離婚した。暇なので思い出しがてらつらつら投下。
長くなるがすまん。
俺がまだ1歳にもならない時に母が家出した。
詳しいことは父から直接聞かなかったが、祖父母の様子からして多分男と一緒だったっぽい。
で、3つの時に父が再婚したんだが、当時自分にも母親が出来たのが物凄く嬉しくて
その後弟が出来たが、母は全く分け隔てなく接してくれて
だから実母のことを知りたいなどと思うこともなく成長した。
妻は最初から専業主婦希望だったが、家事は得意と言うだけあってきちんとしてくれるし
子供もいなかったので経済的にも問題なかった。
妻には月々3万の小遣いを計上していたが、たまに短期のアルバイト(中元歳暮の受付)をして
ちょっと高価なものは自分で稼いで買っていたようだ。
そこらへんの金銭感覚も俺には好ましかった。
かなり遠方の住所にある司法書士事務所から封書が届いた。
実母が亡くなり、その遺産分割についてのものだった。
実母がどういう人生をその後歩んでいたのかは全く分からないが
とにかく実母は再婚していて俺には妹がいたらしい。
その再婚相手と妹と俺が相続人になるらしく、そのあたりの説明と
どういう遺産があるかみたいなことが書かれていた。
司法書士からの封書なんてそれまで無かったから、開封して読んでる間ずっと
妻も興味深げに隣で一緒に読んでいた。
読み終えた時「へぇ~どうするどうする?」ってニコニコしてて
まぁちょっとしたイベント感覚で興味持ってんだろうとその時は思った。
とにかく話を聞いてみるって言って後日電話を掛けた。
ただ結構長い間、癌が何度も再発して闘病していたと聞いてるそうだ。
相続対象になってる財産自体があれこれ合わせて1000万ぐらいだっていうし
今更母に対して憎しみもないし、愛情もないし、
母だという意識も無かったので遺産を貰うって感覚がない。
ずっと看病してたのなら再婚相手と妹とやらが貰えばいいだろうと思った。
第一それぐらいの遺産なら、わざわざ俺なんかに連絡せずに
黙ってこっそりやればいいのにとさえ思った。(できるのかどうか知らんけど)
だからそのまま言って事務的に放棄した。
しばらくして妻がどうしたのかと聞いてきたので放棄したことを伝えた。
そしたら激怒した。
そしたら「たった200万でも300万でもそこらへんに落ちてるものじゃないでしょ」って言うんだよ。
何を言ってるのかよく分からなくて「え?おまえ相続してほしかったの?」って聞いたら
「当り前でしょ!貰えるものは貰うべきでしょ!あんたは息子なんだから」って言われてさ。
いやまぁ息子は息子なんだけど、戸籍上の血のつながりだけだし第一顏も知らない。
寧ろ今頃よく調べて連絡してきたなぁって感心したぐらいだ。
つまりは他人事にしか感じてない。
最初は妻のその言葉を、息子を捨てた詫びとしての母親からの最後の詫びのような感覚で
受け取るべきと言ってるのかと思った。妻なりの思い遣りなのかなと。
ところが続いて出た言葉は「そのお金があったらアルバイトなんてしなくても済むのに」だった。
>>959
遺産は共有財産と思っていたんだね
>>959
結論として放棄としても手続き完了する前に
報告というか相談すればよかったんじゃね?
「闘病を支えた人たちが受け取るべきだと思うから放棄しようと思うんだよね」
って一言言って
「え、でも貰えるものなら貰っておきなよ」
って言うかもしれないけど
「いやあ、息子ってことで権利はあるかもしれないけど、遺産を貰う対象ではないと思う」
ってちゃんと説明して納得させれば「勝手に」とか言われなかったと思うけどなあ。
奥さんも不用意な発言だと思うけどあなたもパートナー扱いしてないね。
昨日の>>956–>>959です。
急に書き込めなくなって途中までですまんかった。
需要ないかもしれないが続き。
しばらく妻との間にギクシャクした空気があったんだが、
10日ぐらい経った頃にちょうど妻の誕生日だったので、そろそろちゃんと仲直りしなきゃなと思って
妻が欲しがってたiPadをプレゼントしたんだよ。
専業主婦だし32GBでいいかと思ったんだが、それが気に入らなかったらしい。
以前の妻なら喜んでくれたと思うんだが「32GBなんてせこい」ってさ。
事前に確認しなかった俺も悪いが、その言い方はないだろう。
パソコンだってネットしかやってないんだから十分じゃないのか?
妻が言うには32GBなんていかにもお金がないのに無理して買ったって感じで嫌なんだそうだ。
容量なんて言わなきゃわからないんだし、そんなもんか?
って言うより、こういう言い方や考え方をする女だと思ってなかったからショックだった。
それから放棄時のあの言葉を思い出して「もしかして俺のこと甲斐性なしと思ってたのか?」
って聞いたら沈黙。黙ってるってことは肯定なんだろう。
その後妻から言われたのは、妻の友達は皆裕福で(もちろん皆専業主婦だそうだ)
欲しいものの為にアルバイトしなきゃいけないような人はいないらしい。
余所は余所、うちはうちだろうって言っても「妻に恥ずかしい思いをさせても平気な夫なのか」とか
恥ずかしいと言われるほど低収入じゃないはずだって言えば「うぬぼれるな」と言われたり、
なんだか今まで溜め込んでいたものを一気に吐き出した感じだったが、それが本音なんだろう。
で、離婚してほしいって言ったら抵抗されて調停だのなんだので一年かかった。
調停委員からは説得されたわ。「それぐらいのことで」ってね。
でも俺にとってはそれぐらいじゃないんだよ。
子供でもいれば違ってたのかも知れないが、もう信頼感も愛情も何もない。
確かにそれぐらいのことなんだろうけど、それぐらいのことでも底をつくことはある。
中古で買ったマンションだったが、ローンをきれいにして妻に渡した。
40過ぎて今更放り出されても生活がーーーって煩かったから、住まいだけは確保してやった。
が、今後の維持費は知らん。売ろうが住もうが勝手にすればいい。預貯金はきれいに折半。
保険はそれぞれで加入して俺が支払ってきたが、今後自分で払えないなら解約しろって言った。
解約金は好きにしていいって。まぁ今の時点での解約だと大した額は出ないがな。
正直、40代の無職女を放流するわけだから出来る限りの礼は尽くしたつもりだ。
引っ越し当日まで妻は抵抗してた。やり直そう!やり直せる!って繰り返してたけど
そう言えば言うほど冷めてくる。いやもう冷めてたけど。
GW、引っ越しを済ませて一息ついたところだが、びっくりするぐらい清々しい気分だ。
なんだこの解放感w
>>981
読んでてスカッとした
離婚おめでとう
>>981
元嫁にとってみれば、稼ぎの悪いATM扱いだったんだろうが、自分で働くのだけは何としても避けたかったんだろう
離婚して正解だったね
いいなーーー
おれもそうしたい
ゲームガイド|黒い砂漠