【醜悪な親子】ウチから物を盗んだ友人を捕まえた…が、被害が減らない。Ｋ察に通報すると、3日後友人母が逮.捕された…

適度にフェイク入ってたりします。ですので矛盾とかは勘弁してね

私が中学生１年の時の夏のお話

私には家族がいたが小さい頃に家庭は崩壊、父はたまに連絡がきたり会ったりしていたそんな訳で私はセキュリティがあんまり良くないマンションに祖母と二人で住んでいた。

それくらいセキュリティが悪いかというと鍵をかけても道具も何も要らず鍵が開けれるというポンコツっぷり（ちょっとしたコツとドアノブのまわし方で開いてしまう。私がたまたま発見した）

私が家の鍵を忘れた時にこっそりその方法で開けていてそのポンコツドアっぷりは私以外知らないはずだった

１

その日は友人Ｓを呼んで遊ぼうと家で部屋を片付けたりお菓子とかを色々用意していたそして友人Ｓが来たんだけどあまり話をしない部活の仲間Ｉが一緒だった

Ｓが言うには私の家に来る途中でたまたま会ったそうだ。Ｓが「友達の家に行く途中で急いでるからまたね。」と言った所

Ｉが「私も暇だったんだ」「私も行きたい」と言われ私に悪いと思いつつも私と同じ部活仲間という事は知っていたので承諾してしまったそうな

（当時も携帯電話はあったけれど子供にはまだ持たせてもらえないような時代）

Ｓに申し訳なさそうにしてたけど私は少々驚いたけど増えるのは別に構わなかったので二人とも招き入れた。これがＩとの事件の始まり。

遊んでいる時、Ｉは部屋をキョロキョロしたりどことなく挙動不審だった

解散の時、帰る準備をする友人２人を尻目に私は友人が帰ったあとにゲームをしようと

そのゲームのデータが入っている買ったばかりのポケステを置いてある所を見てみると、無い。

ゲームしている時にメモリーカードを入れ替えた時にはあった筈…

急いで友人に「ポケステしらない！？」と聞いてみるも

Ｓ「しらないよー」

Ｉ「私も」

と言われて、「私がだらしがないから無くしたんだ」と思いガックリしているとＳが
「Ｉ、間違って入ってるかもしれないから私たちのカバンの中とかポケットの中探してみよう」と言ってくれた

Ｉは「いいよー」と快く答えてくれた

結果はどちらのカバンにもポケットにも入ってなかった。

やっぱり「私がだらしがないから悪い」と思いＳとＩに

「引き止めるのも悪いし、今日はもう暗くなってきたから早く帰った方がいいよ。」

「部屋のどっかにあるかもしれないからもう少し探してみる。」

「二人とも探すのに協力してくれた上に疑う形になってしまって本当に申し訳ない。一緒に探してくれてありがとう」

と感謝して二人を帰した。

結局ポケステは見つからず。盗まれたなんて考えもしなかったので

私のせいという事でしばらく落ち込み、それ以来部屋は整理整頓を心がけている（現在進行形）

どうやって盗んだのかは３にて

２

いきなり友達（笑）になったＩはそこそこ交友（笑）を深めて仲良くなっていた

しかし、Ｉと友達になってからたまに物が無くなる様になった。そういう時は殆どＩが遊びに来ていたり、近くにＩがいる状況だった

さすがに怪しんだニブイ私はＩを知る小学校の友達にそれとなくＩの評判を聞いてみたりした。

友達の評判は大方「Ｉの周りではよく物・金がなくなる」といったものだった。あまり友達がいない私はこの事実を聞いて目が飛び出るかと思った

焦った私は、学校が終わった後急いで家に帰り祖母に「家の物って最近よく無くなってたりする？」と聞いてみた

祖母は「あんた！自分で盗ったくせに泥棒のせいにするのかい！」と怒り出し「最近お金を盗んだのもあんただろう」とこっぴどく怒られた

祖母によると細々とした雑貨・食品・食器・生理用品が無くなっていたらしい
もちろん私には見覚えなし。

Ｉの仕業だと思った私は祖母に心当たりがあるという事を告げ罠を仕掛ける事に

前提としてウチは６時に夕食なので５時には友人を帰すというルールがある。Ｉはそれにしぶしぶながらいままでちゃんと従っている

罠とは、ＭＤウォークマン使った罠で「５時までは無音の音声が流れ５時になったらとある音声が爆音で流れる」

ように機械とかＰＣが強い従兄妹に協力してもらって調整したもの

それをＩには見えるようにセットしておき、あえて盗んでもらう

決行当日

Ｉと友人２人（傍聴役）を家に招きいつも通り遊んでいたが内心いつバレるんじゃないかソワソワしていた

だけど以外にバレることは無く、５時ちょっと前に

「はいはい、ごめんね今日もお開きだよー」と言いＩを含む友人３人を帰そうと促す。

部屋を出るときにチラッと見るとＭＤは見事に無くなっていた

家を出るのには部屋の構造上リビングが通る必要があって、そこで「とある音声」が爆音で鳴った

「ＭＤ盗られて私泣いたー　君はしらんーぷーりー　とても厚過ぎた夏のー　君はＭＤ泥棒ー♪　君はＭＤ泥棒ー♪」

「この音声が流れているＭＤウォークマンはＯＯ（私）の所有物です　大人しく返しなさい」

ヤケクソで恨み辛みを込めて歌った音程も合ってないユニコーンの自転車泥棒の１フレーズの替え歌と忠告が爆音でリビングに流れた

Ｉは「なにこれーｗｗ」と笑ってはいたがどこかぎこちない表情

他の２人は状況が読み込めず「え？」とか「誰から？」と不安顔なので私が

「今までとある人が来ると毎回物がなくなってたんだよ。なので今日は私がちょっと仕掛けをしたんだ」

と説明しループで流れ続ける忠告と替え歌の音の元のＩに

「わかるよね？Ｉ、そのＭＤ返して。多分ポケステ…etcもアンタでしょ？それと今後一切私とは関わらない事を約束してね」と言うと

「これはちょっとしたイタズラだよ！それとこれは私のＭＤだよ！」と言う

なので罠の為に買ったＭＤのレシートと本体のシリアルナンバーや箱や写真を掲示したらやっと観念した。

ＭＤや我が家から盗った返してもらい理由を聞くとぶすっとしながら

「うらやましかった」

「ＯＯ（私）は間が抜けてるし簡単そうだったから」

「両親いないくせに生意気」

と聞いて私がキレた。

Ｉにビンタをかましてしまった

そこで友人に止められて、情けないけど泣いてしまった。色んな気持ちが渦巻いて涙が止められなかった

そこで祖母がＩの両親に連絡していたようで、程なくしてＩの父親・母親が来た。友人２人はＩ夫妻と入れ替わりで帰らしたそうだ

泣いてて使い物にならない私はそこでドロップアウト。その後は祖母が話を付けたそうだ

そのあと私はしばらく調子を崩して５日ほど学校を休んだ

３

後から祖母から聞いた話は

「雑貨・食器・食品・生理用品は消耗品ということもあるのでそちらとこちらで確認できた物を返品＋αをお支払いします」

「ＯＯ（私）さんには多感な時期にウチの娘が配慮の無い発言を浴びせ本当に申し訳ない事をした」

「もし、病院に罹る場合全面的に支払います」

「どうか、何卒被害届けだけはお許し頂きたい」

とのこと

祖母は私に「アンタの要求はあるかい？」と言ってくれたので

「挨拶程度の付き合いはするがそれ以外はＩとは友達付き合いはしない」

「友人や学校には今回の事を話す事」

「私に関する変な噂とかを流さないこと」

「今回は届けは出さないが次は無い」

の４つの要求を祖母に伝えた。

学校に復帰して数日後にＩ父とＩが盗んだものを持参して訪問してきた

雑貨、筆記用具、下敷き、ゲームソフト数本、etc…

その中にもちろんポケステもあった。

カバンもポケットも探して無かったので何気なしに「どうやって盗んだの…？」と聞いてみると

「パンツの中に隠した」と

うげぇぇ・・・汚い・・・聞くんじゃなかった・・・

申し訳ないけどI父に「気持ち悪いのでこれらはやっぱり返品しなくていいです」と

Ｉ父は深く頭をさげて「申し訳ありません！」

Ｉ母は申し訳なさそうに俯いていた

何か年下の娘と同世代の子供に必死で謝罪するI父が哀れに見えて「もうやめてください」と言ったところ

I父「お前も言う事があるだろう！」とIの背中を叩いた

Iは「本当にゴメンなさい」としぶしぶ言った。すごく不機嫌な感じだけど

ちょっとカチンときて

「I、自分の父親が必死で謝って謝罪や賠償をしようとしているのにアンタは何？アンタ父親よりエライの？

自分の不始末をしてもらってるのにその態度は何？小さな子供ですら悪いことをしたら素直に「ごめんなさい」

を言えるのにそれもできないの？アンタ幼稚園児以下だね！！」とキツく言ったがIはそっぽを向いて不機嫌顔

もうコイツダメだわ、と思い

「一応謝罪して貰いましたので私としてはもう十分です」と伝え、帰ってもらった

その後Iは孤立、当然の結果。自業自得だ

私はＩ父から貰ったお金で盗まれた物を全てリニューアル

罠の為に買ったＭＤはその事件を思い出すので報酬として従兄妹にあげた

４

～事件から２週間後くらい～

また、物が消えるようになった

「えー・・・　もしかしてまたＩか？」と思ったがどうにも違う

家の中限定で物やしまっていたお金がなくなっているよう

Ｉがらみではないし「強盗！？」と青ざめて祖母と相談して警察に通報

警察の人はとても親切に対応してくれ、近隣をパトロールしてくれる事になった

そして３日後犯人が捕まった。

犯人はＩ母

詳しく話を聞くと、私はＩ母からストーカーされていたらしい

そしてそのストーカー行為は仲良くしてた時期で道端でＩ母に会った時から続いていたという

そのストーカーの最中私が祖母の不在中うっかり鍵を忘れていて家に入れない事態になって例の方法でドアを開けていたのを発見

これについては私が全面的に悪いので祖母に本気で謝り倒した

Ｉ母、いい盗み場が見つかったと思ったのかそれを期に祖母と私が居ない間に不法侵入色んな物を盗んでいったらしい

Ｉが盗んだと思っていた物は半分はＩ母の仕業だったそうです

Ｉの件は「未成年だから罪にならないし私は成人してるし実刑食らうかもしれないからこのまま罪かぶってもらう」との打算の上の事

Ｉ母あの申し訳なさそうな表情は嘘だったの？だとしたら大した女優だわ・・・・
事件が終わったあとは疑われるのを少しでも減らす為、２週間ほど行動を自粛

そして私と祖母に復讐するために行動開始。そして３日後逮捕

Ｉ母は逮捕時、包丁を持っていてつかまる時に暴れて少し怪我をしたそうな。

他にもＩ母が「あの生意気な餓鬼を知り合いの男どもを呼んでメチャメチャにしてやりたかった」と悪質であること

Ｉ母も色々今までやっていたらしく今回の事件でめでたく堀の中に

そしてＩ父またご対面。

今回はＩ父も覚悟していたらしく

「覚悟は出来ています」とのこと

あとは難しい話なので私は聞いていない

風の噂でＩ夫婦は離婚、Ｉの親権は母親に移ったらしい

結果、私はしばらく従兄妹に送り迎えしてもらい、Ｉ父から貰った資金で私と祖母は引越し、

今ではＩ一家の目の届かない場所で暮らしています

・Ｉの事件後・
　地元の友人から聞いた話ではＩはその手癖の悪さは２０代中盤になった今でも改善されてなく
　周りの人から１歩距離を置いた関係になっているそうです
　彼氏さんも同年代の同類らしく、トラブルばかり起こしていると聞きます