某所でヨバイの話が出ていたので思い出して書いてみる。
うちの地方はご多分にもれず田舎だ。が、一応地方都市と呼ばれる状態ではある。
しかしいかんせん、農家が多く、少し郊外にでると田んぼが累々と続く。
そんな場所の、町の中心部と郊外の間の新興住宅地で起こった出来事。
他のところでは信じられないかもしれないが、この地方はお葬式になった際、その家は
「なにもしてはいけない」という風習がある。
何もとは葬式の準備からはじまり、家事にいたるまですべて。その間は近所の人が家の中をひっくり返してでもすべて取り行う。
お金の支払いにしても、家じゅうをひっくり返して現金を探し支払われる。
私たち若い世代はそういうのに猛反発。新興住宅地で町内会を作っているが隣組が
なんだかんだいってはこちらに入ってこようとする古い方々。
断っても断っても関わり合いを持とうとする。それもとんでもなくしつこく、ほぼ嫌がらせの域に達している。実生活にも影響が出始めて来た(ほぼ町内会そろってこちらを監視みたいな感じ)
長いと怒られました。切ります
そんな中、そういうことを一切断るために正式に町内会同士の話し合いがもたれた。
向こうは昔からのならわしがどうのこうの言ってたが、うちの旦那がさとし始めた。
「どこの話か忘れましたが、意外と最近の話です。とある田舎に新任の女性教師が赴任
してきたそうです。そこの古くからのならわしで女性を手篭めにすればされた女性はその
ままその男の妻になるというのだそうです。で、ある男がその教師を手篭めにした。その際その男の両親も協力したそうですよ。
行為後、その一家はその教師と両親が菓子折もってよろしくお願いいたしますと来るのを待っていた。しかし、実際に来たのは警察で、その場で全員逮捕、実刑食らったそうです。
それを聞いてどう思いますか?」
すると「そりゃ、男が悪いわな、いまどきwww」と向こうの町内会長。
うちの旦那「家人の許可なく、家を家捜しして現金を支払うというのは悪くないんです
か?こちらの町内は全員がお断りしているはずです。それを無理に行う行為は窃盗罪です
よ?もしもみ合いになって家のものが怪我をすれば立派な強盗傷害ですね」
「だからそれは昔からの風習だろう!」「そうだそうだ」
旦那「だから昔からの風習で逮捕された話をしましたよね?同じですよ。もし強引に家に入ってくるようなことがあれば我々は躊躇せず警察を呼びます。今は時代が違うんですよ。
逮捕されるようなことになれば場合によっては強盗傷害で実刑、よくて執行猶予です。前科持ちになりたいですか?それと、今の監視みたいな嫌がらせ行為もやめていただけますか?」
もう一回続きます
「じゃあ、何かあっても一切かかわらんぞ!みんないいな?」「そうだそうだ」
旦那「もちろんけっこうです。そちらに手伝いが必要な際や行事は参加させていただきますが基本的にこちらのお葬式にはノータッチでけっこうです」
「その言葉忘れるな!」「そうだそうだ」
旦那「そちらもお忘れになりませんように、なお、この会の会話は録音、録画してあります。
ちなみにこのことは市の○○さん(いろいろ世話役の人。偉いひと)と、弁護士会の●●さん
(前述の○○さん紹介)に相談済みです。弁護士さんからは何かあったら躊躇せず警察を
呼ぶように指導されています。警察にもこのことは、特に監視の事は相談済みです。」
「ぐうう・・・・・・」
これでうちの町内会に平和が戻りました。若干しつこい爺さんがいましたが「警察呼びますよ」
で素直に退散しました。狭い田舎者会で前科持ちはさすがにまずいのでしょうね。
悔しい時言葉が出ない時に本当に「ぐうう」って言う人初めて見ました。
その後大きなトラブルもなく、表向きはその町内会さんとも一応仲良くさせてもらってますよ。
2ちゃんで拾ったネタ(旦那談)で丸めこんだ旦那の武勇伝。
当時の録音CD出て来たから聞きながらカキコ。長くなってごめんなさい。
「ぐぬぬ」
ならよかった
あー…、スーッとしない…。
>>797
田舎の爺さん乙
>>793
そもそも都会の人間には隣組や青年団というシステムがわからない。
でも田舎には存在する。
東京とごく近い船場にですら、すでに存在する。
結婚してあったこともないジジイの家にあいさつ回りをする。
隣組に配属されたからだ。