26年間ずっと良い夫婦だと思ってたお
妻は発覚する寸前まで、ずっと私に対して変わらずにいた
母親としてもちゃんとしていたし、家事をこなしていた
朝起きて、朝食頂いて、いつも笑顔で私を仕事に送り出してくれていた
あの日もそうだった
いつもの朝、妻は変わらない笑顔で見送ってくれた
それが妻と話しをした最後だった
仕事が終わって帰宅。
だれもいない。子供は他県の大学に、バイトしながら独り住まい
家の中は暗く静かだ
いつも笑顔で迎えてくれる妻もいない
何かあったのか心配で妻を探しに行った
1時間ほど探しても見つからない、時折家に電話するが誰も出ない
止む終えず帰宅し家で待つことにした
結局朝を迎えても妻は戻ってこなかった
会社を休み、警察に届けたが、警察は気だるそうに
「見つかるかわかりませんよ。大体いい大人なんだから、昨日今日で搜索とかないでしょ?」
その態度に憤りを感じましたが、こちらはお願いする身なので我慢した
それから1週間して妻は見つかった
急遽帰省した息子と一緒に病院に向かった
妻は霊安室で冷たくなっていた
そしてすぐに警察から事情聴取を受けた
妻は10年間私とは別に交際相手がいた
その交際相手のアパートで逢瀬を繰り返していたらしい
息子が大学卒業間近で親としての責任が終わる
妻はその時私と2人で余生を過ごすため
交際相手と別れるつもりでいた
だがお互い後腐れのない関係だったのに、間男の方が本気になって
別れを切り出す妻を徹夜で説得
しかし妻の意思は堅く、折れない妻に激怒
立ち去る妻の後ろからネクタイで絞・・・・
間男が自供したらしい
警察からは、普段変わったことなかったかとか聞かれるが
全く身に覚えがない。むしろ妻は家族のためによくやってくれていたほうだ
浮気していたなんて想像もつかない
間男は無期懲役
妻は私の妻として葬儀を取り計らったが、私の親戚は誰ひとりとして参列するものはいなかった
妻側の親戚も義両親と義妹、義弟のみ
妻側の家族は私に土下座で謝罪
息子がなだめるも、ずっと土下座していた
私は言葉が何も浮かばず、無視する形となった
葬儀が終わって妻の遺品をかたしていたら日記がでてきた
妻と間男は結婚前からの知り合いだった
付き合う寸前まで行ったが、間男が他の女性を妊娠させ出来婚
泣く泣く妻は別れた。そして私と知り合い結婚
初めの10年は私のことだけを見ていた
ある日偶然街で間男に遭遇
懐かしさもありお茶をした
その時に間男と連絡交換
その日を境に私が仕事でいない昼間に間男から電話が来るようになった
(当時は携帯電話が普及する前だた)
そのうちに間男が離婚し妻に言い寄るようになった
妻は戸惑っていたが、もう一度初恋だった間男との恋に焦がれるようになり
一回きりのつもりで間男とデート。その日に無理やり行為をされる
だが妻は悪い気がせず、それどころか私と比べ始めて
行為だけの関係と割り切って間男と交際開し
これが妻と間男の経緯です
あれから17年。間男が出所すると聞きました
私の復讐はこれから始まります
無期懲役???
模範囚でも17年じゃ出られないと思うのだが・・・
昔の仁侠映画の見すぎかな?模範囚だから刑期短縮とか今はほぼほぼあり得ない。
無期懲役=実質終身刑・・・、やっと語感と行使内容が釣り合うようになった
無期懲役は昔は10数年で出てこれたらしいけどね。
死刑廃止論みたいなんが本格的に出始めたあたりから
死刑廃止にして最大刑が無期懲役にした場合、
模範囚10数年で出所する恐れがあるのは感情的に
問題があるという流れから無期懲役→終身刑的な
ながれになってきているらしい。
昔、無期懲役判決をうけたやつらが10数年で仮出所できると
たかをくくってたが、刑務所生活途中からになって仮出所が
急に認められなくなる風潮になり、判決時の思惑通りにならず、
実質終身刑になってしまった日々をなげいているらしい。