その旦那が最近私に執着し過ぎて疲れてきてる。
彼とは、私がバックパッカー生活の末にたどり着いたアメリカでシェアハウスに住んでたときに知り合ったんだけど
シェアハウスの中に日本アニメ好きな人がいてホームシアターで日本アニメの上映会を頻繁にやってたら
家が日本アニメオタクのたまり場になっちゃったんだよね。
彼は、ムスリムでヴィーガンで隠れゲイだとの申告。
なにが良くて私と結婚したかというと、ヴィーガンの彼がグリーンサラダに塩振って食べてる(ドレッシングも自家製以外口にしない)のに、目の前で平然とステーキがっついた私の神経の図太さに惚れた?らしい。
でも、私のことは女性としてではなく『人生のパートナー』として側にいて欲しいとのことである意味偽装結婚に近かった。
中東はさすがに言葉と風習が違いすぎて単身だとハードル高くて行ったこと無くて
彼が中東に引っ越すってんで「じゃあ一緒に行く」って感じで軽いノリでついてきた。そして結婚した。
結婚してから3年は手も繋がないし、キスもしたことないし、ベッドルームも別だった。
彼が南アフリカとか危険地帯に滞在するときは私は日本にいて別居してたし。それぞれ好きにやってた。
だけど、彼がどうしても自分の子供が欲しいって言い出してそっからちょっと歯車が狂いだした。
私も子供は産む気なかったから養子を貰う手はずだったんだけど
ヤッパリ、先祖代々受け継いだ血があるから自分の血を引いた子供が欲しいって。
別に私も頑なに子供が欲しくないってワケではないというか、
家庭機能不全の家に育ったから家庭とか家族ってものがイメージつかなくて
自分の背中に背負える以上のモノは持たずに生きてきたから
自分の子供って想像したことなかったんだけど、彼が望むなら産んでもいいよって言って子作りしたんだよ。
そしたら普通にできたんですけど。
彼は隠れゲイっていうよりアニオタ過ぎて生身の女に興奮したこと無かったダケかも?
妊娠初期は順調だったんだけど、妊娠中期で胎児の成長が止まっちゃって
心音も弱いからこの子は生きれないって医者に言われたの。
でも中絶できる時期を過ぎちゃってたから、このままお腹の中に入れておいて
もしかしたら流産になるか、流産にならなくて出産予定日までお腹にいたら促進剤打って外に出すって
胎児が十分に育つまでお腹に入れておくことはできないんですか?って聞いたらそれはできないって。
生存確率は10%とか言われたかな?よく覚えてないや。
まぁ私は人生は諦めが大事というか、自分じゃどうしようもないことは仕方ないって諦めて生きてきたから
そんなもんか~って受け入れるしかなかったんだけど、彼の落ち込みようが激しくて。
それで、予定日の8月に日本で予定通り促進剤の処置をして
生まれた子供はいろいろと処置をしたけど数時間で死んじゃった。
だけど、彼がとてもステキな名前を付けてくれて、私達の自慢の子供だよって。
9月からは彼の仕事の関係で東南アジアに引っ越すことになったけど(引越しはもう数えきれないほどしてる)
最初はシンガーポールに家を買うって言ってたんだけど、
直前になってシンガーポールは狭くて高くてうるさいから隣の国にしようって言い出して
私は高級コンドミニアムがいいって言ったのに、彼が買ったは郊外の一軒家で家の中でスケボーができそうなくらい広い家だった。
私は引越すまでそのことを知らなかった。
こんな広い家をどう維持するの?って聞いたら住み込みのお手伝いさんが何人もいて
炊事掃除洗濯全部お手伝いさん任せでいいって。
彼は私に楽をさせてあげようと思って最高のプレゼントのつもりだったみたいだけど
私は自分のことは自分でやりたい性格なのに、上げ膳据え膳どころか自分が飲む水をコップに注ぐことすらできない生活に
ストレスは溜まる一方で彼とも喧嘩までにはいかないけれど、口論というか会話がぎくしゃくしてしまった。
ある週末に彼が日系スーパーのショッピングモールに連れてってくれたんだけれど
そこには私の欲しかった日本メーカーのヨーグルトが売ってなくてガッカリしたし
そこで私が暴漢に襲われたというか、逃走する強盗犯に激突されて階段を転げ落ちて怪我をしてしまった。
病院に行ったらその病院には止血パッドすらなくて、普通のガーゼをぺたっと貼って帰された。
顎の下にえぐれた傷があって全然血が止まらなくて、ガーゼを交換する度に洗面台が血に染まって
心配した彼が車で大きな都市の大きな病院に連れてってくれて検査もしたけど
身体のあちこちに擦り傷と打撲だけで大きな怪我はなかった。
私は不幸中の幸いで大したことなくて良かったと思ったんだけど
彼の方が落ち込みが激しくて、あの時ああすればよかった、こうすれば良かったといつまで経ってもぐずぐずめそめそ。
私は起きてしまったことは仕方ないと諦める。それを後からグズグズ言うのは好きじゃない。
それから彼は休みの日は日がな一日私とベッタリとくっつきたがるし、
しまいには一緒に寝たいと言い出した。
私は眠りが浅いからわずかな物音でも目を覚ますし、他人の気配があると眠れないのに。
寝室は同じでも、最低でもベッドは別にしてよって言ったらそれじゃあ夫婦の意味がないって。
え?今更?出会ってかれこれ10年以上一緒に生活してて、いままで一緒のベッドで寝たことなかったですよね?
彼は私にベッタリくっつきたがるけれど、私は少しウンザリしてきてる。
私が怪我をして1週間後に突然彼がシンガーポールに引っ越すと言い出して
彼の仕事の関係で突然の引越しにも慣れてるけれど今回は仕事ではなく彼の意思による引越しで
しかも買って住んでたった一ヶ月の家を手放すとか理解できない。
片言ながらお手伝いさんと話せるようになったし、お手伝いさんの2歳の娘は私に現地語を一生懸命教えてくれて可愛いし
市場だの屋台街だのも楽しくて、こちらの生活にようやく慣れてきたってところだったのに。
ここは治安が悪いからシンガーポールの方が良いっていうけれどそれを理解した上でこの家を買ったんじゃなかったの?
そんな感じで大喧嘩。こんな本格的な喧嘩は初めてだったと思う。
私は怒るより先に諦めてしまうから、あまり怒りで感情を爆発されるということがないのに。
私が日本でやりたいことがあるから一旦帰国したいと言ったら「ミサイルが降ってくるから絶対だめ!」って言うし
しまいにゃ私が勝手に日本に行かないように私のパスポートを隠してしまったり(取り返したけど)
頻繁にラインをしてきて返事が遅くなると電話してくるし。
最近彼はとてもナーバス。そんな彼にちょっと疲れてきてる。
けれど、彼は私が離れていかないようにと必死なのか、今更ダイヤモンドの結婚指輪を贈ってきたり
(ダイヤモンドの指輪なんてしてたら指ごと持ってかれるわ)
わが子の記念塔を建てよう!と言い出してみたり。なんかやたらと私にモノを与えようとするんだよね。
でも私はモノに執着がないからそういうのはいらない。
彼のことが嫌いになってないけれど、彼の私に対する執着がひどくてちょっとというかダイブ面倒くさい今日この頃。
彼は今弱ってるんだよ
あなたもそういう時がくるかもしれない
今はなるべく願いを叶えてあげた方がいいんじゃないかな
そのうち落ち着くよ
>>535
ありがとう。
母国語で愚痴ったら、私の気持ちも少し落ち着いた
あれだね、話相手がいないからイライラしてたのかもだ
ただ聞いてほしいの!で愚痴をひたすら垂れ流します。
日本でやりたいこととていうのは戸籍をちょっといじりたくて(犯罪ではないよ)
今までは日本から遠い国にいたからわざわざ手続きの為に帰国するのも面倒くさくてそのままだったけど
彼がアジア担当を希望して日本の近くにきたからこの際手続きしてしまおうと
それと私の唯一の味方であった祖母がかなりの高齢でもう先が長くなさそうなんだ
あまり状態が良くないと叔母から連絡があったからなるべく側にいたいと思ったんだけど
彼も家庭が少し複雑でトルコにいる祖母を一番信頼してるから私の気持ちを理解してくれると思ったんだけど
彼はどうやら私が日本に帰国したいと言ったのが離婚に向けて別居しようとしてると誤解したみたいだった
そうは言っても外国人同士の離婚って日本人同士みたいに判子押して終わりじゃなくて
手続きが何重にもあるし必ず裁判しないといけないしで離婚できるまで何年も掛かるから
そんな時間と労力を掛けるならこのまま結婚してますわって感じ
祖母が亡くなってしまえば私は日本から足が遠のくと思うし
日本には良い思い出も友人もいないしね
離婚する気はないけれど、このまま結婚生活が続けられるかというとちょっと解らないな
というか、元々偽装結婚で恋愛結婚じゃないしね?
私は結婚して家庭を持つ気なんてなかった。
私の父親は小心者のクセに酒が入ると大虎になって暴れる人で
父親に殴られた後遺症で今も片目の視力が極端に悪いんだよ
だから酒飲みの男は嫌いだった。
それに加えて中学生の頃から8つ年上の兄に夜な夜な夜這いされてたんだよ
(彼にも話したけれど「外国で起きた異教徒の出来事なんてアッラーは見えてないから大丈夫!」って
なかったことにしてくれてる。)
それの後遺症で夜静かなときに人の気配や物音があると目が覚めてしまう
母親はマザコン製造機で愚兄を溺愛してたから私のことなんてどうでも良かったし
本当にろくでもない育ちなんだ。だから結婚に憧れなんてなかった。
ムスリムで自称ゲ○の彼ならこれ以上ない安全パイだと思ったから一緒にいたんだよ
トルコとオーストリアの二重国籍でムスリムだけどもそんなに厳格じゃなかったし
(彼が厳格なムスリムじゃないから私は改宗してないしね)
彼も家庭が複雑で、聞いただけでも彼には5カ国の血が流れてて
彼の両親も結婚生活がうまくいかなくて、母親は彼を置いて出て行ってしまって寂しかったとか
異母兄弟と仲が良くないとか、彼の父方の祖父が元難民だったから差別を受けたりとか
彼もいろいろと苦労してきてるから共感できることが多くて一緒にいて嫌じゃなかったから一緒にいた
彼がゲ○であること隠したいって言うのと
中東で未婚の男女が一緒に生活してるのは理解されないから結婚したって感じだった
まぁ今となっては、男らしい男に憧れを抱く乙女なハートを持ったなんちゃってゲ○だったわけだけど
後は日本のアニメを見過ぎていつのまにか日本語がぺらぺらになってたという重度のアニメオタクだったから
現実世界に目を向けてなかったから、現実の女性を好きになったことがなかったのかも
それなのに、何故突然にここまで私への執着に目覚めたのかよくわからない。
やっぱり子供かな?生まれてくるハズの子供を私がダメにしちゃったからかな?
お腹の中で子供がダメになってると言われたら普通の人なら泣き叫んだのかな?
私は「へぇそうなだ」としか思えなかった。
さすがにこの手に小さな亡骸を抱いたときには涙が止まらなくなったけれどね
私はとても薄情な人間なのだと思う。彼に情はある。
どちらかというと男性不信だった私が受け入れられくらいに信頼しているし
彼の人となりも好きだ。だけど愛しているかと言われると…
愛情ってどういうモノかがよくわからない。
彼が不安になっていて、彼の支えになりたいとも思うけれど
彼にスキンシップを求められると愛情より嫌悪感の方が増幅してしまう
彼の希望で子作りを解禁したけれど実際には二人とも淡白なもんで
彼の仕事が忙しいのもあって本当にたまにしか行為をしてなくて
子供ができるまでは4年も掛かっていたし(むしろよくできたなと思う)
四六時中私に張り付いてるなんてことはなかったから
ベッタリとくっ付かれると嬉しいよりもキモチワルイと思ってしまう。
今まではベストパートナーとしてこれほどの人はいないと思っていたんだけど
いまは二人して悪循環のドツボにはまってしまってる気がする
>>543
お互いに相手の存在に執着しているような感じかもね。
愛とは別の情のようなものだったり、思い出だったり。
ともかくお祖母様には会いに行く方がいいよ、絶対後悔する。
そして少し離れて生活すると色々見えてくるかもね。