最新ヘッドライン!


俺の蹴りで電柱を倒してしまった。『ヤバイ!』と思った時には爆発音と共に軽自動車に直撃しており、見るも無残な状態に…

3: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 22:50:48.13 ID:9l2FZWp10
小学生のころはよくおれの家で友達と遊ぶことが多かった
その日は、いつものように家で遊んでいると
母がお菓子やジュースでもを買ってきなさいとお金をくれたんだ

5: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 22:54:18.26 ID:9l2FZWp10
そして母から貰ったお金を握りしめ友達数名と弟と共に隣にあるスーパーに向かった
スーパーに道中靴紐が緩くなっていたため電柱の隣に座って靴紐を結び直し始めたんだ

 

8: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:00:50.08 ID:9l2FZWp10
あの頃はあまり靴紐を結ぶのが上手にできなかったため思いのほか時間が掛かっていた
その時に一人の友達が電柱に蹴り始めた
友達1「靴紐まだ~?」
そう言いつつも電柱への蹴りは止まることなく続いていた
おれ「あともう少しで終わるよ」
そう言うと
弟「早くしてよー」
友達2「長いよー」
友達に急かされたためおれは焦って靴紐を結ぼうとして余計に上手くいかなかった

 

9: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:03:25.10 ID:9l2FZWp10
おれ「よし終わった、行こう」
そう言って立ち上がったおれの目の前を電柱が過ぎ去った

 

11: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:04:32.94 ID:6uwOGwLF0
訳がわからないよwwwww

 

12: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:06:33.61 ID:9l2FZWp10
なんと電柱がおれの住んでいるマンション目掛けて倒れていたのだ
マンションがヤバイ、そう思ったおれは弟に
おれ「電柱を止めろ!!」
我ながら無茶な命令だったと思ったがマンションのことがなにより心配だったおれはそう言っていた

 

13: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:09:38.60 ID:1G3GJEkPO
電柱を止めろ!wwwwwwwwwwww

 

15: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:11:15.01 ID:x9OdMgB70
友達1
友達2
後のK1ファイター武蔵と魔裟斗である

 

16: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:12:10.02 ID:9l2FZWp10
おれの声を聞いた弟は迷うことなく電柱を押し返した
倒れる角度がまだ浅かったためかそのまま電柱は押し返され
そして、爆音と共に駐車されていた軽自動車に直撃して車は見る影もないほど大破していた
おれはいまでも鮮明に覚えている車のフロントガラスはひびこそはいっていたものの割れることなく車内を守っていたのである

 

17: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:13:05.45 ID:6uwOGwLF0
弟強すぎワロタ

 

19: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:16:33.58 ID:x9OdMgB70
ちなみに弟はレミーボンヤスキー

 

21: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:20:11.69 ID:9l2FZWp10
目の前には世紀末さながらの光景が広がってた
しかし、おれの心は清々しい気持ちでいっぱいだった
このマンションはおれが守ったんだ、そう思っていた
友達1「やべーよ、おれよ蹴りやべーよ」
おれ「おまえの蹴りのせいで本当に危なかった、でもなんとかマンションは守ったな」
おれと友達1は互いに笑いあっていた

 

22: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:23:00.28 ID:9l2FZWp10
弟「お兄ちゃんどうするのこれ?」
その冷静な弟の言葉におれと友達1は現実に引き戻された
おれ「……」
友達1「……」
ちなみにこのとき友達2は隣で泣いていた

 

26: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:28:48.40 ID:9l2FZWp10

おれ「とりあえずおばちゃんに知らせに行こう」
おばちゃんとはスーパーで中の良かった店員のことね

スーパーの駐車場内で起こったことをおばちゃんに話した
おばちゃん「なに言ってるのよ、いま仕事中だからあとでね」
おれ「ちょっと来てよ」
そう言って強引に大破した車の見える位置まで引っ張っていった
おばちゃん「ちょっともう本当におこ……」

 

28: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:33:11.79 ID:9l2FZWp10
友達1「おれが蹴ったら倒れちゃってさ……どうしよう?」
おばちゃん「逃げなさい、いますぐに」
おばちゃんはそう言った、たぶんだいぶ焦っていたのだろう
いつもとは明らかに雰囲気が違った

 

29: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:38:00.55 ID:9l2FZWp10
その言葉をうけておれたちは逃げた
とりあえず300mほど離れた公園に行ったもののやはりあまりの出来事に遊ぶ気になれず家に帰った
おれ「ただいま~」
母「遅かったね、……あれジュースとお菓子買ってこなかったの?」

 

30: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:40:51.98 ID:9l2FZWp10
おれ「実は……」
あったことを洗いざらい話した
母「なに言ってるの?」
やはりおばちゃん同様に信じてはもらえずベランダに行ってその光景を見せた
母「……」

 

31: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:46:27.96 ID:9l2FZWp10
そのまま母にスーパーへと連行された
母「あの~、実はこの子たちが電柱倒してしまったらしく……」
店長さんにそのことを話しおえるとすぐに店内に車の持ち主を見つけるためのアナウンスが流された

 

32: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:50:44.88 ID:9l2FZWp10
そのアナウンスを聞いて現れたの女子大生の2人組だった
女子大生「あの~なにかあったんですか?」
事情を説明すると驚いてはいたがおれたちに
「あらら~、大変だったね」
と笑いかけてくれた

 

34: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/18(水) 23:59:41.46 ID:9l2FZWp10

母「このあとは大人たちだけで話すから帰りなさい」
言われた通りにおれたちは家に帰った、友達2が相変わらず涙目のままだったが気にせずに遊んだ

そして、母が帰ってきた
母「電柱の根元が腐ってたんだって」
おれ「えっ?どういうこと?」
実は電柱の根元が雨水などで腐り切っていたらしい、そのことにスーパー側が気づかずに放置されていたところに友達1の蹴りがとどめを刺したということらしい

 

35: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:04:05.87 ID:/u5bnWe10

そのあとは友達の親にあったことを連絡し各自帰宅
翌日、休みをあけて学校に行くと
いつのまにかその情報が広まっていたらしい
数日の間、帰り道などでおれたちが電柱の近くを通ると笑われて続けた

fin

 

36: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:05:00.98 ID:4Obz2AID0
終わったwwwww

 

37: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:06:11.10 ID:x9OdMgB70
finしてしまった…

 

38: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:09:34.67 ID:/u5bnWe10
みんなも電柱には気をつけてな

 

39: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:42:09.06 ID:dKO/lOYLi
根元が腐ってて友達がとどめ刺したのは、まあ分かるとして弟強すぎるだろwwww

 

40: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/01/19(木) 00:47:46.66 ID:/u5bnWe10
>>39
倒れはじめてすぐに押し返したからじゃないかな?
確かにあの時の弟はすごかったけど

この記事も読まれています


You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサードリンク



最新ヘッドライン!