で無駄だよおおおおおおおおおおおおおお
って叫ばれた
神主達が押さえ込んだが息子はそれをはねのけ神主達が読んでいた紙?みたいなものを
びりっとやぶいた
そして電池が切れたように倒れ痙攣をおこしていた
神主がこれは我々にどうしようもできないところまできているやもしれません
と言うんだよ。俺は目の前で起こったことがにわかに信じられなかった
その日の夜嫁がずっと手を合わせて何かに祈っていた
俺は息子が起き出してなにかしないか見張っていた
俺はいつのまにか眠ってしまっていた
その時夢にアイツがでてきた
「ねー俺、幽霊信じてなかったけど信じる気になったんじゃないの?」
こんな時にいうことがそれかよ
「○○(息子の名前)って俺に似てるよね。若いときのあんたみたいだwww」
うるせーこっちはそれどころじゃねーんだよ
「半分あんたの血が入ってるって事はまーあたしの子供であるみたいな感じだな」
お前何言ってんの?
「殺そうとしてるやつには殺そうと望まないとね」
キチ○イにはキ○ガイってか
「あたしはキチじゃないもん!!」
こんなやりとりがすごく懐かしく思えた
俺がこのキチガイ!っていうとムキになって違うってつかっかってきてさ
おまえ俺そうすればいい?
「てかあいつさちょっと調子乗りすぎだわな・・・・」
は?
ここで俺は目が覚めた
息子が唸りだした
息子の声じゃない声でお前はなんだ~って言ってる
ふざけるな・・・とかなんか一人芝居でもしてるのか?って感じで唸りつつ喋っていた
するといきなり息子が暴れて俺の首を絞めてきた
俺も年か!?息子の力にかなわないなんて思うほどの力だった
こめかみあたりがどくんどくんとしてる感じがして意識失いかけたときに
息子の手が離れぎゃああああああああああとわめき出し丸まっていた
嫁が部屋に入ってこようとしたが入るなそこにいろと静止した
息子はやめろやめろやめろとぶつぶついっていた
丸まりつつバタバタとごろんごろんしてぐぐぐぐぐとくぐもった声を出していた
気がつくと外は明るかった
時間の感覚がなくて息子に首を絞められてから3時間くらいたっていた
息子は寝息を立てていた
嫁はドアの前でずっと手を合わせて祈っていたらしい
息子が寝ている姿を見て抱きついて泣いていた
ちなみに俺は息子がおかしくなった頃から会社を休むことが多くなり
上司に相談して息子の気が触れたとも言えず退職届を出していた
その日は昼過ぎまで息子の部屋で嫁と3人で寄り添っていた
息子が目を覚まして泣きながらすいませんでしたと何度も呟いた
約一ヵ月半おかしかった息子だがその時はいつもの息子だと感じられた
嫁もいつもの息子だと感じたらしく泣きながら息子を抱きしめていた
息子に今までのこと覚えているか?と聞くと
断片的に覚えているし見ていたと
肝試しに行き蛇女がずっと一人でさみしかったんだよーと
歓喜しつつもすごい憎悪をもたれていたということ
嫁を突き飛ばしたことも俺の首を絞めたことも虫を食っていたことも
色々と覚えていた
その度に蛇女に謝りやめてくれと懇願していたようだが蛇女は聞き入れてくれなかったと
そしていきなり知らない女の人が蛇女の前にあらわれた
この辺は息子から聞いたのを会話形式で書いてみるわ
「そのへんにしておけやもう十分だろ」
「お前は何だ」
「親みてーなもんだよ」
ここで息子はご先祖様なのかと思ったようだ
「お前とは血の繋がりはなかろうに」
「それを言うんじゃねー」
とここで蛇女にグーパンをかましたようだ
「あ?関係ねーだろうが?あ?お前みたいにいつまでも辛気くせーような奴がガタガタ言うんじゃねーよあ?」
「小賢しい」
蛇女は下半身で女を締め上げた
なんか字で起こすと滑稽だな
蛇女に締め上げられつつも数々の暴言を吐き
噛み付き唾を吐き壮絶な争いを息子は見ていたようで
やられるにしてもお前も道ずれにしてやるからな
どんなになってもお前を必ず追いかけて見つけてぼこって
どうにかするまでは逃げないし消えないしやられるかと
とにかく鬼のような形相で蛇女とやりあってたみたいだ
息子はその長い長い壮絶なやり取りをみていたらしい
そして蛇女が根負けしたような形だったと
蛇女に未来永劫こいつらにかかわる者に一切近づくな
それを破ればどこにいたってお前を見つけ出して今度こそ歯向かう気が
起きないようにしてやるからな糞が!
とにかく口が悪い女が蛇女を撃退したと
俺はそれを聞いて幼馴染のキチガイのあいつだと確信した
口調がまんまそうだし負けず嫌いだしただで転ばないし刺されても一矢報いてから死んでやるって
やつだった
嫁が息子の話を聞くとさらに泣き出しありがとうございますありがとうございます
あの時も今も本当にありがとうございますと手を合わせて言っていた
あの時ってなんだ?と聞くと
出産間近の時階段から落ちた嫁がある女に声をかけられたんだと
あんたこんな所でなにしてんの?こっちいくと戻れなくなるよ
こっち。ついてきてと手を引かれたと。
気がついたら病院のベッドだったんだが
それとガンの手術をすることになったのも夢の中でとにかく産婦人科に行けと
すごい形相で言われたようでそれで病院にいったらガンの早期発見で無事だったと
俺はさあいつが死んでも泣けなかったんだよ
でもなんかすごく泣けてきてさ
あいつ死んでまでこんなに俺の事思ってくれてて
俺には勿体無いくらいの嫁も守ってくれて
大事な息子も守ってくれて
キチガイにも程があるだろうと思ったよ
とにかくすごい奴だったよあいつは
死んだ今でもすごいが
ちなみに蛇女が去った後息子は説教されたようで
二度とやばいところにはいくんじゃねぇ
ここやばいなってわかんだろうが自分が少しでもそうかんじたら調子にのらずに一人だけでも帰れ
それと蛇女の所にはあとで謝りに行け
お前らが悪い。あたしもいってやるから全員集めて謝りに行け
と言われたようだから全員の家に声をかけて神社に寄り事情を説明し
神主にも来て貰い謝罪しにいった
息子の友人は謝罪してから1週間弱で元の友人にもどったようだ
神主はあれに障られて無事だった人がいるのは本当に運がいいってれべるじゃねえってことを言われた
神主曰く息子は何か強い何かで守られてると言っていた
とにかく無事に全てが終わった
俺がもし寿命で死んだらさ絶対あいつが迎えに来ると思ってる
そういう女だって分かってる
あと新しい仕事先も決まった
前職よりもいい所に決まった。これもなんとなくだがあいつのお陰かなと思ってる
長々と語らせてもらったがこれが夏にあった話
お前らも肝試しにはきをつけろよ
知らなかったわwwwwwwwwww
会社の電子メールだぞ?
携帯じゃないからな
良い話だ 目から水が出そうだ
見てくれた奴はありがとうな