小学生でオナニーをどうやってやるのか知らなかった頃、ちんこを床に擦り付けたら気持ちいいってことに気づいて床オナを始めた。
小4くらいから初めて小6までやってたんだけど、入院することになるまでは体調が悪くなったりしたことはなかった。
まだ精通が来てなくて我慢汁しか出なかったからずっとやって気持ちよくなってた。
2回くらいやって満足して一息ついてると徐々にめまいがしだした。
最初は風呂あがりでのぼせただけかと思ったけどどんどん強くなってきて吐きまくるほどめまいが酷くなってまともに立てなくなった。
日曜日の救急外来は専門医がいない上に救急車じゃなくてタクシーで来たから先に入ってた急患の処置が終わるまで20分くらい吐きながら待ってた。
待ってる間どんどん意識が混濁して気づいたらMRIにかけられてた。
救急車呼ぶレベルらしく、処置開始があと10分遅れてたら運動機能に何らかの障害をきたしたかもしれなかったらしい。
医者の話を聞いていると何らかの影響で奇形部分にかなりの血圧がかかって破裂したようだった。
風呂あがりで床オナして足ピンすれば血圧上がるだろうなと予測はついたけど医者に床オナしてたなんて言えなかったから、うんこしてる時力んだと伝えた。
今思うと処置中にパンツ脱がされて我慢汁いっぱいついてたの見てるだろうから気づいてたとは思う。
最初は平衡感覚が失われて起き上がるたびに猛烈なめまいが起きてたけどリハビリを初めて2週間経って歩けるまでは回復した。
3週間経つと軽いめまいはあるものの手すりなしでも病院内を散歩できるようになった。
治療法としては放射線で焼き切る方法と頭を切開して直接切除する方法が提案された。
放射線による治療は切開する必要がなく割と簡単に行えるらしかったが、周囲の組織に影響を与える可能性があることと奇形部分が脳のかなり奥にあって難しいことから切開する手術をすることになった。
切開するほどの手術とは行ってもわりかし技術が確立されている術式で成功率はほぼ100%だった。
手術の前の検査での動脈注射の採血は今でも思い出して手汗をかくくらい痛かった。採血終わった後ずっと泣いてた。
担任の先生が見舞いの時モーツアルトの曲が脳にいいらしいからとCDを買ってきてくれたのはとても嬉しかった。
毎晩寝るときに必ず聞いてて、今でもたまに聞いたりしてる。
先生が同級生に励ましの手紙を書くように提案して、それを持ってきてくれた。当時好きだった子のページばっかり読んでた。
そのころは恥ずかしがり屋で髪も長めだったから丸坊主にされてる時涙目になってた。
散髪し終わって1時間ほどアニメを見てくつろいでるうちにいよいよ手術室行くことになった。
上でも書いてたけど風呂あがりで足ピンして床オナしたことだと思う
血圧あがる3コンボだったわ
やっぱ高血圧って怖いんだな
ストレッチャーの上に載せられて、酸素マスクを付けられていよいよ手術室へ搬送された。
周りの人が皆手術衣を着ててなんとなく生きて戻ってこれるのか不安になった。
手術室へ入り、手術台の上に載せられて笑気ガスを吸ってすぐ眠った。
血管の奇形が小脳の深部にあり、手術は12時間かかった。同じ時期にほとんど同じ病状で入院してた女の子の手術が4時間で終わったから相当複雑だったらしい。
わりかし大量に出血したらしく、途中で400ml輸血もあったりしたらしいけども執刀医の先生の腕も良かったこともあり手術は無事に終了した。
術後に手術室から出てきて麻酔の影響で意識が混濁してるときに執刀医の先生や看護師に下手くそって怒鳴ったって聞いて顔が青ざめた。
小学生でシャイだったこともあって直接謝ってないままになってる。>>8がもし手術に携わってくださった誰かならあの時はほんとにすみませんでした。
自分は高血圧でもなんでもなく普通の状態だったよ
術後は再びめまいと過ごすことになった。破裂直後ほどの猛烈なめまいではないけども、頭をちょっと動かすだけでぐわんぐわんした。
床ずれを防ぐために数時間に1回体の向きを変えなきゃいけないのがとても辛かった。そのうえ縫合した開頭部に水が溜まってその水を抜く作業がとても気持ち悪かった。
そういう状態も2週間程度安静にしてると収まってきて起き上がれるようになり立って歩くことは一応できるようになった。
歩けるとはいっても小脳の平衡感覚が取り戻せてなくて手すりに捕まらないと真っ直ぐ歩くことなんて出来なかった。
そうこうしてるうちに再びリハビリが始まった。
腕の機能はあまり影響を受けてなくて、ほとんど歩く訓練ばかりでリハビリテーション室や病院内をずっと歩きまわってた。
リハビリの担当者の人とはずっと宇宙世紀のガンダムの話ばっかりしてた。
病院に帰ってテレビをつけると、新潟中越地震発生直後で報道特番をしていてなんとなく西日本の方だったから影響はなかったけれども寒気を覚えた。
外泊で朝食の準備予定にはいってなくて、次の日食パン1枚の朝食を食べた。
今ではそういう発熱はしないけども、退院後1ヶ月間くらいは日曜日のその時間になると高熱を出す習慣?がついてしまっていた。
採血して血液検査をしても原因不明だったけれども、他に症状はなく高熱が出て寒気がするだけで咳や腹痛、頭痛などの症状が起こらず医者も様子見してた。
9月の初週から10月末の2ヶ月入院して、費用は保険なしで250万、手術代100万、入院費150万くらいだったと思う。親が保険に入れてくれてたから20万程度の出費だった。
他にも生活必需品に出費していたが、一番多く出費していたのはテレビカード代で1万5000円くらいいってた。
絶対安静だったけど、腕だけはちゃんと動いてたからゾイドのプラモデルを作ったり、ハリポタ繰り返し読んだりテレビでアニメをずっと見てた。
深夜には親が帰っていたので深夜アニメを見つけて見始めたのもこの頃から
2ヶ月苦しい思いしたから疲れてるし、価値観に何らかの影響を与えたと思う。
入院前と変わったことといえば血管破裂した日に初めてジンジャエールを飲んだ経験から今でも飲むたびに軽いめまいを催してトラウマになってることくらいかな
執刀医の先生や自分に着いてた研修医の先生や看護師の人もいい人ばかりだった。
執刀医の先生はなるべく話をしようとしてくれたし研修医の先生も暇な時に様子を見に来てくれてた。
同じような症状の人とカルテ取り違えたり抜けてるとこがあって心配だけど今はプロの医者として活躍してると思う
退院後1年、2年、5年後に定期健診があった。MRIで脳を撮影して様子を見ていたが、後遺障害もなく安定しているので今は検診は必要じゃない。
個人的には絶対体には良くないからやめたほうがいいと思うけど
大変だったんだな
今は普通に大学に通えてるしそこまで悪い経験ではなかったと思ってる
後遺症なくて良かったね
些細な床オナでこんなことになるなんて思わなかったわw