六本木のナイトクラブにて、突如黒人店員に肩を激しく掴まれ、そのまま店外に突き飛ばされた…

当方4月に新卒で都内に越してきた
仕事や初めての独り暮らしが慣れず忙しない生活を送ってたけど、最近になってやっと余裕が生まれた
それで東京を探索してみたくなって、12月22日の22時頃、六本木にあるナイトクラブに行ってみた
友達も誘おうと思ったけど固い子が多く気が引けたので単身乗り込んだ
日付は回って23日の1時頃、お手洗いの順番を待ってたら、突如黒人店員に肩を激しく掴まれた
そのまま引きずられて店外に突き飛ばされた
比喩や誇張なんかじゃなく文字通り引きずられて突き飛ばされた

突然の事態に混乱して、その場にいた別の店員に事情を尋ねた
その店員も困惑した様子で
「いきなり追い出しても困るんだけど」「なんでだよ」「それ理由？理由？」
みたいなことをしばらくインカムに向かって話していた

しばらく経って、店員はおもむろにこっちを向き直り
「泥酔しているから追い出した」
と言った
(？)と思いつつも、酒は二杯しか飲んでいない旨と、店内の器物を損壊したり他の客にご迷惑をお掛けしたりといった行動は一切取ってないことをお話しした
「ドレスコードが店にそぐわない」と、今度は全く別のことを言い出した
こっちも意地になってたのでホームページに記載されていたドレスコードの記述を提示し、この記述に私が違反していない旨を説明

あと店内に私と同じ系統の服を着た客も他にいたことをお話しした
すると今度は
「ゲスト(紹介者)を通してない」
とか言い出した
(ゲストの有無が原因なら最初に追い出されてる)と言いたかったけど、泥酔→ドレスコード→ゲストの有無と二転三転する弁解の不誠実さに唖然として、言い返すのをやめて呆れて店を出た

そのまま帰ろうとしたけど、黒人店員に引きずられた際に捻った足がなんだかどんどん痛くなってきた
耐えきれず道端で踞っていたところ、通りかかった女性に声をかけられた
理由を話したところ徒歩5分程度の距離にある麻布警察署の存在を教えられ、足を引きずりつつ徒歩で警察署に行った
この時点で既にかなり痛かった
警察に事情を話したところ
「おそらく店内は混雑した状況なので証拠の入手は難しい」
と言われたので
「処罰は望んでいない。ただきちんとした理由を知りたい。
こちらに非があるのなら理由を知ってちゃんと謝りたい。向こうのミスによるものなら『ごめんなさい』の一言が欲しい。話し合いの仲介をして欲しい」
と話した

そして警察の立ち会いのもと店員とお話しすることになった
その際、警察に「今の私は泥酔してるように見えるか」と尋ねたところ「見えない」「受け答えもきちんとしてる」との回答を頂いた
事件の発生から警察とのお話までは20分も経過してないから酔いが覚めたことによるものではないと思う

どんどん酷くなる痛みに足を引きずりつつも警察の人の助けを借りてなんとか再びお店の前まで辿り着き、警察の方を介して黒人店員を問い詰めた
ようやく追い出された本当の理由が分かった
「トイレに何度も何度も行っていたから不審に思って追い出した」
とのこと

お店の中にいた約3時間の間、私がお手洗いを利用したのは一度だけ
多分だけど、先述した似た系統の服を来た他の客を私と誤認したのが原因だと思う(その人かなり酔って気分悪そうだったし)

要するに
・私が追い出されたのは完全にアホ黒人店員のミス
・「泥酔」「ドレスコード」「ゲスト」などの弁解はアホ黒人店員のミスを誤魔化すための嘘

その後、二番目に話した店員(日本人)との話し合いが行われた
そいつは「ドレスコード」「ゲスト」が言い訳であったことを認め、警察に促されてこっちを睨みながら(マジでこっちをジッと睨んでた…)謝罪した
けど「泥酔」については譲らなかった
「私のどういった言動から泥酔していると判断したのか」
と尋ねたところ
「足をふらつかせていた」
「受け答えがおかしかった」
とのこと
(退店させた理由も即座に答えられず客無視してインカムで他の店員と延々言い合いしてたお前の方こそ受け答えおかしいだろ…)
って思ったけど、嫌味っぽくなりそうだったから
「どのやり取りから私が泥酔してると判断したのか具体的に教えろ」
「お前はいきなりガタイのいい店員に引きずられて足を捻っても足をふらつかせることもなく驚いて咄嗟に理路整然とした受け答えができるのか？」
とオブラートに包んで返した

すると店員はニタニタ笑いながら
「でも、追い出した時はそれなりに元気そうだったじゃないですかあ。なんでそんなに足引きずってんです？w」
って、遠回しに「その怪我演技だろ」とドヤ顔でニヤニヤしながら言い出した
足の怪我に限らず外傷全てに言えることだけど、外傷を受けてすぐはアドレナリンとかの分泌であんまり痛み感じないことがあるんだよね
よくある例を挙げると
『道路で子供を跳ねた。元気そうだったのでそのまま走り去った。それからしばらく経って子供が親に痛みを訴え、病院に搬送されたが手遅れで死亡。車の主はひき逃げで逮捕された』
みたいな
こっちもかなり苛立ってたからこれそっくりそのまま説明したら、ブスッとした顔で私の言葉を遮るように謝罪を繰り返しはじめた

もうこれ以上問い詰める気もなかったから解放した
始発まで残り二時間ぐらいだったけど足が痛くてかなわなかったから警察署の待合室を借りて休ませて頂いた