1: 名も無き被検体774号+ 2013/04/25(木) 02:04:47.18 ID:vHIKPw1W0
俺に人生をくれたばーちゃんが昨日死んだ
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4viptasu/1366823087/
勿論。その前の記憶もうっすらと覚えてる。
俺と弟を必死になって奪い返しにきたばーちゃんの強さが初めの記憶なんだ
俺が産まれて弟が産まれてもそれは変わらずみんなが考えるクズの家族
俺が5歳の時に両親そろって使っちゃ行けないお薬で捕まっておれと弟はもれなく
施設へと送られたらしい。最高にクールな人生の始まりだったw
勿論これは聞いた話w記憶になんて残ってない
すっ飛んで俺たちを迎えにきたらしいwwwこのばーちゃんってのは俺の母親のかーちゃん
どーしようもなかった娘を勘当してほっぽってたらしいw
俺たちが産まれてたのは知ってたみたいなんだけど娘の手前会いに来れなかったって
泣きながら俺たちを迎えにきたんだって!施設からその日のうちに俺たちをあったかい家に
引っ張ってったwここで幸せな家族三人の暮らしが始まったんだw
じーちゃんはもうとっくに死んじゃっててばーちゃんが俺たちの親代わりになってくれた
色々手続きが面倒だったみたいだけどばーちゃんは畑仕事しながら俺たち兄弟を
なんとか自分の家族にして俺を6歳から小学校、弟を幼稚園にいれてくれた
俺たち兄弟はちゃんとした経過を全然進んでなくって両親が捕まる迄家で転がってる子供。
教育なんて二の次の只のお荷物扱いだったんだ
この時の記憶はうっすらと覚えてるんだ。小学校に入ってみんなと勉強しなさいって
俺の手をつなぎながら一緒に学校迄歩いて行ったんだ
俺はただただ嬉しくって喜びながら学校に通ってたんだ
俺も弟も今迄の記憶!なんて難しい事なんてすっかり忘れて幸せな生活を謳歌してたと思う
生まれながらにDQN気質だったんかなw学校でも近所でも元気いっぱいの子供だったみたいで
よくばーちゃんに怒られながら笑いながら生活してたんだ。少し辺鄙な田舎だったから近所の
おばちゃん達も俺たち兄弟をよくかわいがってくれてたみたい
こんな幸せな家族生活に終わりがきたのが俺が小学校3年生の時、弟が1年生の時だったんだ
ありがとう。文才のなく俺の記憶と聞いた話がごっちゃになってるし
只書きたいだけだからあんまりオチとか気にしないで下さい
家にかーちゃんと役所の人が俺と弟に会いにきたんだ。勿論ばーちゃんが切れまくって
怒鳴り散らして近所の人がよくとめにきたんだって言ってた
勿論この家に帰ってくる事は出来ないから一人アパートで暮らしながらパートして
色々社会復帰をしている最中だった。俺と弟はばーちゃんの異様な怒鳴り声を奥の部屋で
震えながら聞いてたらしい。帰った後に近所のおばちゃんが遊びに部屋にきてくれておれと弟に
お菓子をくれて宿題を教えてくれてたんだって
熱意に負けて俺はかーちゃんとたびたび会う事になってた。勿論ばーちゃんがいる所でだけどね
弟は恥ずかしがってなかなか部屋からでてこなかったけどこれが親なんだな!ってかんじで
少しずつ受け入れてったんだ。なによりばーちゃんが怒って怒鳴ってるのを俺たちが聞きたくないってのが一番だった
勿論始めはばーちゃんも断固拒否してたけど迎えに行けない距離じゃないし
何より親子が一緒に暮らして行く事に幸せがあるって気持ちは誰よりもあったと思う
二人をいきなり育てるのは無理だからとりあえず長男である俺と暮らしてみて
って事で俺は母親の熱意に負けて一緒に暮らし始めたんだ。
勿論俺だってばーちゃんや弟とはなれるのは寂しかったけどいつかみんなで一緒に
暮らせるんだ!って思ってかーちゃんの所に行く事に決めたんだ
小学校も転校して俺はかーちゃんと二人小さなアパートで暮らし始めたんだ
初めのうちは毎日ばーちゃんに電話してたしかーちゃんだって優しく接してくれてたと思う
徐々にみんなで暮らせる日がくるんだろうなって心の底から思ってた
だけど人間ってそんなに簡単に変われないんだなって・・・
かーちゃんは昔の男。俺の父親と切れてなかったんだ
ばーちゃんや他の人が安心し始めて徐々に邪魔しちゃ行けないって距離を置き始めていたときから
俺の周りで何かが変わってきたんだ・・・
俺も思い出したくないって言うか記憶にないって言うのかな俺がはっきり覚えてるのが玄関が
あいて学校なんて勿論行ってない。両手にタバコの押し付けられた跡と背中に火傷の跡がある俺を
見つけたばーちゃんだった。ばーちゃんは俺を抱えて急いで俺の本当の家に、ばーちゃんの家に泣きながら抱えてる所だった。細い腕で懸命に今娘がいないうちに俺を救い出すんだって!泣きながらごめんね!って俺に言ってたんだ
俺と弟がこの家にいたらいつかまた娘が取り返しにくる。
法的な手段でこられたら守る事が出来ないって考えたのか俺と弟を親戚の家に逃がしてくれたんだ。一緒に暮らせないけど信用できるから!って。俺たちはばーちゃんの妹の息子??とりあえず親戚の養子として逃がしてくれたんだ。
今考えると色々手続きやかーちゃん達とあって役所の人達と会って。
とにかく色んな事をしてくれてたんだと思う。ただただ俺たちを逃がす為だけに・・・じーちゃんが残してくれたでっかい家も売りに出して最後はアパート→病院って住む場所も顧みないで俺たちの影で支えてくれてた。
ばーちゃんが死んだ知らせを受けておれと弟は今日久しぶりに田舎に戻ってきたんだ
昔住んでた近所のおばちゃんの話だと会うと色々面倒だから!って俺たちには
会わないようにしてたらしい。でも妹から大学入学したんだって!
とか彼女が出来たらしいんだって!って嬉しそうに俺の話を電話をしてたらしい。
俺ももっと大人になってれば。生きてるうちに会いたかった・・・
俺の今の周りに俺の過去を知るものはいない。体の傷がこの話の証拠なんだ
ただ俺はこの話を誰か見聞いてほしかった。俺もばーちゃんのように強く生きるからね
はい泣き言は終わり。チラシの裏として使って悪かった。ありがとう
強く優しい人だったんだね。墓参りをしてあげたら喜ぶんじゃないだろーか??
そしてばあちゃんの為にも、幸せになりなー!
共に頑張ろうや。
がんばれ
弟と仲良くな
ばーちゃんの為にも幸せになって