▽男=彼女の親戚。当時20歳
彼女=当時15歳
俺=当時15歳
◇修羅場◇part98
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俺と彼女は学校の友達数人とやっていたオンラインゲームがきっかけで
メールを送り合うようになり、友達には内緒でこっそりと付き合い始めた。
俺は小学校のころ淡い恋心を抱いていたのもあって
初恋の相手と付き合えたことにかなり舞い上がっていた。
ところが、毎日話しているうちにだんだん彼女の言動がおかしくなってきた。
いきなり「もう死にたい。私なんかとよく付き合う気になれたね。」とか
「私なんか価値ないし汚いから。」とか
喧嘩したり落ち込むたびに言うようになってきて、
「なんでそんなこと言うの?」と聞いても
「俺くんにはわからないよ!」の一点張り。
そのうち頭を掻きむしったり腕をガンガン机に打ちつけるようになる。
中3の頃の俺でも、さすがにこの様子はおかしいと思って
なかなか口を割らない彼女に、
一週間かけてなだめながらなんとか聞き出した。
衝撃的過ぎて、すぐには現実の事だと理解できなかった。
・彼女には血の繋がっていない親戚?がいて、
彼女が一人で留守番するときよく家に泊まりに来てもらっていた。
・彼女が小学5年の頃に生理が来て
母親が親戚に言いふらして赤飯を炊いたりした。
・それがきっかけで知ったのか、ある時親戚がいつものように
泊まりに来た夜、「ね、ね、生理来たんだよね…?」と言い出す。
・「え?う、うん…」と曖昧な返事をしていると
「一緒にお風呂はいろうよ」と言い出し、冗談だとと思い
軽く笑って流すといきなり髪をつかまれ引きずられる。
それからものすごく親戚が怖くなって
何をされても拒めなくなった。
・今も度々来ている。
酷くなり、暴力は当たり前。
「お前は汚い。価値なんてないから。」
「誰もお前のこと相手になんかしない」
「肉便器って何だと思う?お前だよ」
ということを毎回言われる。
自殺も考えた。
証拠の背中の無数のあざを泣きながら俺に見せた後に
「だから私は汚いから。価値なんてないのに。だましてごめんなさい。
ごめんなさい。黙って付き合ってごめんなさい、ごめんなさい…」
と何度も繰り返す彼女。
俺は目の前真っ暗。しばらく返事が出来なかった。
でも彼女のことが好きだったから
「俺は気にしないよ」とだけその時はなんとか答えた。
家に帰ってからもぼーっとして、
まだ彼女の言ったことが嘘じゃないかとか考えてた。
ていうか嘘であってほしいとか思ってた。
それから彼女にメールするが、返ってこない。
夜9時回ってたけどその時はもうそれどころじゃなかった。
情けない話だけど泣きながら走った。
彼女の家についてチャイム押しまくると彼女の両親が出てきた。
彼女の両親とは普通に仲が良かったので、「忘れ物?」と聞かれた。
俺はその瞬間、あのことをご両親に言わなきゃ!!と
思って「あの!大事な話があr…」まで言いかけた。
すると彼女がものすごい勢いで部屋から飛び出してきて
彼女のCDを俺に突き付けて、
「これ貸すの忘れてたんだよね!ごめんね?じゃあまた明日ねっ!」
とドアを閉められた。
なんか空しくなって「夜中に来てごめんねー」と
閉まったドアの前で言って家に帰った。
即行で「親には知られたくない。大きい事にしたくない」
とメールが来た。
それから三日ぐらいしてから彼女の家にある写真を
見せてもらってみたら、なんというか
ガリで顔が逆三角形のイタチ顔の奴だった。→▽男
背は当時168cmの俺よりかなり高い。180超えてた。
それから▽男のことが憎くて仕方がなかった。
正直ぶん殴ってぶっ殺したいと毎晩イライラしてた。
きっとそのうち彼女と甘いシチュエーションのなかでどうのこうのとか
付き合い初めに妄想してた自分もぶん殴りたかった。
彼女に「そいつが来たら俺が助けにいく!」とか本気で言ってた
けど彼女には
「お願いだから来ないで。酷い目にあわせたくない、かなうわけない。」
と必死に止められた。まあ今考えれば当然敵うわけなかったよな。
俺はほんとに子供だったと思う。
でも俺は「今日、▽男が来るんだ…」って彼女が言った瞬間に
行くことを決めてた。
実際にその夜バット持って自転車用のヘルメットかぶって突撃した。
(ちなみに言うと彼女の家はマンションなので
オートロック式の玄関で、まず一回チャイムを押さないと入れない)
「はい?」
と▽男が出た。
どうやって入るかは家で必死に考えてきていたので
「宅急便でーす。」と出来るだけ低い声を出して言った。
すると思いのほか簡単にオートロックの自動ドアが開いた。
ダッシュで階段を上り、彼女の家の前へ。
チャイムを押してバットを構える。
するとドタドタという音が聞こえて
彼女が前のめりに倒れこむようにしてバンッ!!とドアを開けた。
すぐ後ろには腕をつかんで追いかけてきたらしい▽男。
▽男は俺を見るなりぱっと彼女の腕から手を離した。
彼女の髪の毛はグシャグシャ。目は泣き腫らしていて
腕につかんだ痕が真っ赤に残っていた。
俺がバットを振り上げて男を睨んだ瞬間彼女は
俺に抱きついて、「えっと、今から練習に行く約束してたの!」
と▽男を振り向く。
▽男は意外に笑顔で「いってらっしゃい」と言っただけだった。
とりあえず外を歩きながら
泣き続ける彼女の背中を撫でることしかできない俺。
俺自身笑顔で「いってらっしゃい」と言った▽男がすごく怖かった。
それからやっと現実のことだったと今更実感して
不甲斐ないやら悔しいやらで泣いてしまった。
それから彼女と俺で、学校から帰るとすぐに話合いをする事に。
彼女の言い分は
「大事になるのは嫌。親戚に言うのも警察に言うのも嫌。
俺くんが怪我するのも嫌。」
俺の言い分は
「警察に言うべきだ。とにかく親には言うべきだ。
俺は怪我しても問題ない。」
あんまり意見が食い違うので、ある時俺が彼女の横にある机を
ガンッとすごい音が鳴るほど叩いてしまう。
すると彼女が物凄く怯えだして
「ごめんなさい叩かないで殺さないでごめんなさいごめんなさい」
と泣きながら尋常じゃないほどガクガク震え出す。
しまったと思ったけどもう遅い。その日から彼女からメールが来なくなる。
学校で話しかけても目すら合わせないで逃げてしまうようになった。
続きます。
あと2ch初心者で下げ方わからん…よければ教えて下さい。
それからニ週間ほどメールが来なかった。
が、ある夜(多分)8時頃。
彼女から携帯に電話がかかってきた。
が一回目の着信に気づかないで飯食ってた俺orz
留守電を聞くと
「俺くん助けて…
どこに行ったらいいかもうわかんない…
怖い、怖い、怖い…」
とだけ。息が切れていてどうやら走ってるようなので
外だと判断。血相を変えて家を飛び出す俺。
外を探し回っているうちに二回目の着信。
彼女は泣いていて声が聞き取りにくい。
彼女「もしもし、俺くん」
俺「俺だよ、今どこ?」
彼女「わかんない、多分公園の近く。堤防渡った…」
俺「わかった、その辺に行くから動かないで」
彼女「うん…うん…」
彼女は堤防から川に降りて向こう岸の竹藪の中にうずくまって泣いてた。
両手両足擦り剥きと痣だらけ。
足には石や竹の尖った部分が深々と刺さっていて
血と泥で赤黒くなって、川の水のせいかかなり冷たくなってた。
とりあえずおんぶして俺の家へ。
帰って風呂場で手足を洗って、マキロンとか色々したあと
話を聞くと、いつものように腕を掴まれて
壁に打ち付けられた時に、突然俺を思い出して渾身の力で暴れたらしい。
それから携帯ひっつかんで裸足でマンションを逃げ出して
追いかけられないところまで走ったという。
そのうちどこに来たかわからなくなった、と。
その話を聞いた俺は、今度こそ本気で切れた。
ここから長いと言われたので省略する。
俺がバスケ部員全員を彼女の家に呼び込み
▽男を待ち伏せ→フルボッコ
▽男が痣だらけで逃げ出し、
何かと理由をつけて彼女の家に来なくなる。完。
長くなってすまんかった。
メモ帳とか思いつきもしなかった…文才なくて本当にすまん。
支援してくれた人はありがとう。
今年彼女と三年目になるので受験前の厄落としに投下させて頂きました。
あとメール欄ってE-mailってとこでいいんだろうか。
とりあえずsage記入しました。
わからないんじゃないかな?
制服の夏服や体操服を着てる時でもわからなかったレベルなんだろうし。
その男計画的に背中とかばれないところを狙っていたんだろうね。
取り合えず投稿者乙!
面白いっていったら不謹慎だけど、展開がすごく気になる話だった。
彼女幸せになってよかった。
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長い嘘松だなあ
しょーもなっ
どこからツッコミ入れりゃいいんだよ!
中学生の妄想作文お疲れ様。
逃げられる程度に痛めつけるぐらいじゃスッキリしない