中学校で舌ピアスとか口ピアスを開けて相当いきがってた俺。でも、高校はそれなりの進学校へ行った。
本当にやった復讐 5
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周りのみんなは底辺高校へ。俺はそこで浮くまいと地味系にして通うことに決めた。
見事にぼっち。シカトとかではなく、俺の存在が見えてないみたい。一人って浮くから、野球部の奴らに囲まれたり、フリスクかけられたりした。
担任の先生も見て見ぬふり。
今考えれば、それはそれで良かったと思ってる。苦しかったし、つらかったけど優しくしてくれる人も居て、色々考えさせられた。
ちょっと話がずれたが、いつも単独で俺を攻撃してくるMって奴がいた。(こいつは野球部ではない)
掃除の時間、出席番号が近かったためにいつもそいつと同じ掃除場所で、最後の後片付け(机を全部元に戻して窓を全部閉めてカギを返しに行く役)
を絶対俺に押しつける。
「後は、あいつにやらしとけばいい」って皆と一緒に帰って行っちゃうような奴。
調理実習の時、俺にいつも片づけを押しつける。女好きで、色黒でブサだったけど女の子に良い顔見せようとして、俺をこき使う姿勢がなんとも腹立たしかった。
俺ずっと一人だったから、あいついつも一人だよなとか人を批判して自分を強く見せようとする奴だった。
俺はMも野球部も含め我慢してたけど、もう無理ってなってクラスの人気者の男子が洗面台で髪直してるときに横で舌ピアス付けて教室に戻った。
今考えれば幼稚な方法だったけど、そこからクラスのみんなが君付けで呼ぶようになって時間がたつと仲のいい友達もできた。
一方Mは最初華やかなグループに居たんだが、段々地味な方へ流れて行った。
そうなっていく過程で、俺にMが取り巻く時期があった。
つづきます。
続き
Mは俺に移動教室や昼食、トイレまで誘うようになった。
最初はそれで良かった。俺に対するMの誤解が解けたんだと思った。
でもある日「ごめんな」とMが言い放った。最初は何のことか理解できなかったんだが、その一言でチャラにしようとしたMがどうしても許せなかった。
そうこうしているうちにMは一番地味なグループになり、俺はMが一番初めに居たグループと行動をともにするようになった。
その年度のバレンタインの日に俺は一計を案じてMの机の中にサブアドレスを書いた紙を入れておいた。
で、そこからMとのメールの日々。正直メールの内容が気持ち悪い。
陰部の写メが送られてきたり、返信を返さないと催促のメールが来たりする。
メールの内容も、ここでは言えないようなことばかりだった。
それをクラスの女の子に触れ回った。協力してくれる女の子も現れて、三人がかりでそいつとやり取りをして、クラス中に配布してやった。
最終的に、Mはクラスのトップオタ(いつも一人で絵を描いてにやにやしてるやつ)と一緒に行動するようになった。
基本的にはジャン友と呼ばれて、毎週月曜日の朝に持ってきたジャンプを読まれる役だった。(持ってきてないと舌打ちされる)
昼休みには食堂に誘われて全部支払わされたり、Mが持ってきたお菓子を配られたりされるようになった。
女子からの総スカンは当たり前で、席が横になると泣き出す子が居たレベル。担任の先生に相談した女の子が居たらしくて、担任もそいつを嫌って女子に配慮してた。
俺は、友達もできたしMが堕ちていく様を見て含み笑いしてた。
今はそいつは専門行ったとか辞めたとか聞いた。俺はそれなりに頭の良い大学に入って今楽しんでる。
お前敵に回したくないタイプだな( ゚Д゚)
やり過ぎともとれるが嫌いじゃないぜ
申し訳なく思ってなさそうで清々しい
イジメに被害者が反撃すると問題扱いされる
なら反撃せずに耐えろというのか・・・
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