俺
A子 俺彼女
浮男 A子の浮気相手
友人数人
A子と付き合って二年、同棲はじめて半年くらいのころです
俺は平日仕事で日曜日休み、逆にA子はシフト制のパートで日曜日が忙しく、平日が休みなので中々休みがあわなかった
それでも同棲してるから俺は気にしてなかった
ある日A子から仕事中にメールが来た
「さびしいぞ~浮気しちゃうぞ(はぁと)つかれたー」
普段からふざけた内容のメールを送りあってた仲なので「疲れたならゆっくり休みなよ」と返してその時は気にもとめてなかった
さすがに気になってきたのでA子に問い詰めてみたがなんとなく送っただけと言い張る
ほんとに浮気してるのかな?と不安になったけど決定的な証拠もないのであまり疑わなかった
数日後、俺は友人十数人と飲みに行った
もちろんA子は留守番
飲み会の最中に浮気の話がでたので俺は冗談まじりに
「最近彼女が怪しいんだよ~」
ってなことを言った
皆は「お前は昔から考えすぎだ、心配性だな」と笑い飛ばしてくれた
そのおかげで不安は消えた
が、この後二次会に行く途中に青ざめることになる
「実は…A子ちゃんの浮気相手見たかもしれない」ときりだした
話を聞くと友人がアパートの前をとおりかかったときに
俺の部屋から知らない男が出てくるのを見たとのこと…
俺はまさかと思いA子に電話して真偽を確かめようと携帯を取り出したらA子からメールが来ていた
「今日もつかれた~(はぁと)」
とイミフな内容
「疲れた」ではなく「突かれた」の意味ではないかと、この時気付きました
なんでこんなメール送ってくるんだよ?
そして酔ってない友人に車を出してもらってアパートに凸しに行くことに…
待たせてスマソ
アパートに着き、いきなり皆で凸して行為の最中だったり何もない場合のことも考えて
まずは俺が行き、何かあったら呼ぶということで友人達は車の中で待機
そして凸
A子は服を着ていたが隣に全裸の男がいた…
以下修羅場
浮男「いきなり人ん家入ってくんじゃねーよ!誰だテメェ!」
叫ぶ浮男を無視してA子に問い詰める
俺「浮気してたんだな…」
A子「なによ!してちゃ悪い!?」
A子は謝るどころか開き直って逆切れしてきた
同棲したのに俺と過ごす時間がなくて寂しかった。
だから俺が仕事でいないときや出かけた時はしょっちゅう浮男を部屋に招き入れていた
そして行為の最中にメールを送っても気付かなかった
私は悪くない、気付かないし私を放置したあなたが全面的に悪い、だから浮気したのはしかたないと言い出し泣き出す始末
俺は怒りを通り越して呆れた
話を聞いてようやく俺がA子の彼氏とわかった浮男
浮男「こんなことになったのも全部お前のせいだぞ!A子を泣かして謝罪もないのか?慰謝料払わんかコラァ!!」
浮男が胸倉を掴んできた、コイツ完全にDQNだ
自慢じゃないが俺は生れて一回も殴り合いのケンカをしたことがない、たぶん負ける
それにここで殴り合いになったら外にいる友人を呼ぶどころじゃなくなる
俺「殴ればいいだろ?玄関の向こうに五人待たせてる、お前が手だしたらなだれ込むぞ」
そう言った瞬間玄関が開いて車で待っているはずの友人達がゾロゾロ入って来た
浮男ビビってたが俺もビビった、どうやら外でずっと聞き耳たててたらしい
とにかく助かった
入って来た友人の一人が浮男の顔を見るなり殴りかかった
友人「テメェ俺のダチの彼女に手ぇ出してんじゃねぇよ!」
浮男「スイマセン!先輩!許してくださいっ!」
裸のまま友人にボコボコにされる浮男
後で聞いたんだけど浮男は友人の学生時代の後輩で毎日パシリに使われてたらしい
最後です
結局その後A子は「私は悪くない!俺が全面的に悪い」と泣きじゃくるのでこのままじゃラチがあかないと
A子とボコボコにされた浮男を残してアパートをあとにしてその日は友人の家に泊めさせてもらった
A子から数十件着信がきてたが「朝までには荷物まとめてでていけよ」とだけメールを送った
友人の家で酒を飲みながら泣いた、たぶん人生の中で1番泣いた日だと思う
おかげで完全にふっきれた
次の日A子の親に電話で事情を説明しアパートに立て篭もるA子のところに行った
浮男はいなかった
まだ私は悪くないと言い張るA子は父に殴られ母にビンタされようやく土下座して謝った
両親も「本当に申し訳ありません」と言って荷物をまとめA子をつれてアパートから出ていった
浮気はしたほうが悪いんだけど、恋人を放置した俺も少し悪いのかな…と考えさせられました
以上です。思い出しながら打ったのでまとまりがない文でスイマセン
ちなみにイミフメールは浮男がA子の携帯をとりあげて送ってたらしいです、たぶん別れさせたかったから送ったんだと思います
A子も知ってて黙認してたみたいです
彼女の両親がまともな人でよかったね。
新しい彼女もいて同棲はまだしてないですけど幸せな日々です
貴重な人生経験乙というところで