書き溜めてないし酒飲んでるから書くの遅いけど
まじかー!それじゃ休み明けは早く出勤しよう!って事で普段より1時間早く家を出たんだわ
掃除とかしつつ休みの間にどれだけ仕事進んだかなー?ってチェックしてたんだけど
玄関の扉が開く音がして「すみませーん」って聞き覚えのない声がしたんだ
扉を開けると坊主頭の若い男が立ってた
多分年齢は20代だと思う
俺の顔を見たら「今日からお世話になります!○○と言います!」って元気良く挨拶するから
今時珍しい好青年だなーなんて感心してたんだよ
社員やバイト達が出勤してきた
新人君の紹介をしていると仕事の時間なったので俺は自分の仕事をしつつバイト君のフォローをしてたんだ
面接担当の先輩の机に向かった
本来なら新人に仕事を教える俺の机に置いておく約束なんだけどなぁ…と思いながら先輩が履歴書を入れてるであろう机の引き出しを開けた
もしかしたら他の社員に預けてるのかな?と思い聞いてみると「知らない」という答えが返ってきた
まあ、本人が出勤してるんだから履歴書なんて必要ないか!と探す事をあっさり諦めた
この先輩がバイトの面接する人で、俺にLineを送って来た人なんだけど
「おはよーございまーす」って入ってきたと思ったら俺の方を見て一瞬でも動きが止まった
正確に言うと俺の隣に座ってる新人君を見て止まった
俺はそれを見て、あれ?っと思ったが仕事中だし後で聞けばいいかとスルーしようとしたんだが
すぐ先輩からLineが飛んできた
「あのさ、隣に座ってる人って誰?新しい人?」
なんでかっていうと、その先輩はつまらない冗談とかすぐバレる嘘を付く人だったから「自分が採用した人を忘れるなんて酷い人だww」って返信したんだ
「ミーティング室で話す」
先輩からの即レスで俺はこれはマジっぽいのかも…と不安になりつつミーティング室に向かった
俺がミーティング室に入ってすぐに先輩も入ってきた
「あれ誰?1が採用した子?今日来る予定のバイトって女の子だぞ!?」
入って来るなり先輩がまくし立てた
俺は焦りながらも
「もしかして、その子って机の引き出しに入ってた履歴書の子ですか?」
と聞いた
すると先輩は
「履歴書見たのかよ!見たのに別人いれるなよ!」
「いやだって本人が今日からお世話になりますって言うし…」
俺はそう言いながらもヤベーなと焦っていた
ま、そこから先輩との罪のなすり付け合いがあったけど長いから割愛するw
しかし、来るはずのない男の子が今会社にいる
正体が何かとか今はどうでもいい、俺と先輩はどうにかして会社から坊主君を追い出さないといけないという結論に達した
俺達がミーティング室で話し合いをしている間に昼飯タイムに入っていた
何人かは会社で弁当を食べていたんだけど、問題の坊主君の姿が見えない
坊主君の近くの席にいた人に聞いてみると、コンビニに行ったと教えてくれた
坊主君が帰ってきたら俺と先輩で話し合いをしようということになった
無能すぎて草
正直、俺はとんでもない事をしでかしてしまったという絶望感で飯を食う気力もなかった
段々と休憩時間が少なくなってくるのと同時に俺の胃も痛くなっていった
しかし、コンビニに行ったという肝心の坊主君が全然帰ってこない
別の場所で飯を食べてるのか、コンビニに行かずに飯屋に入ったのか分からないがとにかく帰ってこない
というか、そのままトンズラしてしまいましたとさ
おいまい
あの坊主君は何が目的だったんだろう?と先輩と色々考えたけどしっくりくるような答えは出なかった
他社のスパイはありえない、まずうちの会社はスパイを送り込むような価値は無いw
過去に面接したけど不採用になった奴の仕返し?
面接してるのは先輩だけど全然見たことないらしい
ちなみに、本来来る予定だった女の子は出勤日を1日間違えてたらしく27日に来るらしいw
結局女の子も現れなかったの…?
何か会社のものは盗まれてなかったの?
女の子はどうしたの?
>>23
日付変わって今日現れるらしいw
>>24
盗まれた物はなかったし、データを抜かれたりも無かったよ
女の子については上を参照
そして新人の女の子に色々教えている内に恋が芽生えて…
女の子の兄貴が坊主君だったら壮大なストーリー過ぎて笑うけど
それはないだろう
もしかしてユーチューバーかも?って思った
流石に手にカメラは持ってなかったけど、カバンに仕込んでたら分からないからな~
「採用されてない会社に新人バイトとして出勤してみたww」
ツベに動画上がってたらムカつくw
今日というか昨日のできごとなのか
そうなのよ、問題は26日に発生したのよ
どう対応していいか悩む
また何か進展あったらこのスレで報告するかも
なくてもレスするかもw
>>34
正体を聞くしかないじゃん
で、今日もまた坊主くんが来たりして
昨日来たのが実はその女の子で
抗がん剤飲んで外見が変わっちゃってたとか
寝ようとしたけど酒が回って寝るに寝れないw
>>36
どんな答えが返ってきても引く自信あるわw
>>37
治療中に面接来るなよw
ま、名前全然違ったから安心して
眠くなるまで思い出した話を書いていくんで暇つぶし程度に見て行って
あっ、名前は聞いてるんだ
タイムカードに名前書かないといけないからね
もう何年も経つのに未だに覚えている濃いキャラっていうのが何人か存在してる
その中でも俺が1番最初に面倒を見ることになった女の子の話をしよう
それが新人バイトの教育である
うちの会社はPCがある程度使えないと仕事にならないのに
PCに触った事がない人でも大丈夫!と求人広告で書いてしまう会社だ
で、今回の主役はめっちゃくちゃ可愛い女子大生だ
初めて新人教育する俺としては、嬉しいやら緊張するわでかなりテンパってた
俺としては1番最初に担当する新人バイトがAちゃんで本当に助かってた部分があった
Aちゃんの初出勤は何の問題も無く終わり、次の日になったんだけどここで問題が発生した
それに俺が気付いてAちゃんに指摘した
指摘の仕方も出来るだけ優しく柔らかく
「ここは○○じゃなくて◻︎◻︎で~」って感じだったのにAちゃん何故か号泣w
目に涙を浮かべるとかそんなレベルじゃない、完全号泣してた
その2人を見た女性の社員の方Bさんがフォローに入ってかれた
「どうしたの?何か難しい所でもあった?」
しかしAちゃんにはその言葉すら届いていないw
完全にどうしたらいいか分からなくなった俺は、とりあえず飲み物の用意をしよう!と立ち上がった時
Bさんが仕事部屋からAちゃんを連れ出してくれた
2人が出て行ったと同時にバイト達がザワザワしだした
「なんで泣いてるの?」「メンタル弱くない?」
こういう時って女の子の方がキツイ事言うw
それから何分か経ってBさんとAちゃんが戻ってきた
Aちゃんは泣き止んでおり、俺は一安心した
Aちゃんは俺に「泣いてしまってごめんなさい、初めてで緊張してまして…」というので
「俺も同じで緊張してるから気にしないでいいよ」と答えて中断していた仕事の続きに取り掛かった
あー訂正しないといけないけどまた泣かれたら…と思うと指摘出来ないw
ここは見て見ぬフリして後で俺が修正しようと考えているとAちゃんまた間違えてるw
これはいくらなんでも指摘しないとダメだと意を決して
Aちゃんに手を止めてもらい、間違えた箇所を確認させる事にした
全く間違いに気付いていない…さっき同じような間違い指摘されたのに
待っていても拉致があかないので俺がさっきよりもオブラートに包んだ表現でさっきと同じような間違いをしている事をAちゃんに伝えた
あ、これはヤバイかも!と思った時には遅かった
突然立ち上がったAちゃん、意味不明な言葉を絶叫!
目からは涙、鼻からは鼻水、口からはよだれを垂れ流しながら絶叫しつづける
そして自分の荷物を掴んで物凄い勢いで出て行ってしまった…
ここまでくると俺は追いかける気になれなかった
Aちゃんが会社に居た時間は1日と1時間ちょっと
ちなみにこの記録は今でも破られていない
次の日にAちゃんのお母さんからお詫びの電話があったんだけど、全く悪びれる様子もなく笑ったな
あと、Bさんの話によるとAちゃんは両親に怒られたりしたことが1度も無かったらしく
優しくとはいえ、間違いを指摘されるなんて経験が今までなかったんじゃないかということだった
そのままバックレ?
イエス!
Aちゃんのお母さんの電話では辞めるとは一言も言ってなかったけど来なかったよw
>>56
どうやって社会生活を送っているのか気になる
学校とか大丈夫だったんだろうか
大学でも浮いてたと思うよ
顔は可愛いからモテるだろうけど同性からは嫌われるタイプw
さすがにこんな時間だから寝るよ
今日の結果もどうだったか教えてね
ただいま
飲み会が終わってやっと帰ってこれた~
結論から言うと坊主君は来ませんでしたw
ま、そりゃそうだろって感じだけど
今ぜんぶ読んでみたが、
普通に泥棒じゃねえかなと思った。
泥棒目的だったのかねー?
うちの会社は金目のもの無いのにw
お疲れ様~結局誰だったんだろね?
タイムカード作ったなら口座とかも登録準備していたの?
どこかに「バイト初日間違った職場で働いてた」って坊主くんもいるのかもね?
お疲れです
坊主君が何者か分からないままだけど先輩がいうには
うちの会社が出してる求人を見て脳内で勝手に採用されたと思い込んでしまった痛い人だったんじゃね?って事でした
本人から聞かない事には本当の事はわからないけど
うちの会社は研修期間中は給料手渡しなんですよ
研修期間が終わると銀行振込になるけど
だから坊主君に口座の確認しなかったけど、もししてたら坊主君焦ったのかな?w
そんなことより女の子の話を聞きたいんだよ
女の子はどうだったんだよ?おはよー
出勤日をいちんち間違えるドジっ子の話、はよ!
それにドジっ子は事務員さん(推定年齢48歳)で十分間に合ってるからもう要らないw
同じビルの上の階に坊主が通ってたりしたら笑うよな
同じビルでもフロアが違うと全く接点無いからな
同じフロアでも軽く会釈するくらいでお客か会社の人かも分からないし
女の子の容姿とか雰囲気とか色々ないのか
教育係じゃないの?
何を期待してるのか分からないけど多分他のスレに行った方が幸せになれるよ
>>81
あんまりだったのか
ブスだったかぁ(笑)
スレタイ見てくれ
俺はスレタイと関係ないバイトの容姿とかネットで書くつもりはないんだよw
>>84
可愛い女子大生の話とかしてたからてっきりそういう話もしたいのかと思ってたよ
すまん
流れを変える為にスレタイに沿った話をしよう
何年前か忘れてしまったけど新しい女の子のバイトが採用された
もちろん俺が仕事を教える事になったんだが、教え始めてから3~4日経った時にベテランバイトのCさんから「あの子なんかヤバイっぽいですよ」と言われた
あの子とは新人の子の事なんだけど、何がヤバイのか分からなかった俺はCさんに詳しく話を聞いた
めっちゃネタ豊富やん
それを聞いた俺は軽く寒気がした
普通に仕事を教えてるだけなのにどこでそんな勘違いをする要素があったのか全く理解できなかった
一応Cさんに「俺があの子を口説いたり言い寄ったりしてるように見える?」と聞いてみた
Cさんは「いえ全然見えません」と言ってくれて俺は少し安心した
話が面白くて楽しい
1モテそうだな
教えるの上手そうと言うべきか
あるある
そこで俺はCさんに勘違いしていると新人の子に伝えて欲しいと頼んだ
俺が君の隣の席に座っているのは好きだからじゃなくて仕事を教える為なんだよと
ちなみにCさんはバイトの中でも1番長くリーダー的な存在なのでCさんに任せていれば丸く収まるだろうと考えていた
仕方なく出勤した俺は新人との距離を必要以上に取り、最低限の指示しか出さないようにした
Cさんから新人には昼休憩の時にあの話をしますとLineが来ていたから
とにかく昼休憩までの辛抱だと耐えた
そして、昼休憩になるとCさんと仲のいい人達は新人に声をかけて出かけて行った
俺はそれを見ながら「すまん!Cさん、今度昼飯奢るから」と心の中で呟いた
問題は解決するだろうと安心していた俺だったが中々戻って来ないCさん達が気になっていた
いつもは早めに戻ってきて会社内で喋っているのに休憩時間が残り僅かになっても戻ってくる気配がなかった
「Cさんと新人が喧嘩してるんで止めてください!」と
マジか…予想外の展開に動揺しつつ場所を聞いて直ぐに向かった
場所は会社から近い店だったんだけど、物凄い取っ組み合いの喧嘩かをしてるCさんと新人w
その間に割って入った俺は白々しいと思いながらも分かりきってる喧嘩の理由を聞いた
「この人が私を陥れようとしてるんです!」
と、興奮しながら答える新人
それを聞いたCさんが摑みかかろうとしたが俺が止めて新人に話の続きをさせた
「私が1さんに狙われてるって他の人に言いふらしたって聞きませんでした?」
「私そんな事言ってません!全部この人の作り話です!」
この瞬間、昼飯がリバースしそうになるくらい目眩がしたw
Cさんが女性ならまあそうなるわな
吐きそうになるのを堪えながらCさんの顔を見たんだがこの時の顔が感情が死んだような表情でめっちゃ怖かった
それと同時にCさんが俺にありもしない嘘を教えてきたんだと分かった
とりあえず、Cさんとその仲間達は会社に戻らせて新人からどうしてこうなったのか経緯を聞く事にした
ちょくちょくレス付いてるけど後から返す~
新人の話では、最初はCさんグループに声を掛けてもらったりして優しかったらしい
ただ2日目に昼飯を誘いを断った後から急に無視されるようになったんだとか
で、知らない間にありもしない話を流されてしまった
そして、今日になって面と向かってウザいから辞めろと脅迫してきたってのが新人の話だった
普通ならこの話を鵜呑みにするのは良くないんだがCさんの能面の様な顔を見た後なら「あいつならやりかねない」と思ったよ
帰るなら荷物は俺が取ってくるからと言ったら「会社に戻ります」と
根性あるなと思いつつ2人で会社に戻るとCさんは何事も無かったかのように仕事をしていたw
こいつ違う意味で根性あるなwと感心しつつもCさんを呼び出した
この時「え?何かな?ちょっと怖ーい」と白々しい演技を今でも忘れられない
別室へと移動してすぐCさんが
「私クビになるんですか?」と聞いてきた
気にする所そこかよ!って心の中でツッコんだ
「昨日1さんに言った事は全部嘘です」あっけらかんと悪びれる事なく答えた
その理由は新人を追い込んで辞めさせる為だった
Cさんは諦めたのか、今回だけじゃなく過去にも気に入らないバイト(女の子だけ)を虐めて辞めさせてた事まで白状した
今回俺を巻き込んだのは、自分達のグループだけで虐めているといつかバレる可能性があるから
俺の性格からすると本人(新人)に直接誤解を解かないで人を頼るであろうと推測された上で選ばれたんだとか
これがラスト
ここまで聞いて頭が痛くなってた俺は早く帰りたい気持ちで一杯だった
でも最後に確認したい事があったからそれを聞いてみた
「なんで虐めようと思ったの?」
「年齢を聞かれたから」
おしまい
なぜ新人さんの主張を信じたの?
Cさんの無表情から判断?
Cさんの目的は何なの?
女性って、怖いですね…
お疲れ様
たぶんホントは違うんじゃないかな?
Cさんは>>1のことを…
>>99
そうだね
普通、デタラメ言われたら怒ったり何が反応するのに
全くの無の表情だった
>>100
話のオチを先に聞くんじゃないw
>>103
ホントに怖い…
仕事出来る人は多いんだけど、すぐ派閥作りたがるし…
>>106
Cさん彼氏居たよ
会社の忘年会に友達連れてきても良い事になったら彼氏連れて来てたし
>>96
> 「私が1さんに狙われてるって他の人に言いふらしたって聞きませんでした?」
>>1や周りを騙すのは分かるとして、どうしてわざわざ新人さんにネタばらし?したんだろね?
冥土の土産的なやつかな??
私がこんな噂を流したからもう会社に居場所ないよって事で言ったんじゃない?
>>110
なるほど恐ろしい((( ;゚Д゚)))
俺の憶測だけどCさんなら言いかねないw
Cさんはこの騒動が起きてから1ヶ月ほど会社に在籍しておりましたw
次の仕事が見つかるまで居させて下さいって社長に頭下げたらしいけど
Cさんのほうが嘘ついてたのか
ベテランで仕事に関しては信頼してた分驚きだが1からすれば変に利用されててきついな
その新人の子も今はいないの?
カオスだなw
>>114
頼りになるけど信頼はしてなかったなw
バイトの癖に支持されるの嫌がるし扱いが難しい人だったよ
>>116
あまは居ないけど約一年くらいは頑張ってたよ
>>117
女が多い職場は多かれ少なかれトラブルあるんじゃないかな
坊主は新しく来た彼女の彼氏だと思うよ
>>120
面接官が朝から出社してたらどんならんやん。
上の階の会社の新人だよ
ほんこわwwwww
飲み会から帰ってきた~
メンツは会社の社員連中だったんだけど、そこで面白い話を聞いたから書いてみる
俺がバイトから社員になって間もない頃の話だから
相当前の話になる
ある日、1人の男の人がうちの会社に面接を受けにやってきた
当時面接を担当していた先輩(今まで何度か登場してる人とは別人)が面接を終えて戻ってきた
手には履歴書と別の紙の束の様な物を持っていた
そして仕事が終わり変える支度をしていた俺に先ほどの先輩が声を掛けてきた
「これ一応みておいてくれる?」
てっきり仕事に関するものだと思って受け取ったのは履歴書と謎の紙の束だった
説明しておくとうちの会社はどんな人が面接を受けたか社員は履歴書に目を通す事になっている
おじさんだという意外は特にインパクトはなかったから
ただ、履歴書と一緒に渡された紙の束はかなりの破壊力があった
その紙の束はおじさんが書いた小説で、自己アピールの為に持参してきたらしい
面接をした先輩の話によるとそのおじさんは仕事内容や会社について全く質問することなく、ずっと自分が書いた小説の話をしていたんだとか
すると先輩は「ないない、不採用」と言った
うちの会社はバイトの採用・不採用は面接をした人間が決める事が出来る
採用の場合はその場で告げるが、不採用の場合は
「採用の場合は一週間以内に連絡します、もし連絡が無い時は不採用ということでお願いします」
というのがお決まりのセリフになっている
おじさんは残念ながら不採用となってしまった
ここまでは俺が知ってる話でここからが今日の飲み会で聞いた話になる
自称小説家のおじさんが面接を受けてから8日後、突然会社の電話がなった
事務員さんが電話をとったんだけど、すぐに先輩に代わってほしいと言ってきた
先輩が代わると電話の相手は物凄い勢いで言葉にならない言葉をまくし立てた
声を聞いた先輩は直ぐに自称小説家のおじさんだと気づいた
ほんでほんで?
面接時に渡した小説を返せという事だった
不採用が決定していたのでおじさんの履歴書は既に処分済み
なので、住所を教えてくれたら郵送すると伝えると面接があるから今すぐ必要だ!郵送では間に合わない!とおじさんはかなりご立腹の様子
最初は家まで持って来いと言われたんだけど、先輩がそれは無理だと伝えるとおじさんが取りに来るという事で決着が着いた
おじさんから電話があって1時間くらい経った時、入り口のドアがバーンと凄い音をたてて開いた
慌てて先輩が入り口に向かうとおじさんが鬼の形相で立っていた
別にこっちは悪くないが謝りながら小説を渡すとおじさんはそのまま仕事場のドアを開けて入っていった
「あー本当に時間の無駄だったわ、こんなクソみたいな会社の面接なんて受けるんじゃなかった!」
と大声で悪態ついて出ていった
もちろんその場に居た人間は呆然
先輩曰く完全に時が止まってたらしいw
その後、おじさんが会社に来ることは無かったけど面接時に履歴書と職務経歴書以外の物は受け取らなくなった
俺は休みだったからおじさんの乱入には遭遇しなかったけど見てみたかったなw
ちなみにこの一件で社長から面接をした先輩はこっ酷く怒られましたとさ
おしまい
作文能力か関係ある業種です?
まーったく関係ないですな
だから何故小説を書いてる事が自己アピールになると思ったのか不思議
自己アピールの方向を勘違いしちゃった系ですかね
たぶんね
寝るのに時間かかりそうだからもう一つ書いてみる
うちの会社の方針で余程の事をしない限りはクビにしないというのがある
特に新人の教育を任されている俺は社長からバイトをクビにするのは簡単だけど、それじゃお前自身が成長しないぞと言われていた
そんな俺が面倒見切れないと匙を投げたバイトが過去1人だけいた
その当時の俺は既に何人もバイトの教育をして来たので俺なりの教え方のノウハウがあった
だからどんな人間でもやる気さえあれば2~3日である程度の仕事なら教える事が出来た
ま、はっきり言って勘違いしてた所もあったw
この彼(D君)はPCの扱いに慣れていると聞いていたのだが直ぐ嘘だと分かるほどPCに不慣れだった
これは時間かかりそうと思いながら、時間を掛けて順を追って説明していった
でも、全然教えた事が覚えられない
今まで教えて来た人の中でも群を抜いて物覚えが悪かった
しかし、初日から完璧を求めてはいけないと思い
せめてマウスとキーボードの使い方だけは覚えてもらおうと何度も何度も同じ事を繰り返し教えた
仕事が終わった後の疲労感は半端じゃなく、真っ直ぐ家に帰ると飯も食わずに寝た
そして次の日、本来教える予定の10分の1も教えられなかった俺はとりあえず今日は昨日より多くの事を教えるつもりだった
時間ギリギリにやってきたD君は慌てて席に座った
何を探しているのか聞くとPCの電源をどうやってつけるか分からないという
昨日説明したのに…と思いつつ電源を入れてあげた
ちょっと嫌な予感がした俺は昨日の復習をする事にした
はい!という返事は良かったものの、D君の全然手が動かない
ここで俺は想像以上にD君の物覚えが悪いから事に気付いた
そしてちゃんと仕事をこなせるようになるのはかなり時間がかかるだろうと思った
正直、2日目は初日と全く同じ事しか教える事が出来なかった
新しい作業なんて教える時間が全く無かったから
帰る支度をしながらやり方変えないとD君はずっとこのままかもしれないと考えていた
昨日と同じように辺りをキョロキョロして何かを探している
嫌な予感しかしなかったがD君に何してるのか確認した
するとD君は「どこに電源ボタンありますか?」悪びれる事なく聞いてきた
一応言っておくと、D君の席はずっと同じでPCも同じだ
冗談を言うようなタイプではないし、ふざけているわけでもない
本当に覚えてないだけという厄介な奴だ
周りには仕事している人達がいるので声を荒げる事は出来ない
かなり頭に来ていたがそれを抑えて、次の確認をすることにした
D君は何も覚えていなかった
これは仕方ないで流す事は出来ないので、別室に移動してD君から話を聞く事にした
まだまだど新人で仕事を覚えないといけないD君と仕事を教えている俺が移動したので周りがざわついた
「仕事を覚える気は無いのか?」と
するとD君は「緊張すると頭が真っ白になって覚えられない」と答えた
確かにトイレやタイムカードの場所は覚えている、覚えていないのは仕事に関する作業だけだった
俺の前に新人教育を担当していた先輩に来てもらった
今までの経緯を先輩に話して何かいい方法は無いか聞いてみた
先輩の答えは「作業手順を書いたマニュアルを作れ」という事だった
物覚えが悪ければ頭より身体に染み付かせるのが1番だからマニュアルを見て反復練習するしかないとアドバイスをくれた
うちも鬱のバイトさんに教えてた時がそんな感じだったなぁ…
全部マニュアルに書き下して渡したけど結局何もできなかった…
言い方悪いけど何か病気なのか?って思うほど覚えられない人がいるもんだね
お互い作業に集中する事が出来るからマニュアルを時間が掛かっても良いから作ろうという話になった
メインの作業は俺が行うが、先輩やバイトの意見をもらいながら修正を加えていった
見やすい様にファイルにしてD君に渡した俺はやっと本来の作業に戻る事が出来た
そして仕事も終わりバイト達が帰って行く中、D君にマニュアルを持って帰っても良いか聞かれた
D君のために作った物だから良いよと答えるとD君はマニュアルを持って帰っていった
先ほど帰ったばかりのバイトくんが入ってきた
「トイレに行ってから帰ろうとしたんですけど…」
何か言いにくそうにしてるバイトくんだったが
とりあえず一緒に来てと言われてトイレまで着いて行った
これがラスト
トイレまで来た俺は男子便所の個室を見るように言われた
ウンコが詰まってる程度で呼ぶなよと思いながら個室を扉を開けると
そこにはD君が持って帰ったはずのマニュアルが洋式便器に突っ込まれていた
おしまい
結構色々あるんだな
今現在の職場は安定してるといいがw
今も同じ職場なんですが…w
>>160
今現在の人間関係や職場環境ね
言葉足らずですまん
覚えが悪いのは本人もつらいだろうけど周りも結構くるものがあるよな
ゾッとする話見たあとみたいな余韻
>>163
なるほど、そういう意味ね
坊主君乱入があったけど比較的安定してる方だと思う
>>161
あれ好きだったなー
褒め言葉としてかなり嬉しいかも
俺の知ってる人にもいるよ
9割以上こっちが何言ったか覚えても理解もしてなくてほんのちょっと覚えてる事は何年たってもほじくり返してきて
同じ話何回もしてるって事も忘れてる
厄介な人だなその人w
>>166
憶測や予想の9割以上が的外れというね
最近あった南海や近鉄の橋梁歪んだの「地震のせいか…」とか送ってきたけど前後に地震は全く起こってないし前日の土砂災害のせいってニュースでいくらでも流れたのに、自分の思い通りのゴールに持っていきたいタイプの人間って自分は思ってる
>>28
実を言うと男の娘でしたというオチかと思ったら・・・
>>167
そういう人とは極力接触を避けるしかないね
>>168
ほもぉ
結局バックれたのその人
>>159
俺の所にも似たような奴がいたなー
何の悪気も無く毎回同じ事聞いてきては、わかりました!って元気よく返事するんだ。
が、こんなオチだとは(怖)
>>170
そのまま綺麗にフェードアウトしたよ
さすがに次の日来れないでしょw
>>171
そういう人の為に1から10まで手順を書いたマニュアルは必要だすね
>>172
第一項がトイレにマニュアルを捨てない から始まるのか
志村というのはそいつの名字ではなく、ただ志村けんに似ているというだけでつけたあだ名だ
もっと詳しく説明すると志村けんがボクシングの試合で10R戦った後みたいな顔をしてた
志村の凄い所(もちろん悪い意味)は顔だけじゃなく、ファッションセンスもすば抜けていた
簡単に言うとヴィジュアル系バンドがライブする時に着ていそうな服を好んで着てんだ
俺が思うに多分だけどGLAYのHISASHIを意識してたんだろう
一度ロングコートにハーフパンツ、編み上げの厚底ブーツで出勤してきた時は
笑ってしまい仕事が全く手につかなかった
うわぁ…
本来、俺より先輩の志村が新人教育を担当するはずなんだが
服装に難有りという事で担当が俺になったという経緯があるw
そんな理由だから面接官にもなれなかったという悲しい話
ツラも服装もマイナス要素しかないのに志村は何故か自信満々のナルシストで
バイトの女の子は全員志村から口説かれていた
もちろん全員からスルーされていたんだが、一度志村がやらかしてしまった事があったので
その話を書いていこう
うちの会社は社員専用と社員とバイトのLINEグルを作っていて場合によって使い分けている
このLINEグルのおかげで急なお知らせがある時は助かっていたんだけど
ある日、仕事が終わって家に着いて飯を食っている時に社員とバイト用のLINEグルからチャットが飛んできた
こんな時間に誰が?と思いスマホを見てみるとチャットを飛ばしたのは志村だった
ただその内容が
「俺の女になればいいのに」
という意味不明なものだった
どうせ誤爆したんだろう、それにしても気持ち悪い志村だと
深く考えずにいた俺だったが次の日に
その誤爆が誰に向けてのものだったかを知る事になる
会社に着いたらいつもは比較的静かなのにざわざわしていた
何かあったのかと聞いてみると昨日の志村の誤爆相手がバイトのEちゃんである事が発覚したというのだ
俺はEちゃんとはあまり親しくないので知らなかったが志村にロックオンされているらしい
普段からLINEで口説かれているようでそのログを見せてもらった時は鳥肌が立つほど志村のナルが全開していた
例えていうとスピードワゴンの小沢がいいそうな感じのチャットばかりで
とても正気とは思えないものばかりだった
その中でも一番破壊力があったのが
「君の瞳の海に溺れそう」
志村がEちゃんへ送った気持ち悪いLINEのログを見ながら楽しんでいたら
そこへ問題の志村が出勤してきた
昨日の誤爆の事なんて無かったかのように挨拶しながら入ってくる志村を見ながら
こいつのメンタル強すぎるだろと俺は心の中でツッコんでいた
まぁ、この誤爆の一軒があったおかげで志村は上司から相当怒られたと聞いたのは
しばらくしてからの事だった
おしまい
志村の女関係の話は正直言って尽きる事無く無限にあるが
ただの悪口になってしまうので女関係の話は一旦止めておく
ちなみにこの志村なんだけどバイトの女子連中からだけでなく
男子連中にも相当嫌われていた
それは簡単に言ってしまうとパワハラが凄いから
これから書く志村エピソードは初めて志村のパワハラを知った時の話である
とんでもないようなパワハラを働く事がある
バイトのF君はいじられキャラで社員から人気があった
決して仕事が出来るタイプではなかったけど一生懸命頑張るので
いじられつつも信頼されていた
いつもと違う様子に違和感を覚えた俺はF君に声を掛けた
するとF君は泣きそうになりながら助けを求めてきた
詳しく話を聞くと、自分のスキルや知識ではどうにもならない作業を任されて困っているという事だった
PCのモニターを見てみると確かにF君にはレベルが高い内容の作業だった
普段ならもっと簡単な作業しか任せていないはずなのに何故?と思った俺は誰がこの作業を指示したかを聞いた
F君は言いにくそうにしながらも志村からの指示でやっていると教えてくれた
それを見かねた他の先輩が志村に注意をしたりしていたのだが
今度は仕事と見せかけたパワハラをF君に仕掛けてきたのだった
これはさすがにやりすぎだと思い俺は上司に報告したのだが
この後から志村のF君に対するパワハラの数々が発覚する事となる
志村がF君にやるパワハラの手口は簡単に説明すると
志村がF君に本来の仕事とは違う追加の作業を追加する
↓
急ぎの仕事だからと言って何時までに完成させろと脅す
↓
なんとか時間ギリギリに終わらせると志村は遅いから自分でやったという
こんな事を毎日のようにF君にやらせていたらしい
しかも、その急ぎの仕事というのは全くの嘘でやらなくてもいい作業だった
志村はF君がギリギリに仕事を仕上げてくるのが気に食わず
絶対に出来ないレベルの作業を任せたら俺にそれが見つかってしまったというのが
今回の真相だった
ちなみにバイトの男子に聞いた所、多い少ないの差はあったけど全員志村から
同じようなパワハラを受けていた事が分かった
F君は目の敵にされていたから特に酷かったそうだ
この話は社長の耳にまで入った事で志村の解雇が決まりつつあったのだが
F君が庇った事で志村はギリギリの所で助かった
でも、悲しいかなこの志村さん1ヶ月も経たない内に別の悪事を働いて
結局解雇になりましたとさ
おしまい
「トイレに捨てないでって書かなきゃダメだね」と言って来た事を
>>173を見て思い出したので、きっと>>173は志村だと思ってる
実物を見るとどんな悲しい時でも笑ってしまうと思うよ
ちなみに志村は
見た目・志村けん
精神面・ノンスタイルの井上
喋り方・ウーマンラッシュアワーの村本
服装・GLAYのHISASHI
こんな感じの生き物ですw
別の悪事も気になる
会社の重要なデータを他社に売ろうとした
その他社からの問い合わせで発覚するという志村の馬鹿さw
>>189
ロングコート・ハーフパンツ・編み上げ厚底ブーツの発想の人と同じ思考だなんてHISASHIに申し訳なさすぎて1の瞳に溺れそう
俺は志村だったのか
しむらー!うしろー!
>>194
うしろにも志村がいるのか
つらすぎる
もはやドリフネタは
20代には通用しないよ
流れを変える為にちょいと今までと違う怖い話を書いてみる
うちの会社が入っているビルで俺の知る限り、2人が死んでいる
1人は病気でもう1人は自殺
今回は病気で亡くなった方の話をする
その場所が女子トイレだった
亡くなった人が女なら別におかしいことはない、しかし亡くなったのは男だった
何故に男が女子トイレで倒れたのか?これは未だに分からないまま
盗撮の線も考えられたがカメラなどは発見されなかった
第一発見者は清掃のおばちゃんで俺達が出勤して来た時には既に遺体は運ばれた後だった
こんな事件が起きてしまったら女子トイレに行くのは抵抗があるという事でうちの会社の女子達は他の階のトイレやコンビニのトイレを使う様になった
でも人間っていい加減なもので1ヶ月もしない内に普通に事件のあったトイレを使う様になってた
やっぱりいちいち他の階のトイレやコンビニまで行くのは面倒だったんだろう
そんな感じで事件の事も記憶から薄れていきかけていた頃、女子トイレで男の人が鏡に映るという体験をする人が出てきた
でも、女子トイレで男を見たという人がどんどん増えていき
最終的には事務員さんまでもが見たと言い出した
ここまできたら集団ヒステリーみたいだなと冷めた目で見ていると
とうとう霊媒師を呼んでお祓いをするという話になってしまった
社長がその輪の中に入っていき、「俺の知り合いに霊感が凄い人がいるから呼ぼうか?多分簡単なお祓いくらいなら頼めばタダでしてくれるかも」と言った
女子達は喜んでいたが、俺は現実主義の社長がそんな事を言うとは思っていなかったのでビックリした
社長の知り合いが来てくれる事になりお祓いの日にちも決まった
俺はこの幽霊騒動にうんざりしていたので、騒ぎが収まるならなんでもいいやと考えていた
そして、お祓い当日
如何にも幽霊見えますよ!的な人ではなく至って普通なおばさんがやってきた
お祓いに使う道具らしき荷物をいっぱい持ってきていたが何かまでは見ていない
というのもお祓いには誰も立ち会えなかったからだ
どんな事するのか見てみたかったんだけど、それはおばさんに却下されてしまった
なので俺達はいつも通りに仕事に取り掛かった
はっきりと時間は覚えていないが、1時間以上経っておばさんは戻ってきた
おばさん曰く、女子トイレに居たのはやっぱり亡くなった人で自分が死んだ事に気付いていなかったらしい
それでおばさんが死んだ事を教えてあげると消えていったらしい
幽霊もだけどそれ以上に霊能者という人間が胡散臭いと思っていたから
そんな事を思いながら話を聞いていたら、おばさんが俺に近づいていた
そして、俺の肩をポンっと叩いてこう言った
「あなた、おばあちゃんのお墓に一度もいってないでしょ?寂しがってるわよ」
おばさんは俺にそう言うと、もう1人に近づいていき俺と同じ様に肩をポンっと叩くと何か言っていた
そのもう1人というのは、俺と女子トイレに幽霊が出るか検証しに行った先輩だった
そしておばさんは軽く挨拶をして帰っていった
ちなみに、おばさんに言われたおばあちゃんの墓参りは本当に一度も行っていなかった
先輩は亡くなったお父さんについて言われたらしいが、それも見事に当たっていた
で、問題の女子トイレの話に戻るが
おばさんのおかげで男の幽霊が出ることは無くなった
次は自殺した人の話を書いていく
その日は何事も無く普通に仕事をしていた
すると外でドカン!と大きな音がしたと思ったら悲鳴が聞こえた
車の事故か?と思ったが窓から外を見たバイトの子が「人が倒れてる!」と大きな声で言った
急いで窓に近づいてみると道路に人が倒れていて、血だまりが広がっていた
事故?轢き逃げ?いや、そんなことより救急車を呼んだ方がいいってことで
119に電話をしようときたら既に救急車のサイレンが聞こえてきた
倒れていた人がストレッチャーに乗せられて救急車に運ばれてそのまま病院へ向かっていった
凄いの見てしまったなーなんて呑気な事を言ってると
1人のバイトの女の子が出勤してきた
腰が抜けた様になっていて何かに捕まっていないと歩けない状態だった
その子の尋常じゃない姿にビビりながら何があったのか聞いてみると
歩いていると上から人が降ってきてた
それで道路に激突した瞬間を目の前で見てしまったとの事だった
俺達が聞いた悲鳴はこの子の悲鳴だった
これだけなら偶然自殺に遭遇した話なだけだが
実はこの自殺したと思われる人と3回ほど遭遇してる
1度目はビルの前
このビルは少し奥まった所にあるもんで入り口が若干分かりにくい
だから初めて来る人はほとんどが戸惑う
ある日、いつものように出勤しようとしたらビルの前でウロウロキョロキョロしている40代くらいの男の人がいた
俺はてっきりビルに用事があるもんだと思い、○○ビルはここですよと声を掛けた
すると足早に去っていったのであら?と思ったのが最初だ
この時、俺は男の人の顔を覚えていたから
なんだ結局ビルの中に入ってんじゃねーか!と思った
でも相手は俺の顔をちらっと見ただけで無反応だったから全然覚えてなかったんだろう
俺の方が先に降りたからあの人が何回で降りたかまでは分からなかった
最後の3回目
仕事が時間内に終わらなくて仕方なく残業をする事にした
基本残業はするなと言われてるので普段なら仕事が残っていても帰るんだが
この日は絶対に終わらせないといけない案件だった
1時間ほど経って飲み物を買うために外に出ようと入り口の扉を開けるとあの男の人がいた
前と雰囲気が違ってて不気味な感じがした
それに「すみません…すみません…」と独り言を繰り返していた
男の人はエレベーターの方に歩いていたので、これは一緒に乗れないと思った俺は非常階段で一階まで降りてジュースを買った
戻ってくる時には既に姿はなかった
俺が自殺者と3回遭遇した人が同一人物だと思ったかというと
飛び降り自殺があってからあの男の人を見なくなったから
俺が思うには飛び降りるビルの下見だったんじゃないかなと…