267: おさかなくわえた名無しさん 2012/08/06(月) 01:48:10.31 ID:OcmXnttR
伯父さんは仕事と言えども深い傷に触れる仕事はやっぱり自身もつらい気持ちがあるから、少しホッとしてお宅に上がらせてもらいました。
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そして愛想のいいオバチャンが2人を紹介してきて、やっと被害者のお父さんお母さんと分かった。2人とも実年齢は五十代前半、でもすっかり老け込んでます。
オバチャンが慌ててなだめてもお父さんは耳に入らないのか、玄関に裸足で飛び出して『愛~?どこさいったのー?お父ちゃん探してるよ。愛ちゃん、暗くなるよ?帰りなさい』と緩やかに道路に叫ぶ。
それを聞いたガリガリのお母さんはケラケラ乾いた声で笑い、『うちのシト、おっかしいでしょ?まあだ3時なのに娘さ探して駆け出してさ時期帰ってくんのに。』と遠い目をして言う。目は笑ってなかった。
伯父さんとオバチャンでどうにか家へ引き戻し、オバチャンが
『うちの愛が死んだ?!嘘だよ!愛は死んでない。父ちゃん行ってきますって朝ご飯食べて元気だったよ。』死んでない死んでない!っと頭をかきむしって床に崩れて泣き叫ぶ。
『愛は赤ちゃんときから外が好きだったからね、こうして何時間も外で遊んでるんですね。今どこだろね?』とお母さんは伯父さんを見つめながら遠い目で言った。伯父さんは胸が引き裂かれる思いでやりとりを見ていた。気がつくと泣いてて、それを見たお母さんが
お父さんはほぼ毎日定刻に娘を探しだし、そして取り乱す、もしくは寝込んでしまう、
お母さんはもう現実を受け入れることすら出来ずにただひたすら待っている、帰るものだと思っていて、あの日から時が止まったまんまだ。
毎日、毎日、毎日、娘があの日食べた朝ご飯のメニューを作って食卓を取り囲み、後は1日中、娘を待つ。お母さんは、娘が赤ん坊のときに肌身離さなかったガーゼを毎日何度も手洗いして干す。
お父さんは、ひとしきり騒ぐと赤ん坊のように指を加え空を見つめる。これが被害者遺族の現状なんだと伯父さんは心を打ち砕かれた。幾度かカウンセリングを行い
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長かったね、ゴメン。昨日が夫妻の命日だったから感情的になってしまった。仮名だったりボカシたけど、伯父さんから聞いた衝撃実話です。
本当に被害者遺族の実状を知ったら殺人なんて起こらないよと、泣きながら話してくれました。
私も本当にそう思います。スレ汚しすいません。
なんというか、「ネタであってくれ」って内容だな
見たことも、たぶん聞いたところで名前すらわからないだろう犯人が
インターネットでID:OcmXnttRの文章読んだだけの私にですら許せないし
残されたご両親や、ご両親を見守る周りの人(含ID:OcmXnttR父)を考えるとかなしい
死刑反対なんか寝ぼけんなって話だな…
それ自分も気にかかってた
もしそうならもうほんとに何もいえぬ・・・・・ただただ痛ましい