177: 誕生日の修羅場体験談 ◆ZIIQIs.HCM 2011/04/16(土) 22:34:47.26 ID:FFxB5Rm40
文章書きは苦手ですが読み返して書き直しを繰り返したので多分伝わるはず…。
◇修羅場◇part107
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年齢は全て当時のもの。
私 話の中で23歳から24歳になります
彼男 26歳
元彼子 彼男の元カノ。2年前に別れた。22歳。
A子 彼男の学生時代の後輩で、卒業後偶然彼男と同じ職場になった。元彼子の親友。私も面識あり。22歳。
彼男と元彼子の話はある程度彼男から聞いていた。
付き合ってた当時彼男が入ったバイト先が女性ばかりだったため、バイト辞めろ辞めないの喧嘩になって別れる。
元彼女はしばらく彼男に執着していたが学校卒業と共に自然と疎遠になり、私と出会った頃にはすっかり「昔の人」になっていた。
付き合って半年くらいの私の誕生日に、雑誌に載っているお洒落なお店で食事することになった。
そこに行くことになった経緯↓
彼男が休憩で「もうすぐ彼女(私)の誕生日なんだ」と会話の流れで言う。
A子がそのお店を紹介。A子の誕生日にもそこを利用したらしく、お祝いしてくれたらしい。
話の輪の中にいた他の女性陣にも「いいなぁ、そこでお祝いしなよ!」と推されたらしく、彼も乗り気。
私は店の名前や場所は知らされていなく、当日サプライズ?で連れて行ってもらえるということだけ聞いていた。
当日、お店に着いてテンションが上がった。
スイーツ(笑)っぽいが女性が好みそうなお洒落な内装、物腰柔らかく笑顔が素敵な店員さん達。
こういうお店に憧れていたものの、どこか気後れして今まで入り込めなかった私はすっかり浮かれていた。
普段食べなれない美味しい料理を平らげた頃には、すっかりお姫様気分で有頂天になっていましたw
そろそろデザートかな、という頃、彼が店員さんに「そろそろ」といった風に合図を送る。それを見て「かしこまりました」と店員さんが一礼し、奥へ。
他の店員さんもその様子を伺っており、店員さん達の注目は私たちのテーブルへ。
その頃の私は「えっ、なになにぃ」と戸惑ったフリをしつつ内面では「誕生日だから何か演出でもあるのかなー、はずかしいなー、もうやだーキャー」とかブリブリww
店内の証明が少しだけ暗くなり、オレンジ色のライトを当てられる私たちのテーブル。BGMはオルゴール音で私の好きな曲(大塚愛とだけ表記しておく)お客さん達の注目も集まる。
私の後ろからゆっくり人が近づいてくるのが感じられる。
多分店員さんがケーキを持ってきているのだろうなと思いながら、彼の笑顔を見つめてもうすっかり舞い上がる私。
店員さんが私のすぐ側に近づいてきた。
彼「私子、誕生日おめで」
グシャッ
真っ白に染まる視界。頭の中も当然真っ白でした。
口が少し空いていたため、白いものを舌で感じる。これはクリームだ。
何事か考える前に椅子から引きずりおろされ、私転倒。その時私、「ひょげぇ」とかマヌケな声を出してしまう。ざわつき始める周囲。
顔面のクリームを拭うと、目の前で女性店員が私を見下ろしながら嘲笑の笑み。
他の店員さん「元彼子さん、どうしたんですか!?」
彼「元彼子!?」
ケーキを持ってきた店員さんは、元彼子だったそうな(彼は元彼子の写真は全部処分していたので、私は初めて顔を見た)。
彼が私をかばうような体制で間に入る。
元彼子は突然、フ、フフフッと不気味に笑い出す。
元彼子「ごめんなさいお客様ぁ、せっかくのお誕生日にこんなことしちゃって。彼男久しぶりねぇ、しばらく見ない間にいい男になったじゃない」
今思えばドラマみたいな気取った口調は滑稽だが、当時の私は「え、え?」と混乱中。更に元彼子、
「それにしても新しい彼女さんって…「ひょげぇ」(私の真似。超そっくり)だって…ププッ」
私恥ずかしくなって顔真っ赤。すっかり元彼子相手にひるんでしまい、ただ縮こまるだけだった。
もはや蛇に睨まれた蛙のように動けない私。
その時、彼男が私のすぐ目の前に体をずらし、私の視界から元彼子をシャットアウト。
更に彼男、元彼子を完全無視で私を真っ直ぐ見つめ、黙ってクリームを拭いてくれた。
(その間私の脳内はもはや彼男100%。元彼子が何か言ってたが耳に入らない)
彼男は私を立たせると、他の店員さんの所へ行き笑顔で「これお会計」と万札数枚。「チップ込なんでお釣りはいりません。ありがとうございました」
元彼子ずっとスルーされていたので最初の気取った口調はすぐに崩れギャーギャーわめいていたが、他の屈強な店員さんに取り押さえられる。
店員さん達ずっと謝りっぱなしだったが、彼男は「いいですよ」と笑顔を向けながら、私の手を引いて早々に店を後にした
「ごめん。あそこは怒るべきだったんだろうけど」
店が見えなくなった頃、彼男が口を開いた。
「これ以上私子の誕生日を台無しにはしたくなかったんだ。元彼子には後日絶対に謝罪させるから。だから、ごめん」
彼男深々と頭を下げる。
あの場での正しい対処方法はわからないけど、私は彼男に惚れ直した。(完璧ノロケですサーセン)
その後デザートの口直しってことで行きつけの31へ。「食べなれた味だねーww」とか言いつつも、顔見知りの店員さんが一段サービスしてくれたり、幸せな誕生日でした。
誕生日から3日くらい経った日、彼男から公園に呼び出される。
呼び出された場所には彼男、元彼子、A子、他3名の男女
女性が「ほら」と促すと、元彼子、A子が私に向かって深々と頭を下げる。…顔は反省していなかったが。
彼男から事の経緯を聞く。
・元彼子はまだ彼男に未練があったものの、連絡がつかないので諦めていた。
・A子が卒業→彼男と同じ職場になったと聞いて、元彼子はもしかしたら復縁できるかもと希望を抱いてしまった。
・しかしA子に私の存在を知らされ、嫉妬心やらがドンドン膨らんでいく。
・A子は元彼子の味方。それで手助けにと、彼男に元彼子の働く店を紹介した。
・復縁の作戦はあったものの、実際私たちを見て元彼子の頭に血が上り、あんな凶行に及んだそうな。
(復縁作戦の内容は聞いていません)
元彼子「でも、そのせいで私無職になったんだよ…」
途端3名の男女がフルボッコ。彼らは彼男の学生時代の友人で今は疎遠になっていたものの、彼男の相談ですぐに味方として駆けつけてくれたそう。
その後も色々ゴチャゴチャ言う元彼子とA子をその度にフルボッコ。「彼男をフラないでやってくれ」とかも言われました。
「そんなつもりありませんよ」と言うと照れる彼、そんな彼に萌える私、冷やかす男女3名、元彼子とA子は更にヒートアッp(ry
元彼子の実家にもしっかり根回しし、その後私たちの前に元彼子が現れることはありませんでした。
(A子もしばらくしてデキ婚し退社、同様にその後は不明)
PS.その他後日談など聞かれそうなこと色々
・お店の方には後日謝罪に向かいました。私たちが出て行った後の対応が良かったのか、問題なく営業しておりました。
店員さん達は私たちを覚えていたようで、互いに謝罪合戦でした。
その後お店のご厚意でお持ち帰りメニューを頂き、それ以来行っていません。(今は場所を移転して営業しています。近くを通りかかることはありますが、行っていません)
・元彼子のご両親からは丁寧に謝罪を受け、誕生日の食事代の倍額を頂きました。
・彼男とはもうすぐ夫婦になりますw 今回の話を投下することは許して頂けましたが最初の文章を見せて「ノロケ多すぎwww削れww」言われて彼男の描写を結構削らされました。
少し照れくさそうにしていた彼男に萌ry
終わりです。読んで頂いてありがとうございました。
コピペ忘れや描写不足な所がありましたら申し訳ありません。
ドラマみたいだなあ、乙でした
騒ぎを起こしたのは店員の元彼子なんだから
その場でお代は無料したりとか、予約入れてるだろうから電話して
店の責任者が謝罪に来るのが筋だろうに…
悪いお店じゃなさそうだけど
元カノとA子は最悪やな…
しかも彼女の誕生日のお祝いで食事しにきてんのにねぇw
凶行に走らなかった場合はどんな復縁のストーリー描いてたんだろw
その脚本をぜひとも見てみたいww
ケーキ(カットだよねホールじゃないよね)ぶつけられて
激昂しない報告者も含めて穏やかで似合いの夫婦になると思うよ。
自分はまったりアイス食っているのに萌えたw
味方してるくせに元彼子に今の報告者たちの幸せそうな様子を
わざわざ見せ付けるような真似をしてどうしたかったんだか
でもこの彼男なら、その程度のことじゃ幻滅しそうにないよねw
>>188
良く嫁
>>181 ・A子は元彼子の味方。それで手助けにと、彼男に元彼子の働く店を紹介した。
>>191
おまいも良く嫁
>彼男が休憩で「もうすぐ彼女(私)の誕生日なんだ」と会話の流れで言う。
>A子がそのお店を紹介。A子の誕生日にもそこを利用したらしく、お祝いしてくれたらしい。
って最初に書いてある
復縁作戦がどんなんかは知らんが
A子は単に楽しんでただけの様な気がするw
誕生日なんだ~って情報はA子にすれば『渡りに船』だっただけで、
仮にそういうイベントがなくても、『ここオススメだよー記念日とかにいってみたら?』って言うつもりだったんじゃないかな。
良く嫁というツッコミはちょっと変w
女性の顔を故意にめちゃくちゃにして衆人の下に晒した訳だし服も汚れただろうし、上手くやれば元カノの履歴に傷付けて
まともな結婚できないようにできる案件だ