252: 愛と死の名無しさん 投稿日:2009/08/09(日) 00:10:56
ちょっと長くなるけど失礼。
高校時代の友人A(♀)の話。
Aは駅弁だけど某国立大学出で誰にでも気さくで、サバサバしてて、それでいて料理が得意でアロマテラピーなどが趣味で
女らしい。
おうちも父親が会社社長、母親が県議をやっているといういわゆるお嬢様。
でも本人は全然ツンツンしたところもなくて、ひとりでラーメン屋に行き、
たっぷりのにんにくをトッピングしたラーメンを酢をこれでもかとぶっかけまくって食べ、
ご飯を入れて〆るような娘だった。
そんなAが結婚することになった。
相手は、ずっと慶応をエスカレーターで進学したハーフの外資系企業に勤めるエリート。
ちょうどお盆も近いということで、高校時代の友人と集まって軽く婚約祝いと
結婚式の段取り決めを兼ねた飲み会を開くことになった。
そこには友人の一人でBという子がいた。
Bは一応旧帝大に行ったから勉強はできるんだけど、協調性がなく、
ともかく卑しいというかタカリ屋で、高校時代も常に
「おごって」「ちょうだい」や、
「絶対玉の輿に乗るの☆」が口癖の今で言うスイーツ(笑)だった。
BはAにも高校時代、購買でパン買ってなどとよくたかっていてAが断ると、
「あんた、社長令嬢でしょ!!議員の娘なんでしょ!!だからおごりなさいよ!!」
と、逆ギレしたり、家庭科の調理実習のある日は朝早く来て準備しなければいけないんだが、
遠距離から通うAに自分のグループの準備を押し付けて、Bは徒歩5分にもかかわらず、
ただの一度も手伝いにこなかったなどということがあり、AはBをあまり好きではなかった。
だから誰がBを呼んだんだろうと思っていた。
AもBの方を見るときは若干顔がこわばっていた。
そして飲み会が進むにつれ、Bはお酒の勢いも手伝ったせいか
「ねーAどうしたらそんなに条件のいい男を捕まえられるの??教えて??」
とか、 「てかやっぱりお金目当てなんでしょ??」と暴言を吐きまくる。
これはいけないと思い私や他の友人たちが、
「失礼だよCさん(Aの婚約者)もいるのに」とか「ちょっと飲みすぎだよ」と注意するが
全く効き目なくどんどんエスカレート。
「てかあんたもどんなに地元じゃお嬢さんって言っても、所詮田舎者なんだしCさんみたいな
人とは釣り合うはずないっつーの もっと身の程を考えなよ~」
と暴言迷言投下しまくる。CさんもAも唖然ドン引き。
それでもAはなんとか笑顔を作るがこわばっていて泣きそうになっていた
もうこれはまずいと思い、とりあえずBを店の外に連れ出そうとした矢先、
それまで何も言わなかった婚約者のCさんが突然Bをおもいっきりビンタした
Bは思いっきり床に倒れ、鼻血が出ていて口も切れていた。
「な、なにするんですか?!いきなり!!あたしはCさんのことを想って言ってただけなのに!!
Aよりもあたしのほうがいい大学出てるし!!ずっとあたしのほうがお似合いなのに!!」
とかなんとかふじこふじこ。
するとCさん
「Aは僕にとっての命なんです。彼女がいない人生なんて考えられない。
そんな大事な大事な人にこんな思いをさせる人は、たとえAの友達であろうと許さない。
というか、Aにこんな思いをさせるような人はそもそも友達じゃない。
当然だがもう二度と顔を見せないでほしいし、式にも呼ばない。帰れ。」
と、穏やかだけど冷たくそして強い口調でBに言い放った。
Aは泣いていた。
Bは謝るかと思いきや、
「え~??なんでぇ~式行きたいし。
式にはCさんの友達だって来るんだから、あたしだって玉の輿に乗るの!!
Aばっかりにいい思いなんてさせないんだから~。
てか、殴ったうえに式に呼ばないなんてあたしの運命の出会いのチャンスを踏みにじる
なんてどういうつもりなのよ。
Cさんの友達と結婚してあたしが手にするはずだった財産、逸失利益として請求する!!」
と、またわけのわからないことをわめきだす始末
AとCさんが婚約するまでにいたった事情を知っているので私も腹が立ち、
嫌がるBの腕をおもいっきり爪立ててつかんで引っ張り、外に連れ出した
するとCさん
「安心して、逸失利益にはならないよ。
君と結婚するほど、僕の友達はバカじゃないから」と追い討ち。
ファビョるBを私ともうひとりの友人が連れ出し、説教。
AとCさんはその後場を騒がせてしまったことを、友人やお店の人、他のお客さんに謝ったが、
「よっ似合いの夫婦!!」とか「結婚おめでとう!!」「いいダンナさん持って幸せだね」
などと逆に祝福の言葉を受けたらしい
手を挙げたことに関しては、Cさんも男として申し訳なく思っていたようだが、
そのことに関しても誰一人咎める者はいなかった。
そんなこんなで無事AとCさんは無事結婚。
二人の心配りが十分行き届き、それがよく伝わってくるいい結婚式だった・・・
んだけど、後日談があります。
結婚式当日、私は新婦友人代表として結婚式の裏方を任されていました。
一番懸念していたのがBの存在でした。
あれだけ玉の輿に執念を燃やしていましたし、結婚式をぶち壊すような真似をしないか不安でした。
そこで新郎新婦に了承を得て、新郎新婦の家族や新郎の友人にもBの存在をあらかじめ話しておきました。
そしてAの妹のD(空手黒帯)や新郎の親友で私と同じく裏方を任されていたEと三人で
対B警備隊のようなものを作りました。
主に受付をマークしていましたが、Bらしき人物はやってこないので三人でとりあえずほっとしていたら、
Aのもう一人の妹Fが血相を変えて披露宴会場から私たちのいる受付付近までやってきました。
私が「どうしたの??」
と聞くと、Fが
「会場になんか変な女がいる・・・・・」
あわてて会場に戻ると、そこにはなんとBの姿が。
花嫁の色である白い色のドレスを着て、飾り立てて、誰よりも目立っていました
新郎の友人らしき人に擦り寄って媚びを売っている様子で、
「え~○○さんて~あの××(有名企業)にお勤めなんですかぁ~??すごぉ~い」
とか、
「私Aちゃんとは大親友でぇ、今日も友人代表スピーチとか任されているんですよぉ~」
と、大ボラをこれでもかと吹いていた
Aに擦り寄られている新郎の友人らしき男性は、「へえそうなんだあ」と言いつつも
あまりのぶりっ子にかなり引き気味
私が「招待状は??てか受付は??」と聞くと、Bは「え~??だって私たち一番の親友だからそんなものなくてもだいじょうぶ☆」
私:「いや、だいじょうぶとかじゃなくて。じゃあご祝儀は??」
B:「気持ちを持ってきたの☆」
私:「てか、今日受付通らなかったよね??ここに来るには受付を必ず通らなきゃいけないけど、
どうやってここまで来たの??」
B:「今日はみんなが来る前に来て~そこのトイレで待ってた~☆サプライズってやつ??」
私:「とりあえずここから出よう??こないだのこと忘れたわけじゃないでしょ?」
B:「え~なんで~??あたし今日のためにこんなにお金かけておしゃれしてきたんだからぁ~
それにお料理だって楽しみだし~☆あたしの出会いのチャンスや式に出るのを邪魔する権利があなたにあるの?」
と、のたまう。
すると、DがBを突然お姫様だっこ。
そのまま無言でトイレに直行した。
そしてトイレに直行するとそのまま壁にBを押し付けて、胸倉をつかんで一言。
「あんた自分が何したんか分かっとるんか??うちの姉ちゃんにひどいこと言って、
そんでもってさらに姉ちゃんの人生で最高の日を台無しにしに来て、この疫病神!!寄生虫!!」
と、個室に閉じ込め、バケツに水ため、バシャーン。
その間があまりにも早すぎて止める間もなかった。
D「これで本当に水もしたたるいい女になったな。ほら、王子様んとこ行って来いよww」
B呆然。そしてファビョる。
式場の人を呼び、事情説明。
Bを追い出し出入り禁止。
その後、式は始まり、終始つつがなく無事終わりました。
それから、私たち全員は当然BをCO。
Bはどうやら自分も招待されているが招待状をなくしたとうそをつき、
式に出席するほかの友人から、式場の場所や日時を聞き出したそうです。
結婚後AとCさんはCさんの仕事の都合でニューヨークに転勤となり、幸せに暮らしているそうです。
Cがいい人でよかった
下手な小説みたいだね
>>265
B本人 乙 www
>>265
すっこんでろ キチガイ