ブックオフが出来る前からある中古ゲームやら漫画やらも売ってる
建物自体が既に古い古本屋に行ったら
目当ての本は見つけたんだけど、発行が昭和23年だったもんだから驚いた
作家別に並んでるもんだから現代の作家とかと同じように売られてたが
これだけやたらとボロかった(カバーとか無いし焦げ茶色)
奥付見たら二版だった
他のゼミ生も持ってきてたけど私のだけやたら古くて
教授に「二版とはいえ街中の古本屋に売ってるとは」と驚かれた
旧字体の漢字や旧仮名遣いの解読からする羽目になったけど
良い経験になりました
「アハヽヽヽ」とか、「~ぢやない」とか「しませう」とか
読んでて面白かった(内容はもう頭から抜けてるけど)
>>338
タイトル書こうよ
大学の周りにはそういう本専門の古書店がごろごろしてるんだけど、
「CDお売りください!」「人気ゲーム高価買い取り中!」みたいな
派手な張り紙がしてあったり、くだらない雑貨が一緒に売ってたりする
ヴィレッジヴァンガードの古本屋バージョンみたいな雰囲気の
店だったから余計びっくりしたw
>>339
二葉亭四迷の「浮雲」です
わざわざタイトルまでいらないかなと思ってました
二葉亭四迷の二版とか垂涎モノだわ…
漱石・鴎外や田山花袋あたりと違って、二葉亭四迷の作品で旧仮名遣いだと
それなりに文学を読んでる人間でもとつとつでしか読めないからな
むしろその版は古書的価値はなくても貴重と思う。
小学校の時、古本屋で江戸川乱歩の文庫本買ったら旧仮名遣いの本で
驚いた思い出
今本引っ張り出して見てるけど
「摺畳皺(たたみじわ)の存じた霜降り『スコツチ』の服を身に纏ツて」
とか
「人が默ツてゐれば好氣(いゝき)になつて彼樣(あん)な事を言ツて」とか
すごいなこれ
「しくじった」が「失策ッた」になってたり
振り仮名なかったら読めない字が多すぎる…
二版と言っても文庫本ですので書籍自体の価値はあまりないのでしょうが
大事においときたいと思います
500円で買えて良かった
>>346
一度拝読させて貰いたいわ
そうそう。古い文学は当て字がとにかく障害になる。
漱石もオリジナルの旧仮名遣い版だと当て字の宝庫なんだけど、
小学生でも(ふりがながあるから)慣れると読めるんだよ。
でも二葉亭四迷だと難読になる。でも、その表記は貴重だ。当て字だけ
抽出して、どれだけ現代にも伝わっているかを考えるだけでも論文になる
BOOKOFFが出来る前の古本屋だけど
マンガや雑誌を良く買いに言ってた
まぁその頃の店主と言うか親父は無愛想で
「250円」「ハイ」
これくらいしか言わない
で、ある日 新田次郎の「八甲田山死の彷徨」が有り
それを持ってレジへ行ったら
「この本は……」
「新田次郎が好きなら……」
「山岳関係なら……」
って感じでペラペラ喋る喋る
スゲー この親父喋れるんだぁ
って衝撃を受けたよ
>>349
なんか和んだ
古本屋の片隅でずっと大好きな山を語る機会を夢見てたんだろうな
常連の坊やが自分の領域に入ってきた時はさぞ嬉しかったんだろうなあ
くたばってしまえ