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子供の頃から車に興味があった私は就職してからレトロな外車を買った。
ある休日 買い物を終えてお店の駐車場で携帯をいじっていると、隣のスペースに年代物の高級外車が入って来た。
「へー、珍しい車だなぁ」と思いつつすぐまた携帯に目を落としたのだが、暫くすると助手席の窓をコンコンと叩く音が。
ふと見るとそこにはチェックのスーツにウールのコートを羽織り、ハットとサングラスを装備した男性がいてこちらを覗き込んでいた。彼の風貌はGメン’75の丹波哲郎を想像して頂ければと思います。
え、誰だっけ?知り合い?いや、高級外車に乗った丹波哲郎など知り合いにはいない。
混乱して固まっていると哲郎は助手席のドアを開け(パワーウィンドウとかないからそうしないと話せない)「いや~若いお嬢さんがこんな車に乗っているのを見てビックリしたよ。しかしいい車だね、少し見せてもらってもいいかな?」と言う。
別に眺めるくらいは構わないので「どうぞ」と言うと助手席に乗り込む哲郎。見るって中を見るの?!
突如知らない男性に車に乗り込まれてしまい困惑する私。怖い人だと困るのでとにかく刺激しないように平静を装い哲郎に聞かれるまま車を買った経緯などを話した。(ちなみにサングラスを外した哲郎は60代くらいの老人でした)
しばらく話した所で哲郎が「近くに美味しいケーキ屋があるんだよ、この車でドライブしよう!」と言い出した。
話の中でこのあと帰宅するだけだと言ってしまっていたし、若かった私はどう断ればいいか分からず仕方なく車を走らせケーキ屋へ。バッチリキメた哲郎が女性だらけのケーキ屋さんで目立つ目立つ。
ケーキを食べながら哲郎の携帯に保存されたお気に入りのお姉さんの画像コレクションを延々見させられる。携帯ショップやカフェの店員さんを写したものらしい。
その後カフェの梯子を提案されたがさすがに断り、何とか元のお店へ戻って哲郎を下ろした。降りる前にハグしてくる哲郎。欧米か。
帰宅し両親に事の顛末を話すと、何かあったらどうするつもりだったんだとめちゃくちゃ叱られた。そりゃそうだ。
もし今度このような事があったら、絶対ちゃんと断ろう!と心に誓った。
これで終わったかと思いきやまさか続くことになるとは。
翌日 仕事中に車を買ったお店の奥様から電話が掛かって来た。奥様曰く、丹波さんと仰る方がお店に来て「私さんの友人でこのお店の事を聞いた」と言われたので「ああ、そこの◯◯会社にお勤めの?」と世間話を始めた。
暫くすると哲郎に「私さんに借りたCDを返したいから連絡先を教えてもらえないか?」と言われたが、勝手に教える訳にはいかないと断った。でも話の流れで勤め先を言ってしまったのでもしかしたら会社へ行くかもしれない、申し訳ない。とのこと。
その後 会社の支店から連絡が入る。
「丹波さんと仰る方が来社され、私さんに会いたいと言われた。私さんは◯◯支店の勤務なので、と伝えたからそちらへ行くかもしれない。」とのこと。(‘A`)ウヘァ
私は受付や総務に「丹波さんという人が来てもいないと言って欲しい。ストーカーじみていて怖い。」と話しておいた。
するとさらに翌日、出社しようと家を出た瞬間に会社から電話が。
「例の丹波さんが来ている。私さんはいないと言ったが、いま出社すると鉢合わせる可能性があるから少し遅れて出社しなさい。」と総務のおじさまが気を利かせてくれた。
哲郎も諦めたのかその後追い回される事は無くなった。会社にまで迷惑を掛けてしまい、毅然と断らなかった自分を本当に後悔した。
これで終わったと安心した私。
このあと哲郎と2回遭遇します。
1回目の遭遇。
友人と人気のカフェへ行くと、テラス席にとても目立つ男性が…。1人優雅にお茶する哲郎。見付からないよう縮こまる私。
2回目の遭遇。
当時 妹がバンド活動をしていて、普段は中々使えない大きなライブハウスで演奏できることになったので家族総出で観に行った。
私達は後方のテーブル席でまったりしていたのだが、前方ではステージギリギリの所でやたらノッている目立つ男性が。妹が演奏を終え観客に挨拶していると妹に近寄り強引にハグ。
こんな所に?!哲郎!!
ここからは妹の話。
音楽スタジオで練習をしてから外に出た所でおじさんに声を掛けられた。おじさんからライブのチケットが欲しいと言われ、郵送すると言っても直接受け取りたいとしつこいので仕方なく後日待ち合わせることに。
待ち合わせ場所に行くとそこには繁華街のど真ん中にも関わらずガードレールに片足を掛けドラムスティックで電柱にビートを刻むおじさんがいた。ビックリした。
という話を夕飯の時に妹から聞いていたのだが、そのおじさんがまさかの哲郎だった。
全く違う場所で姉妹共に哲郎に声を掛けられていたことに家族全員ビックリ。
今では笑い話ですが、あの時はホントに疲れた。
ワロタw家族諸共目を付けられてたんじゃね
総務のおじさまに胸キュン
ストーカーじゃなかったの?
総務のおじさまは紳士で素敵な人でした。
>>654
その後は何事も無かったです。お気に入りのお姉さんが沢山いらしたのでそちらへ行かれたのかと。
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