131: 名無しさん@HOME 2015/01/17(土) 11:36:13.26 0
うちは母子家庭だった。僕と妹は6歳違いの兄妹。
父を早くに亡くし、母は僕達を養うために昼夜問わず必死に働いていた。母は父を本当に愛していて、僕達が寝る前にはいつも父の思い出話をしてくれていた。僕達も父性に飢えていたから父の話を聞くのが楽しみだった。
今までにあった最大の修羅場 £113
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一方で母は父が亡くなった後から色んな男の人と付き合うようになっていた。僕達がその男の人達と鉢合うことはなかったけれど、外からそういうことを聞かされていたからある程度は知っていた。
ある日を境に母は家に帰ってこなくなった。
続き
僕は母はもう帰ってこないと思った。これからは僕達だけで生きていかなきゃいけなかった。
お金はない。昼食は僕は学校の給食、妹は保育園の給食がある。でも朝食と夕食がない。学校の給食は余るはず。僕は給食のおばちゃんに余った給食を貰ってそれで飢えをしのいだ。
10歳の子どもの考えなんてそんなもので、それで生きていけると思っていた。
ある日、担任から給食費の催促をされた。同日、妹の送り迎えをした時に保育園の先生から月謝の催促をされた。
お金はない。子どもが働けるわけがない。僕は困り果てた。
続き
お金の催促に対して、僕は「母が入院して、しばらくお金は払えない」と嘘をついてはぐらかした。
次に来たのが家賃の催促。これも嘘をついて誤魔化した。
そんな生活を2ヶ月していたら今度は電気、ガスを止められた。時期は冬。僕達は体を寄せ合って寒さをしのいだ。
妹は駄々をこねた。お母さんはどこ?といっぱい泣いた。でもしょうがないことだと思った。
体も心も限界だと思った時に、警察が来た。母が交通事故で死んだとのことだった。男と一緒で母だけが死んだ。
最後
僕は母が出て行ったときホッとしていた。
もう母は僕達兄妹のことでイライラすることもないし、煩わせることもないし、やつれるほど働かなくても良いから。母が好きな人と一緒になれて良かったと思った。
葬式の後に父の仏壇の引き出しを調べたら、中にはお金が入っていて手紙も入っていた。手紙には叔母さんを頼るようにと書かれていた。
そう言えば、何かあったら仏壇を見なさいと言われていたことをその時に思い出した。
僕はその時、母がいなくなってから初めて泣いた。母が出て行った時ホッとしたけど、僕達のことは本当にどうでも良くて捨てたと思っていた。でもそうじゃなかったんだと思えたから。それが嬉しくて泣いたんだと思う。
それから僕達は叔母の子どもになった。叔母は良く母のことを話す。
「姉さんはお義兄さんが亡くなった時、ショックでしばらく口を聞けなかった。それほど悲しかったんだと思う」
それは僕も知ってる。
「姉さんは多分、ずっとお義兄さんの幻を追っていたんだと思う。色んな男性とお付き合いしていたのもそういうことなんだと思う」
僕もそう思った。
父と母が天国で幸せに暮らしていたら良いなぁと思う
つらかったな・・・ おまいと妹に幸あらんことを
叔母さんが良い人みたいで良かったよ
これ、ふつーにオカンが家出るときに自分の妹(報告者にとって叔母)に一言連絡すりゃ済む話だよな
交通事故を予見できる人なんていないからな、無理言いなさんな
でも困った時にはこのおばさんに連絡しろは言っておけば良かたね
親戚ってこういう時にためにあるんだしさ
>>140
交通事故死したのは出て行って数ヶ月後なんじゃ?
本来の住所がなかなか分からなくて131兄妹に知らせるのに数ヶ月掛かったという話ならまだ救いがある気がするけどさ
車の交通事故で身元がそれだけ分からないってことはないでしょ
車のナンバーから車の持ち主割り出せるし、運転してるときは免許持ってるから運転者もすぐ分かる
誰の車で誰が運転してたのか分かれば同乗者なんてあっという間に見つかるよ
他人なのに私はその母親を許せないよ。
>>142
131ですが母を恨んだことは1度もありません。
常識的な考えや一般論で言ってしまえば母は子どもを捨てて男と駆け落ちした人間なので褒められるような人間ではないと自覚してます。
ですが、僕達が母から教わった事や愛情は確かに今なお僕達の中に息づいています。
今僕達が客観的に見てもそれなりに真っ当な人間として幸せな人生を歩んでいるのは母の想いや教えが心に根付いているからだと確信しています
感謝ばかりです
それと母は出て行く際に叔母に僕達を頼むと電報を送っています。ですが、叔母はその頃海外出張中で連絡が届かなかった模様です。
叔母が帰国したのは母が死んだ数日後のことです。
出て行く一年前に言われたことなので仏壇の件に気づくことができなかった、叔母に連絡がつかなかった、色々噛み合わなかった故に起きた事象なのではと思っています
>>147
思い出を美化しすぎ
叔母に子供預けるにしても、普通は子供をしっかり手渡ししてから行くものであって
電報一つ打ってさっさと逃避行なんかしちゃったら世間では袋叩きに遭うもんなんだよ
そもそも人並みの母親レベルで愛情があったら、子供捨てて不倫相手とランデブーなんてしないことに早く気付け
まああんまりいってやんなよ
この人たちはずっと母親の狂気と暮らしてきたんだろ
狂気の中でさえ亡き父を愛していたのは本当だったということだろう
母親は最後の正気を振り絞って叔母の所に連絡して完全に狂っただけと思っているんだ
それで完結しているんだから無駄に傷をえぐるな、狂気を誘導するから
>>148
自分たちにとっては良いお母さんと思えるならそれで良いじゃない
131は客観的に見れば自分の母が褒められるような人間ではないと自覚してるのだから何の問題もない
故人をこれ以上貶めるように促して何がしたいのか、それで131が救われるとでも?
狂気って現実にはこういう事を言うんだよな。
テレビのせいで猟奇と狂気の違いが分かりにくくなっているけど。
狂気ってのは現実にはこんな形で現れるんだろうな。
テレビドラマのせいで猟奇と狂気の違いが分かりにくくなってしまってるけど。
少なくともまともな人に引き取られて人並な生活を手に入れて本人は幸せだと感じているのだから周りがとやかく言う事じゃない
亡くなった実母の事もね
死者を冒涜するもじゃないよ
ま本人が良いなら良いけどね
色々歪んでそうだから身近には来てほしくないかな
ある日突然正気に戻らなければ良いけどな
何がなんでも完璧対応じゃないと気が済まないマン皆にウザがられてコメ欄まで嫌われて不貞腐れてて草
無能タラレバ説教しかできないエアプニートは出てくんな
晒されざまぁ