数年前の修羅場。当時私は実家を離れて下宿中の学生。
4つ年上の兄は大学卒業後就職し独り立ち。
兄は実家から電車で一時間くらいの場所に住んでました。
夏の長期休暇で帰省した時に、久々に休みが合致した兄に珍しく食事でもしないかと誘われました。
なんでも兄の恋人のAさんが前々から私に会ってみたいと言っていて、それに影響されたのか何故かA姉さんも私に会いたいと言い出したので、四人でランチでもということらしい。
で、ランチ当日。
早めに待ち合わせ場所に着いて待ってたら、兄とAさん姉妹登場。
近づいて、挨拶しようと名乗ったら、いきなりA姉さん号泣。
なんかもう「ウグッ…ウググッ」とか言って泣き声は抑えてるんだけど代わりに鳴き声がしてて、
夏だし暑いから涙ですぐメイク融けちゃうしもうなんだかすごいことに。
私も兄もビックリしてたら、Aさんが「ごめんなさい、少し待って」とお姉さん連れて一時退場。
その後色々あって結局ランチはなしになってお開き。
続きます
続き
数日後、あれは結局なんだったの?と兄に訊いたら、
A姉さん、私を男だと思ってたらしい。
んで、妹経由で仲良くなってあわよくば自分の恋人に!年下彼氏!
ってすごい期待してたのが女だったのにショックを受けてしまったそうで。
確かに男女どっちでも通じる名前で、
Aさんも私の話題を出す時は○○さんって名前で呼んでたらしいですが、
A家族の間で私を話題に出した当初は
「彼の妹さんね、○○さんって言うんだけど~」って話してたらしいのでいつから勘違いしたのか謎。
まあ理系で院試勉強中、一人暮らし、目立った趣味がハンググライダー、射撃、ギター、
模型作りと男っぽいし、聞き流しながらだったら間違えてもしょうがないのかも。
周囲にあまり理解者がいないから話さないだけで、テディベア作りとかも好きなのですが。
数年経った今、兄とAさんは結婚して家庭を持ってます。
A姉さん暴走の一因はA両親からの
「三十路そろそろ結婚しろせめて相手を見つけろプレッシャー」が凄かったからだそう。
(当時私23・兄27、Aさん26・A姉さん30)
A姉さんとは騒動のあと少しずつ話してみたら、案外気の良い人で仲良くなることができました。
私に影響された趣味がきっかけで交際を始めた男性からこの間プロポーズされたらしいので、
許可をもらってカキコ。
他の方に比べると小さな修羅場ですが、小心者の学生からしたら
「婚約寸前の兄恋人のお姉さんに号泣されてしまった!
私が何か失礼をしたんだろうか?これで兄とAさんが別れることになったらどうしよう!」
って暫く気が気じゃありませんでした。
まこと乙!
>>226
乙でした
ちょっと笑っちゃったけどww
30にもなって
> んで、妹経由で仲良くなってあわよくば自分の恋人に!年下彼氏!ってすごい期待してた
なA姉は普通に考えたらキモイけど、当時は相当なプレッシャーだったんでしょうねえ
なんにしても丸く収まって良かったね
「めでたしめでたし」
乙でした。
この際「まことちゃん」でいいよ