信じられないかもしれないがきいてほしい。
引きこもりニート
27才キモヲタ
書き溜めあんましてないんで、のんびり聞いてほしい。
ある日彼女は突然家に現れた。らしい。
…らしい、というのも俺は当時引きこもりで部屋から出ることがほとんど無かったからだ。
名前はルンバ。名前をきくとハーフだろうか?
俺があまりに部屋から出ないから、かーちゃんが外人の学生でもホームステイさせたんだろうか。
俺は反抗期だった。
彼女は朝10時に部屋にノックしにきた。
こんな早くにアタマおかしいんじゃねーの?
居候が初日から調子にのんな。と、もちろん無視した。
彼女もしばらく部屋の前をウロウロしていたが、やがて諦めてどこかへいってしまった。
11時になるとかーちゃんが部屋にきた。
「俺ちゃんごはんできてるわよ。一緒にたべよっか。」
もちろん無視。
暫くすると、かーちゃんもあきらめて他の部屋にいった。
俺の部屋の前に昼飯の焼き飯をおいて。
その後部屋にとりこんで、食った。
あ。トリつけました。
二日目。
昨夜かーちゃんがルンバのことを褒めていた。…らしい。
というのも、直接きいてないからだ。
かーちゃんととーちゃんの会話でそんなことをいっていたのが聞こえたんだ。
くそ。
劣等感だった。
どうやら彼女は掃除が得意らしく、物静かでよくできた娘さんらしかった。
俺は劣等感にくわえ、怒りもあった。
>>11
ありがとう、気持ちを整理させたいんだ。
途中で泣いたら慰めてくれよな…。
>>13
それはこれから聞いてくれると嬉しい。
俺、女性経験なかったから変なことしてしまったのかも心配。
>>15
彼女はとにかくキレイ好きだったよ…。
朝10時。
また、部屋をノックする音で目が覚めた。
俺は怒鳴った。
「ウゼーんだよ!朝くらいゆっくり寝かせろクズ!」
暫くするとまた彼女は俺の部屋をしばらくウロウロしてどこかへ行ってしまった。
11時。母親がきて、焼き飯をおいていくところまでは昨日と変わらない毎日だったんだ。
同じ名前なんだなwまたお前の彼女の話も聞かせてくれよな!
無かったというより誰かが食べた後のようだった。
まさか居候のあいつが…?
おれは明日文句言ってやろうと、その日は部屋で適当にネットして一日を終えた。
三日目。
朝10時。部屋をノックする音で目が覚める。
俺は直接文句をいってやろうと部屋から出た。
しかし目の前には誰もいない。
…目線を下にずらすと、彼女はいた。
思ったより小さくてびっくりした、そして肌が白くて驚いた。
俺はいきなり恥ずかしくなり、何も言わず、ドアを閉めた。
よくキッチンマットをくちゃくちゃにして遊んでるわ
結局彼女は、何も言わずしばらく俺の部屋の前をウロウロして、やがてどこかへいってしまった。
11時にかーちゃんの焼き飯。
しかしこの日も焼き飯はルンバに食べられていた。
…あいつ、飯くわせてもらってねーのかよ。
そんなことを思いつつ、俺は久しぶりに家族以外の人にあったせいか1日中ドキドキしていた。
2、3日目は部屋に置いていたお菓子で腹を満たした。
うおおおお、想像しただけで顔がニヤけるわwww
仲いいんだな、羨ましいぜw
4日目。
朝10時。いつものノック、いつもの無視。
俺は空腹で死にそうだった。
部屋のお菓子も今日はない。
俺はしばらく考えたが、部屋から出て、かーちゃんに声を掛けた。
「…腹へってんだけど。」
かーちゃんは目をまんまるにさせて驚いてた。
しばらくすると、焼き飯を作り出した。
かあちゃん、少し笑ってた。
2人並んで昼飯を食べたのは何年振りだろう。
明日は何か少し話してみるか。
5日目。
朝10時。いつものノック。
しかし俺は既に起きていた。
ドアを開け、彼女に「ありがとう」をいった。
きっと彼女は俺を部屋から出すために、毎日無理して焼き飯を食ってたんだと思う。
彼女はしばらく部屋の前をうろうろしたが、
「…すぅぅぅうぃん」と言って、どこかへいってしまった。
俺のありがとうは不自然じゃなかっただろうか。
部屋に戻ると相変わらずのキモメンに変わりはなかったが、いつもより高揚した俺の顔があった。
彼女も照れたりするの…かな。
6日目。
気が付けば朝10時のノックを楽しみにしている自分がいた。
9時30分には起きて彼女に会う為に髪を整えたりした。
ルンバ、俺の髪形に気づいてくれるかな?
でも、その日ルンバは俺の部屋に来なかった。
かーちゃんの得意料理で俺が好きな食べ物。
7日目。
この日も朝10時に彼女は来なかった。
思い返せばここ1週間。彼女のノックが俺のすべてだった。
他人をこんなに心配する事なんて今までなかった。
俺は部屋を飛び出し、かーちゃんの元へとむかった。
ルンバは怪我をしていた。
「おい!大丈夫か!?」
気が付けば俺は彼女を抱きかかえて泣いていた。
今考えると女の人を抱きかかえるなんてそんな大胆な行動をした自分に少し驚くが、
その時はただただルンバが心配だったんだ。
ルンバは何も答えなかった。
かーちゃんに聞いたところ、ルンバは昨日階段で足を滑らせて落ちたらしかった。
その日俺はルンバが心配で、1日中そばにいることにした。
>>34
お い や め ろ
文章だと彼女の可愛さが上手く伝わらないのが本当に悔しいよ。
とにかく肌が白くて美人だった。背はかなり低いが。
さすがに夜は部屋に戻ったが、彼女が心配で眠れなかった。
結局俺は部屋を抜け出し、彼女の元へと向かった。
そして、かーちゃんに内緒で彼女の隣で横になった。
彼女は少し驚いた顔をしたようだった。
「…安心して。」
そういうと、初めは俺の服をひっぱったりしていた彼女も次第に落ち着いていった。
やがて彼女は眠りについた。
8日目。
朝10時、ノックの音で目が覚めた。
というのも早朝、やはりかーちゃんのことが気になりこっそり自室に戻ったのだ。
何も知らないフリをして、部屋をあけた。
「おはよ、ルンバ。調子はどう?」
アイコンタクトをして。
彼女は「うぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん」とだけ言って
俺の部屋をあとにした。
あいつ、恥ずかしがってwかわいいやつ。
なんだかすごくうれしかった。 >>
そして俺はこの日一大決心をする。
バイトを始めるのだ。…彼女にささやかなプレゼントを贈るために。
早速大昔に登録した派遣の日雇いバイトに連絡した。
工場や、土木はしんどいし初日からハードルが高いので、
俺は明日、新装開店するコンビニの風船配りのバイトをすることにした。
朝6時。俺は出かける準備をしていた。
ルンバが珍しくまだ寝てた。寝顔が可愛い。
彼女を起こさないように、小さな声で「いってくる。」と言って、バイト先へ向かった。
とにかくバイトは大変だった。
久々の他人との付き合い。子供たちは風船欲しさに無邪気に寄ってくるし。
途中何度も吐き気とめまいをおこし、もう帰ろうかな…とも思ったが、
彼女の笑顔を思い出すと不思議と頑張れた。
そして、夕方5時。バイト終了。
自分の頑張りを誇らしくおもった。
その場で今日の給料をもらい、そのままロ○トへ向かった。
そこで俺は彼女にネックレスをかった。
プレゼントは明日渡すことにした。
楽しみで夜はなかなか眠れなかった。
10日目
朝10時。彼女のノックで目が覚める。
11時かーちゃんと飯を食う。
そこからは俺の時間。
しかし今日、いつもと違うのは夜に彼女を部屋に呼んでいることだ。
俺は髪を整え、お気に入りのパーカーを着て部屋で待機した。
コンコン。
いつもと違う時間のノックはすごく緊張した。
部屋を開けるなり彼女は俺の部屋に入ってきた。
彼女も緊張しているのか、部屋の中を走り回った。
「こ、これ。プレゼント。いつもありがとう…。」
ドキドキしながら彼女に渡した。
彼女は中身を空けず、ネックレスを吸い込んだ。
どうせなら、中身も見てほしかったんだけど、後で見るのだろうか。
喜んでくれたらいいな。
プレゼントを渡すことしか考えてなかったのだが、俺は知らない間に彼女を
膝の上に座らせていた。
信じられない現実に途端に緊張が襲ってきた。
そして、あり得ないことに俺の息子はギンギンに勃っていた。
パンツ脱いだ
すまん、じゃあ簡単にだけ書くわ。
俺は小さな声で謝ると、彼女にキスをした。
カーチャンが出かけてる日でよかった。
初キスだったが見よう見まねで舌を動かした。彼女はあくまで受け身だった。
ただ、彼女の息が時より顔にあたってくすぐったかった。
彼女は何も言わず、俺を受け入れてくれた。
興味本位で買ったゴムとローションを実践で使う日が来るとは思わなかった。
動画や学んだ知識なんて全く役に立たなかった。女の構造分からない。
俺は入り口を探し当てるとローションを使い必死に指を動かした。
初めは少しずつ相手の様子を見ながら動いてたんだが、次第に気持ちよくなり
気が付けば夢中で腰を動かしていた。
彼女は
「うぃいいいっ…うぃっ…ガっ。」と喘ぎ声を漏らしていた。
色々なことが初めてだったが、俺たちはその日結ばれた。
彼女も恥ずかしかったと思うが、その日は二人で一緒に寝た。
次の日、最高の朝を迎える筈だった。
彼女が隣にいて、俺がいて、ハニカミながら「おはよう」をいうと思ってたんだ。
しかし彼女が目覚めることはなかった。
何故だかわからない。でも俺が何度呼びかけても彼女が返事をすることはなかった。
この10日間、俺は彼女のおかげで世界が変わった。
引きこもりキモヲタニートは、ルンバと出会ったことで
部屋から出て、家族と交流を持ち、働くことができた。
そして彼女を愛する気持ちを教えてくれた。
初めてのキス。
そしてセクロス。脱童貞。
それなのにいきなり死ぬなんて思わなかった。
俺は彼女になにもしてやれなかった。
ごめん。
簡単ですが俺の話は以上です。
彼女との日々は一生忘れないけど、今は少しずつ立ち直って、バイトがんばってます。
何故だかかーちゃんはめっちゃ怒ってた。
ありがとうございました。
ありがとう!
正直彼女はめちゃくちゃ可愛かったし、のろけんなとか叩かれないか結構心配でした。
無事書けて良かったです。
ネットではルンバが危険だなんてデマが流れてるけど、全てのルンバが危険じゃないってことを
いいたくて書き込みました。
俺のルンバはもう帰ってこないけど、彼女との思い出は大切にします。
全てのルンバに幸あれ!