おはじきを手の平で弾いて机の端まで飛ばして1番端まで飛ばせた人が優勝(落ちたらアウト)、優勝した人にはジュースをプレゼント
というゲームをしょっちゅうやっていた
人数が増えても優勝商品は変えず、詳細なルールも決めずキャッキャと楽しんでいたんだけれど
ある日男子が参加したのが切っ掛けで女子は全員そのゲームに嫌気が差し、男子だけの遊びとなりドンドンと悪い方向へ盛り上がってしまった
いつもの7人と男子3人の10人でゲームをやり、私が優勝した
すると男子三人組が
「弾き方を統一しなきゃ不公平」
「スタート位置がそれぞれ微妙に違う、お前はみんなより1センチくらい前でやっていたから失格」
「ルールが不明確だから無効試合」と口々に言い出し「私子は失格、次のゲームは無条件で負け」と勝手に3人で決めて次のゲームを仕切り始めた
あー…3レスで収まらなかったorzすみません、もう1レス続きます
女子全員が「後から入ってきた奴が勝手に決めるな、特にルールを決めなくても今まで楽しくやれたんだからいいんだ」と抗議しても聞く耳を持たず「じゃあお前ら全員不戦敗、罰金払え」とニヤニヤしながら言ってきた
その顔がなんともいえず卑しい感じがして何だか怖くなり、皆十円ずつ払いさっさとその場を退散した
その出来事から男子を参加させるのは辞めようと決まったけれど、またゲームをする気が起きずその後1度もやらなかった
しかし1ヶ月程経ったある日、あのゲームの事で私と仲の良かった2人が生徒指導の先生に呼び出された
何かを賭けていたのはまずかったかな、でも今更なんで?と不思議に思いながら指導室に行くと、指導主任は勿論、教頭やら学年主任やら総勢10人近い教師が並んでいた
しかも全員ただならぬ雰囲気
そんなにとんでもない事だったのか…!?と半泣きでgkblしていたら、担任の先生が「まず私と話をさせて下さい!」と飛び込んできた
担任と指導主任と私達3人で指導室の隣の教室に移動し、担任から呼び出しの詳細を聞いて驚いた
私達が抜けた後あのゲームは男子だけの遊びになり、ペナルティや反則事項などルールが細かく決められていったのは知っていたけれど
女子や教師に知られない様にしながら、賭け金もどんどん増やして行き、諭吉さんが飛び交うレベルまで上がり、終いには暴力沙汰になってしまったらしい
暴力沙汰を起こした生徒や、それに関わった生徒達に事情聴取をしたら全員口を揃えて「私子さんとその友達が首謀者だ」と言うので、私達が呼び出された
担任に「確かに私達が始めたゲームだけれどお金なんか賭けたことは無い、勝った人に皆でジュースを奢っただけ。それにもう1ヶ月以上もやっていない」と必死で訴えると、担任は「うん、分かってるよ。それを見てた子は一杯居るし私も知ってたからね、だから大丈夫だからね」と言ってくれた
指導主任も最初から私達が暴力沙汰には関係してないだろうと思っていてくれたらしく、「ジュースと言え賭けはダメだからな」とだけ言い指導室へと戻って行き、私達は担任から少しだけ注意を受け指導室に寄ることも無くすぐに帰された
暴力沙汰については、後日何人か退学になった事しか知らないけれど
学年集会やら全校集会やらHRやらで「賭け事がいかに悪いことか」というのを散々聞かされ生徒全員厳重に注意を受け、休み時間に数人が机を囲んで居るとすぐに先生が「何やってんだ!?」と飛んで来るようになったので男子達もあのゲームは誰もやらなくなったらしい
もしかしたら隠れてやってたり、別のゲームに変わっていたのかもしれないけど
指導室に入った瞬間の心の修羅場っぷりは忘れられない
ザマァって感じだw
>>239さんは乙!
目的は勝ことではなく楽しむことだからね♪