被災地での恐怖体験。霊的なものも怖かったが、一番怖いのは人間だな…

ざっくり自分の経験な
特定されない程度に

被災後の職場がめっちゃ海近くだったんだけど、コンコンダッシュ？がすごかった
仕事中にドアコンコン
開けると誰もいない
聞こえるひとと聞こえないひとがいる
そのときによって聞こえる人もまちまち

ちょっと色かわるが人間怖い話

某クズTV局の取材班が仮設住宅の住民にアポなし訪問
「すみませぇーん、ここの仮設住宅で誰か家族亡くなった人いたら紹介してほしいんですけどー」

クズ

これはどっちだかわからない
多分人間怖い話

深夜に、流されてあたり一帯なんもなくなったバス停に夜中にいっぱい人乗ったバスが停まってる目撃が多数
しばらくは死者を運ぶバスだ！なんて言われてた
あとから聞くと、どうやら、被災地でふざけた写真撮ったりするために目立たない深夜にわざわざ来るツアーとかやってるらしいとのこと
そのツアーのバスだろうとのこと

悪気はないんだろうが人間怖い話

同じ被災者でも自分はこんなにひどくて…あんたなんかまだいいじゃない！と言う人は多い
これは心理的にしかたないと思う
写真とか衣服とか、たとえ泥だらけで処分しなくてはならなくても、跡形もないよりはいいって人もけっこういた
家が流されなかった自分なんかは、あんたは家があるくせに！って言われても、
しかたないなあと思って暮らしていたけど、

とある人は、家が流されて基礎だけ残ってしまった。それを見て、近所の人が
「あんたはまだいい！うちなんて、基礎まで流された！」と。
むしろ基礎だけ残るってのは撤去の手間がかかるんだけどね。

人間怖い話

家は流されなかったけど年寄り多い地区だし…と、
お寺に避難して炊き出しの手伝いとかしてたとこのお嫁さんが
家があるからという理由で食事の時間に家に帰された

人間怖い話でもオカルトでもないリアルに怖い話

被災地の某町では津波の後大きなタコがいっぱいとれた
放射能うんぬんじゃないよ
海に栄養がいっぱい流れてたから
大きなタコは、切ると長い髪の毛だらだらついてたり
あきらかに人間のとわかる手首とか指とか入ってたり

あと怖いなと思ったのは

津波と聞いてタクシーの運転手に海の方向へ行かせる某局カメラマン
運転手が何度も渋ってるのにもうちょっと海のほうに！とか行かせる
もう無理だと運転手が車をＵターン
結局もう周りをみんな津波に囲まれてて運転手とカメラマンはビルに逃げる
もちろんタクシーは流された
それを衝撃の瞬間！とか誇らしげに放送する放送局

魚介類は食べたくなかった
たこの話が上がってるけど赤ちゃんを抱いたまま水揚げされたり

他所から来た泥棒やレイプ魔とかも
心霊系だと声が聞こえたとか色々

怖くはないけど悲しい話

地震被害はひどかったものの、津波はギリギリ被災を免れたうちの地域
津波がきたところが大変だから…と自分たちで毛布提供したり食品提供したり
近隣の地区に支援してた
そしたら被災から数日後、物資が届き始めても町はうちの地区を無視
他の被災地区では３食分食事が用意できているのに、自分たちはどうにかして工面して食べてた
もちろん限界もくるし、数日我慢した後自治会長が直談判しに行って、
やっともらってきた物資が、約100世帯ある地区に菓子パン10袋

ああ、そういう意味では怖い話

地震で避難した場所が津波に襲われたところ
なんとか津波をやり過ごしたひとたちがフロアで避難を続けた
夜になると、上のほうから、助けて助けてって声が聞こえる
心霊ではなくて、津波で流されたものの建物の天井や壁に引っかかった人たちの声
津波の直後は気絶していて、夜になって気付いて声を出し始めた
けれどその頃にはもうあたりは真っ暗だし停電もしていてどこにいるかわからず助けることもできない
そこに避難した人たちは、泣き声を聞きながら一晩過ごしたって
朝になって救出された人もいれば、そのまま息を引き取った人もいる

>>42
その場に知り合い何人かいたんだけど、
一人はめっちゃ他人の声に敏感になったな

トラウマ感半端ないだろうなあ

俺のじーちゃんの家、石巻でも田舎で特に被害が大きいとこだった。
ボランティアの人とか結構来てくれたんだけど、
ある日、金髪でオシャレなちょっと場違いな感じのヤツがきたらしい。
ただ、体力もあってすごい働き者で感心したって言ってた。

後日分かったんだが、本田圭介だったんだと。

なんかいろいろあったはずなんだが
こうやってスレ立てれたときに出てこないもんだな

でも今、当たり前に○○さんちのじーちゃんはまだ見つかってないねーとか会話してるのが何気に怖いと思う

>>52
なにそれこわい

泉区には地盤が陥没した地域は一応わりとあるけど