正直未だに現実を受け入れられない……夢であって欲しい
とりあえず俺のスペック
26歳
9月で会社辞めて無職になって実家に帰省
自分の部屋がなくなってたから開いてる部屋に布団敷いて荷物とか広げて寝てる
事の発端は今日の夕方頃
俺は今日ハロワのセミナーを受けるために家を出たんだが思いの外支度に手間取って焦ってた
普段なら布団とかきっちりたたむんだが荷物とか布団を散らかったまま家を出たんだ
それで家に帰ると布団とかちゃんとたたんで会ってさ「あ、家の誰かがたたんでくれたんだな」程度に思ってた
この時俺は自分のミスに何も気づいてなかった
別にいつもワイワイ喋りながら食卓を囲むわけじゃないんだが今日に限っては特に静かだ
普段からそれほど喋らない弟と食事は黙ってする祖父母は置いておいても父と母が異常に静かだった
まぁその時はこんな日もあるのかな程度に思って俺はさっさとメシを済ませて風呂に入った
そして風呂から上がったら父が「ちょっと話があるから」と俺のことを呼んだんだ
この時はハロワのセミナーもあったことだし転職関係のことかな?とのんきに構えてた
そして呼ばれていった部屋にはテーブルに父と母が座っていてテーブルには見覚えのある紙切れが置いてあった
俺が昨日行った妊婦ホテ●ルの嬢にもらった名刺だった
仕事辞めたばっかりだから貯金とかはまだ余裕あったんだよ……親の金で行ってたら今頃家追い出されてるわ
瞬間、小学生の時に印刷したエロいイラストを同じような状況で問いただされたことを思い出して一瞬吐き気を催したがなんとか立て直した
そして少し冷静になった俺はまだ巻き返せると直感した
名刺から●俗店のものっていうのは読み取れても「妊婦」というワードはなかったし
別に●俗に行って悪い年齢でもないからどうにかなると思ったんだ
きっと今なら「ニートのうちはこういうのは少し控えたほうがいいんじゃないか?」くらいの傷でおさめられると確信した
「ネットでお店調べてみたんだけど妊婦のいる店なんだってな」
俺は再び吐き気をもよおした
とりあえず座るように言われたのでおとなしく親と向かい合うように座る俺
親と挟んだテーブルの上にあるホテ●ル嬢の名刺がすごく悪く感じられた
少し沈黙の後に父が口を開いた
「別にこういう店に行く事自体は攻める気もない。自分の金で行ってるなら尚更だ」
「でもな……妊婦っていうのはどうなんだ?」
俺は名刺を見つめながら何も言えないでいた
すごく良かったですとか言ったら流石にぶん殴られると思った
そんなん調べてもいいことないのに
何も言えないで俯いていると今度は母が口を開いた
「……あのね、頭ごなしに怒るつもりは無いからちゃんとこっちをみて説明してほしいの」
そんなふうに言われて気持ちが楽になったわけじゃないが勇気を出して顔を上げてみようと思った
ゆっくり名刺から視線を上げていくと俺の顔をしっかり見据えている父と
俺と目があった瞬間に反射的に目をそらす母がいた
そりゃねえよと思った
まぁ傷ついてばかりもいられないと思って俺も勇気を出して口を開いた
正直今さらなんとか巻き返そうとかいう気は全くおきずに早くこの時間が終わればいいとばかり考えてた
「いや……何というかお腹の大きい女の人が好きで……」
「それじゃぁデブでもいいだろ、この御店にもそういう人いるみたいじゃないか」
なんでしっかりお店の情報仕入れてんだよ
「デブとか……そういう言い方は酷いんじゃ……」
「今はそんなことはどうでもいいッ!」
若干親の語彙が強くなりビビり始める俺
母に助けを求めるために視線を向けたらまた逸らされた
「えっと……やっぱり妊婦さんの……お腹に子どもがいるっていうのがなんかよか」
「お前は人の命をなんだと思ってるんだ!!」
テーブルを思い切り叩きながら怒鳴る父
26歳にして本気で泣きそうになった
>>51
同じ店にデブ専用の嬢もいたから逸らすのは無理だと思ったしそんな余裕なかった
マジギレした父を見たのは小学生以来だったから俺はもう呂律もまともに回らない状態
「いや……だって子ども…俺……父性が……」みたいなことを言ってたと思う
「お前の欲を満たすために子どもは生まれてくるわけじゃないんだぞ!!」
俺の中途半端な弁解が更に俺を責める父に拍車をかけた
正直仰るとおりですと思って、お腹の子どもにすごく申し訳ない気持ちになった
「確かにそのとおりだと思う……俺は間違ったことをしたかもしれない……」
正直妊婦フェチが治るとは思わなかったし治す気も起きないが、確かに父の言葉は正しかったしそう思った
「……わかればいい。もうこの店にはいくなよ」
なぜか瞬時に返事が出来なくてまたテーブルの名刺に視線を落としたんだが
それを頷いたと解釈したのか父は納得したようだった
誤解されるとアレだが父の言ったことは確かにそうだなって俺は思った
だが上で誰がか言ってたようにフェチとかその場ですぐさまどうにか出来るもんじゃねえし俺の反応は正常だったと思う
それとこの後、俺は従姉弟嫁との接触を禁止っていうかしばらく様子見されることになった。
最近実家に帰ってきたばっかりだから知らなかったんだが従姉弟嫁が妊娠してるらしい。
「流石に身内の嫁に欲情したりしないし、分別はわきまえてる」と反論しようと思ったが、
従姉弟嫁とか血縁的にもつながりのない他人だし「視線が嫌らしい」とか言われたら多分反論できないから素直に受け入れた。
従姉弟嫁が出産するまで従兄弟家族と会えない可能性大だわ
あとまだ母がちゃんと俺の目を見てくれないのが辛い
別に妊婦とエロいことしてええやろ
>>59
言おうと思ったけど焼け石に水かと思って言えなかった
麻薬売ってる人が悪いって言っても買ったほうだって裁かれるしなぁっていう思考になってたわ
>>60>>
たぶん妊婦さんに何かあったら責任取れるのかっていうのもあったと思う
自分の奥さんならそこは家庭内の問題だしな
激しい運動とかなら分かるが
オプションでア●ルフ●ックはした
流石に親にそこまで詳しく説明してないけど、まぁ妊婦の人って俺らが思ってる以上に繊細らしいしな
大切な子供がいるのにだらしない身体してるのがそそるんだよ!
お父さんのそれは逆効果だよ!
正直それだよな
あと子どもがいるのにこんな仕事してるなんて……っていうのも興奮する
>>101
実家から追い出されると思うわwwww
まぁ何が言いたいかって言うとお前ら布団は毎朝きちんとたたんで親に掃除されたりしないようにしとけよ!