弟が「ZAKERU」ってチーム作って暴れてたwwwww
笑えねーよバカ
2: 名も無き被検体774号+ 2012/07/03(火) 02:09:44.59 ID:pORJjeDo0
ガッシュから取ったのは確実だクソ
ただの反抗期な弟がいたって話だけどな。
弟:年齢18か17、悪い=格好良いの愛読書はワースト
俺:年齢23、男、底辺企業に就職
次男:年齢25、適当すぎる男
兄:年齢28、『昔は神童と騒がれたんだぞ』と300回くらい聞かされた
妹:年齢8歳、可愛い。愛してる。
結構前になるけど
仕事中に実家から電話かかってきたのね。
けど仕事してたから出れなくて、後で見たら留守電入ってた。
かけてきたのは妹だったよ。
妹は実家で、弟とお袋と、仕事でほぼ帰って来ない父親の4人で暮らしるの。
妹「お兄ちゃん助けてぇ!お母さんが殺されちゃう!」
留守電にはそう入ってた。
慌ててかけ直すとお袋が出て、かすれた声で「ごめん大丈夫だから」と。
なにがあったか全然話さないのよ。
妹は架空だな。
え、そんな特殊な例かこれ
留守電には「お母さんが殺されちゃう!」とか入っててさ
お袋は何にも言わなくてさ、なんなのか全然意味わかんないじゃん?
けど強情な母親に一旦折れたのよ。
留守電もっかい聞いてみるかとか考えてるとさ、携帯が鳴った。長男の兄からだった。
兄「お前仕事終わったか、今から実家に帰るからお前も来い」
これだけ言われてさ、理由も言わずに切るの。
妹の留守電に関係してるのは明らだったし、聞きもしなかったけど
俺はとりあえず実家に向かった
元々そんなに遠くないし、すぐついた。
実家の近くにあるコンビニ覗いたらさ、次男が立ち読みしてんの。
次男「おおっ、どったのこんなとこで」
俺「次男も兄に呼ばれたんじゃないの」
次男「そーそー。なんか家の中が険悪で居辛くて」
俺「険悪て・・なにがあったの」
次男「さぁー?」
こんな会話したと思う。
とりあえずライフガード買って、次男と共に実家に向かった。
実家につくとお袋が出迎えてくれた。
母「あらららみんなでまぁ~w」
意外と笑顔で安心した。
俺「長男は来てるの?」
母「うん、今ご飯食べてるw」
次「」ドダダダダダ
オホーニモノー!
テェアラエッ
この時はいつも通りの我が家だった。
中に入ると、妹が出しっぱなしの炬燵で寝ていた。
頬にはうっすらと、涙の痕も見えた。
次男「でなにがあったん?」モグモグ
母「・・・」
俺「妹から、お袋が殺されるって留守電あってビビったよ」
兄「俺もそれ聞いて飛んできた」
母「・・・ハァ」
母「実はね、弟のことなんだけど・・」
次男「待って俺そんな留守電きてないんだけど」
お袋から聞いた話を要約。
元々反抗期を迎えていた弟は、俺が2年前に家を出てから悪化。
酒、煙草、夜遊びは当たり前。
更に「ザケル・・?」とかいうグループを作って、友達と夜な夜な集まってるらしい。
補導も何度されたかわからない
万引きで警察沙汰になることも珍しくない。
そしてつい最近、弟は友達と共に、学校の真面目な女の子に酒を飲ませ、よからぬことを企んだと。
女の子の母親が学校に乗り込み、首謀者の弟は停学となった。
いったい弟はなにがしたいのか、母が詰め寄ると弟は激昂。
お袋を殴って蹴って、それを見た妹が助けを求めたとのことだった。
そんな渦中の弟は、今日もザケルと共に夜遊びへ。
母「てことなのよ・・」
兄「・・・」
次男「ふーん」モグモグ
俺「そこまで馬鹿だとは・・」
次男「」モグモグ
兄「弟は?」
母「遊び・・。もうすぐ来ると思うけど」
そして次男が、弟が来るまで暇だし麻雀をやろうと提案。
弟の部屋にあった麻雀牌なんかをパクってきた。
次男「そういや俺、麻雀のルール知らんわ」
その発言で麻雀はドンジャラに変更となった
結局ドンジャラも3人でやるのは辛くないかってことで、ドンジャラは人生ゲームに変わった。
弟の部屋で、弟の人生ゲームをやること2~3時間
時刻は0時近かっただろうか。
遂に弟が帰宅した。
ガチャ
弟「」
兄「・・・」
次「よっ麻雀の面子足りないから混ざって」
俺「じゃないだろバカ」
次「あ人生ゲームか」
俺「そこじゃねえよ」
弟「お前ら俺の部屋でなにやってんの?」
次「人生楽しんでた」
俺「・・・」
兄「うるせぇから座れよ弟」
弟「はぁ?」
兄「お前の話を聞きに来たんだよ俺たちゃ」
弟「話ってなんのこと?」
弟「兄に文句いわれる筋合いはないんだけどw」
兄「お袋殴っといてその言い分は通らねぇだろ」
弟「母親ならなにしても許される訳じゃねーだろ?」
兄「だから、その辺含めたお前の言い分を聞かせろよ」
こんな会話してたと思う。
弟は会話に全く乗り気じゃなかった。
次男はDSの逆転裁判始めてた。
兄「お前、学校でなにやった?」
弟「なんもしてねーよww」
兄「なんにもしてないのに停学にはならんだろ」
弟「ぁぁ~それね、それ聞いて来た訳ね」
次男「」カチカチカチ
弟「お前がどんな理由でイカってんのか知らんけど、俺に怒られる理由はマジないからww」
次男「」マッタ!!
兄「だからその理由を聞かせろっての」
次男「」イギアリ!!
兄「ちょっと音量下げて」
次男「」カチカチカチ
兄「お前、どうして停学になった」
弟「糞教師に嫌われてっからw」
兄「じゃあお前は悪くないのか」
弟「そーだっつの」
兄「じゃどうして停学になった」
弟「だからぁ」
兄「なんでお前の言うことが信じてもらえなかった」
弟「糞教師に嫌われてっからだよw」
兄「お前は悪くないのに、先生方が一方的な処分をお前に与えたのか」
弟「そーそー」
兄「クラスメイトに、酒飲ませる行為が悪くないと思ってんのか?」
弟「飲ませてねーよ!勝手に飲んでただけだ!!」
兄「お前が酒飲んでるのに問題あるだろがバカ」
覚えていない部分は補足・割愛
兄「酒飲んだ後、お前クラスメイトの娘に何かしたのか?」
弟「してねぇよクソッ!!」
兄「その主張を先生にしてどうだった」
弟「その場にいた俺のツレも全員同じ主張してくれたからw」
兄「だから停学で済んだんだな」
弟「だからあの糞教師が悪いんだってのマジで」
兄「そしてお前だけ停学になったと」
弟「・・・」
兄「真面目なクラスメイトが、あえてお前を名指したのに、どんな理由があるんだろうな」
弟「・・・」
兄「けどそんなことはどうでもいい」
兄「お前、なんでお袋殴った?」
兄「理由教えろよ」
弟「・・ハァ」
兄「自分の親を殴る理由を教えろよ」
弟「息子の言い分をなんも信じない親にも問題あんだろ」
兄「ハハッ」
兄「え、お前のなにを信用しろって?」
弟「あ?」
兄「お前のこと信用する人間なんているのか?」
弟「お前にはいないだろうけど仲間がいるからw」
次男「第一の呪文、ザケルッ!!」
兄「噂のZAKERUね」
俺「・・・」
弟「ァーウゼ」
兄「お前がお袋に、信じられていないと思ってるだけじゃないのか」
弟「ハァ~・・」
兄「そもそもお袋はお前から、話を聞いてただけだろ」
弟「・・・」
兄「なに言われたお前」
弟「言わなくてもわかんだよんなことッ!」
弟「俺がやってねえつってんのに、教師の言うことしか信じねえで」
兄「・・」
弟「今だって俺の言うことなんも信じてねえだろうがよ!!だから言いたくねえんだよ!!」
兄「・・」
次男「」イギアリ!!
俺「」カチカチカチ
兄「お前さ、自分がどうして教師から嫌われてると思う」
弟「はぁ?」
兄「勉強もしないで酒に煙草に遅刻・欠席」
兄「その常習犯だからだろ?」
弟「・・」
兄「学校にバレるたんび反省してまーすってかw」
兄「教師はお前のなにを信じたら良いんだよ」
弟「上辺しか見ない奴の信用なんていらねえ」
兄「はい?」
俺は音量下げただけ
弟「お前らみたいな奴のことだよ」
兄「お前の言う仲間は、お前の上辺ではなく中身を」
次「ザケルってさ、書くとスペルなの?ZAKERUなの?」
兄「・・」
弟「・・・」コクン
次男「そっか」
弟「・・・」
次男「ださくね?」ボソボソ
俺「(もうZAKERUの話題はやめたげてよぉ!)」
どうしよう…
兄が「ふZAKERUなー!」とか言っちゃったら…
もしかして、これがオチ?
>>74
弟が語るZAKERUの結成秘話だと
俺達ってふざけて集まるグループだから「ふざけてるよな」
それが「ふざけてる」
いつの間にか「ZAKERU」って呼ばれるようになった、と。
確実に嘘だけどな。
三日三晩悩んで命名したと思うけどな
今一、文にすると兄の怒りが伝わらないけど
すんごい怒ってた訳よ。
お袋に手をあげたのが許せなかったみたいでな。
そして口論はまたも本題に。
兄「男なら、親と女は殴るな」
兄「それをどっちも持ってるのが母親だ」
兄「学校なんてお前の人生だ、好きにしたらいい」
兄「けど殴ったのは許せねぇ、謝れ、二度としないと約束しろ」
弟「俺の人生ならなにしようが誰殴ろうが勝手だろバァカ」
その瞬間、次男が弟をぶん殴った。
展開に期待
弟「・・っでぇなあ!!」
キレて次男に掴みかかる弟
無言で殴り続ける次男
突然の事態にも慌てない兄
傍観者としての立場を崩さない俺
最早空気と一体化している俺
カメレオンのように擬態する術を
兄「おい」
俺「はい」
兄「止めろ」
俺「はい…」
俺「ちょっと次男!やめろって深夜だぞ!!」
次男「」フーフー!!
俺「次男まじやめてやめろってばああ!!」
次男「」フーフー!!
俺「みんな起きるからああああ」
次男「」フゥ
弟「ハァー・・ハァー」
次男「お前ムカつくわ」
次男「人を巻き込んでおいで何が俺の人生だ」
次男「死ねカス」
弟「・・・」
長男…頭脳派
次男…体力派
三男…どっちでもない 意見が食い違うことが多い
四男…さすがにここまでくると末っ子の確率が高くなり、歳の離れた兄弟より劣っているのはまあ半分当たり前だが、悔しく感じてしまう
こんなのが多いらしいよ
次男「あ~・・いてぇ」
兄「弟、子供ってのは親に育てられるもんなんだよ」
弟「あ?」
兄「子供にも育てられ方ってもんがあるだろ」
次男「俺風呂入ってくるね」
俺「・・」
兄「お前、学校辞めてやりたいことあるの?」
弟「・・・」
兄「お前が学校辞めて、やれることってあんの?」
弟「るせぇ・・」
兄「とりあえず高校いって、大学卒業しておきたいんだろ?」
弟「・・」
兄「なら学校いっとけよバカ野郎」
兄「悪いことするなら、遊ぶならもっと上手くやれよバカ野郎」
兄「それ失敗して怒られて、周りのせいにして・・」
弟「・・」
兄「お袋にあたってんじゃねえよバカが!!!」
弟「・・」
俺「・・・」
説教が終わってリビングに行くと、次男は動物の森を一人で二台通信させて遊んでた。
次男「終わった?」
俺「終わったよ」
兄「腹減ったから飯でもいくか」
次「今ちょっと忙しい」
兄「なにが?」
次「妹の森に穴掘る作業が」
兄「意味わからん」
弟「・・」
兄「お前なに食いたい」
弟「・・焼き肉」
兄「もうやってねーだろ・・」
結局四人でコンビニいって、弁当買って食った。
道中で次男が言った「お前は悪いことする才能がないのう」って台詞にちょっと心打たれた。
これが、大体2カ月前の話。
そして先週、これが本題みたいなもんなんだが。
平日の夕方頃、お袋から電話があった。
母「弟が万引きで捕まって退学になった」
もう落胆したよ。
「そう・・」って言って電話きった。
頭の中で弟を罵倒すること二時間。
兄に連絡しないとな・・と思った。
兄にはメールで「弟が万引きで退学になった」とだけ伝えた。
それから数時間後、兄から電話。
兄「今、お前の家の前の駐車場まで来てるから」
駐車場に行くと兄の車があった。
中には次男もいた
次男は、ポケモンブラックをやっていた。
兄「よぉ」
次男「おす」
俺「おぅふ」
兄「今から実家向かうから」
俺「・・・」
俺さ、超行きたくなかった。
正直俺、弟とかどうでもいいしさ
また大喧嘩して、弟のバカさに呆れるのもいやだったのよ。
そんなん思ってる間に実家に到着。
その日は雨が降ってたかな
兄は実家に連絡して、弟を車まで呼んだ。
ガチャッ
兄「おう」
弟「・・」
俺「・・・」
兄「退学になったって?」
弟「・・」
次男「」テッテレー♪
弟「まだ・・ゲホホンッ」
弟「まだわからん」
俺「・・・」
兄「まだってのは?」
弟「・・まだ」
弟「転学は覚悟しておけって言われただけだから」
弟「明日また学校いく」
俺「だけとか・・」
弟「まだ決まってねぇから」
兄「・・」
次男「チ…」ピンコーンピンコーン
兄「煙草持ってたんだろ」
弟「・・」
兄「それ、兄に買いに行かされたって言い訳しろよ」
兄「煙草を買いに行かされた時、魔が差して万引きにも手を出したってことにしろ」
弟「・・」
兄「捕まった時に正直に言わなかったのは、兄に迷惑がかかると思ったって言え」
俺「・・」
兄「少しは、マシだろ・・」
弟「・・」
兄「だめなら転学しろ、悪いのはお前だ」
俺「・・」
兄「お前がどう思ってようと、俺はお前を大学に行かせる」
弟「・・」
兄「俺が借金してでも行かせてやる」
兄「もちろんお前にやりたいことがあるなら言えよ?」
弟「・・」
兄「ないなら、行っておくべきだ、お前は」
兄「悪いことすんな・・」
怒鳴ると思ってたから、説教てより説得する兄が意外だった。
1時間くらい話して、弟は帰宅。
俺達は兄の車で飯を食いにいった。
ブロロロ
次男「」カチカチカチ
俺「・・」
兄「お前さ」
俺「ん?」
兄「お前が弟を叱ってやれな」
俺「・・」
兄「俺とか、次男とかじゃな」
兄「年が離れすぎて、弟からしたらジジイの説教でしかないんだよ」
次男「・・」カチカチカチ
兄「一番年齢の近い、お前の言葉ってのは、真摯に届くもんだよ」
飯を食って、兄は翌日も仕事だったから帰宅。
眠いのに運転して大丈夫かな、とかほざくのよ。
もうこいつフラグ立てすぎて大丈夫かと
「グレた弟にええ感じのこと言った兄が帰り道に事故死とかやめろよ」ってフラグ叩き折っておいた。
翌日休みだった俺と次男は、そのまま実家に泊まったんだよ。
翌日
弟は母と一緒に学校いったよ。
ちなみに父親も一緒に行った。
ちゃんと父親います。
そして数時間後、母と弟が帰宅。
父親は学校からそのまま仕事に戻った。
次男は、俺が起きて、弟達が出て行って、母達が帰ってきて
夕飯ができる時間まで全く同じ体勢で寝てた。
夕飯の食卓
次男は寝ぼけ眼で着席。
俺「学校、どうだったの」
弟「・・」
母「ん~・・」
母「心を入れ替えて、毎日学校に来て、遅刻も欠席もせず、課題も提出して」
母「身嗜みも整えて、真面目な学生になれば、残っても良いって・・」
俺「・・」
母「転学をおすすめします、と・・」
次男「」zzz
俺「どうすんの?」
弟「いや無理でしょ」
母「・・」
弟「てか、あのキチガイ教師の言うことだからね」
弟「もし言う通りにしたって、難癖つけられるに決まってるw」
俺「・・」
弟「俺の担任てあれだから、教師の間でもキチガイ認定されてるから」
弟「そんなキチガイの言うこと聞きたくないわ」
俺「兄に、教えられたことは言ったの」
弟「言った。言ってこの結果」
次男「・・・」
世の中理不尽だらけ
弟「つかさ~今回マジ思ったわ」
弟「友達に退学のこと言ったらさ」
母「言ったの!?」
弟「一部の奴だけだよ」
弟「言ったら超心配してくれてw」
弟「『仲間集めて担任に文句言ってやろうか』とか」
母「やめて・・」
弟「俺も流石に断ったけどw」
弟「仲間ってマジ良いと思った」
弟「あいつらに出会えただけで意味のある学校生活だったよ」
次男「お前バカじゃねーの??」
母「・・」
次男「お前マジでバカだろ」
弟「・・」
次男「お前の友達が『弟にやらせたのは俺です!』って言ってくれたら良い友達かもな」
弟「させる訳ねーだろwダチだぞ?」
次男「あ?」
俺「・・」
次男「仲間ならそんくらいやれよバカ」
弟「なに言ってんの?」
次男「おめーだよハゲ」
次男「教師がキチガイ?今の高校にいるのは無理?なにが?は?」
次男「教師がお前に求めてんのは全部普通のことじゃねーかバカ」
弟「だからぁ」
次男「普通の高校生になるだけじゃねえか」
次男「転学だ?ただお前が楽したいだけだろうが死ねカス」
次男「転学すんのにいくら金がかかると思ってんだ?あ?」
母「・・」
次男「誰が出すんだ?マジで兄ちゃんに出させる気かおい」
弟「・・」
次男「出すんだよあいつらはよ!!」
次男「お前がいっっくらクズでもカスでもゴミ虫野郎でも」
次男「出すんだよ助けてくれんだよ!!」
次男「お前がなにしようが!人を殺そうが犯罪しようが」
次男「お前の味方をするんだよ!守ろうとすんだよ!!!」
次男「家族だからな!!!」
次男「いつまでも甘えてんじゃねえぞカス」
俺「・・」
弟「ぁ~・・マジうっせぇ」
母「・・」
弟「寝るわ」
弟はドア「バーン!!」して退室
俺「・・」
母「・・」
次男「なんだその態度てめえええああああああああああ」
次男はドアバーン!!して弟ドーン!!
殴り合いの喧嘩が五分程続いた。
その後、次男は遊ぶ予定があると帰宅。
俺はもうちょっと残ることにした。
部屋でだらだらしてると、隣の部屋から弟の声が聞こえた。
友達と電話してるみたいだった。
弟「ぁ~・・そう、うん」
弟「ぃゃまじキチガイ教師でw」
弟「まぁ転学だな。俺でも無理なもんは無理だわ」
弟「そうそう、金かかるらしいけど」
弟「まぁ仕方ないしな、」
弟「ああうん、お前らのその気持ちで十分w」
弟「お前らに迷惑はかけたくないからよ」
といった内容の電話だった。
もう落胆した。兄達がこいつに言ったことは、もう全部無駄なんだなと。
こいつはもうどうしようもないんだなと。
だから弟の部屋をノックした。
コンコン
ガチャッ
俺「」
弟「・・」
俺「・・」
弟「なに?」
俺「学校、辞めるんだ」
弟「うん」
俺「その費用は、、」
弟「・・」
俺「・・・」
弟「俺出せないし」
俺「なら辞めんなよ」
弟「それは無理」
俺「・・」
弟「・・だから保証もないし」
弟「担任、キチガイだから」
俺「やってみないと分からない」
弟「・・」
俺「土下座でもなんでもして、頼み込むとこだろ」
弟「・・」
俺「少しでも可能性があるなら、やってみるとこだろ」
弟「・・」
俺「悪いのは、間違いなく、お前なんだから・・」
俺「親って、死ぬから」
弟「・・」
俺「・・」
俺「親が喜ぶ迷惑をかけようよ」
弟「・・」
俺「・・」
俺「じゃ・・帰るわ」
俺、本当に帰宅。
でついこの前、お袋から電話があって
弟はとりあえず、真面目に学校に通ってるらしい。
教師からは蔑んだ目で見られてるらしいが
辞めずに、今の高校での卒業を目指してるとか。
兄は、喜んでたな。
次男とは、少年ジャンプが出る月曜日に必ず電話してる。
各漫画のこれからの展開について議論するのが、習慣。
終わり。
妹がいない場でするようにしてたから、全く出てこないな。
弟をしかる本編外だとずっと遊んでたんだが
父親は、昔は凄い厳しい人だったけど
今は仕事が忙しくて、関わる暇がない、って感じなのかなー
子供は大事にする人だよ伝わってないけど。
長男かっこよすぎだ