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【謎の祭】神様の生贄にされたオレw身を清めた後に神社に閉じ込められたんだが、翌朝オレの下.半身はとんでもない事になっていた。

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コメント

  1. 名無しさん176426

    不思議な体験系の話って、描写の変な細かさや
    冗長な文章、書いてある文のくせ全部一緒

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【謎の祭】神様の生贄にされたオレw身を清めた後に神社に閉じ込められたんだが、翌朝オレの下.半身はとんでもない事になっていた。

8: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:11:55.10 ID:0zt7+v5VO

生まれ育った村の不思議な祭

俺が育った田舎は、三方が山に囲まれ、

8: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:11:55.10 ID:0zt7+v5VO

生まれ育った村の不思議な祭

俺が育った田舎は、三方が山に囲まれ、
前が海って立地の、人口150人くらいの地域。

何年かおきの3月に宮祭と言う祭りがあります。
神社に祀られている、ひい様と言う神様を降ろす
祭と言うか神事なんだ。

 

9: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:15:30.00 ID:0zt7+v5VO

神事の主役が「やはた」と呼ばれ
その「やはた」がひい様を降ろすんだ。

「やはた」は10才から16才くらいまでの
男の子の中から一人選ばれる。

 

12: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:22:25.10 ID:0zt7+v5VO

俺が中1の時の1月
神社の氏子総代が家に来て、
親父に「今年は宮祭をすることになり、
『やはた』が>>1君に決まったのでよろしく頼みます」
と言ってきたらしいんだ。

その夜
両親に呼ばれ
『やはた』の簡単な説明をされた後、言われたのが
今回の『やはた』に俺が決まった事。

この事は絶対誰にも言ってはならない事。

旧暦の1月1日
氏子代表が迎えに来て
『扉開き』があるから
その時詳しい話を聞かせて貰える事。

話を聞いている時
親父は嬉しそうにしていたが
お袋は始終、心配そうなふうだった。

 

14: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:25:47.67 ID:mTstUgAM0
わかった
ひいさまを降ろす女の子も別に選ばれてて
1 とエロい事したって話だな!

 

16: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:35:07.35 ID:0zt7+v5VO

ひい様降ろすのは一人だよ。

何年かおきに小さな祭があるのはわかっていたが
『やはた』とか『扉開き』とかは初耳で
親に説明された後もそんな役目があったんだ
としか思わなかった。
それから10日程経ってから親父に
「明日は『扉開き』だから学校は休め
学校には出席扱いになるよう
氏子総代が連絡してあるから」

小さな田舎の中学だし
地域とPTA、学校の繋がりが強かった時代だから
学校にそんな圧力かけられたんだろうな
今は学校を休ませず
旧暦正月を過ぎてすぐの土曜日に『扉開き』が行われているんだ。

 

17: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 08:44:09.22 ID:0zt7+v5VO

あくる朝
まだ暗い内に起こされると
玄関に羽織袴姿の氏子総代の他
白装束の年寄りが5人迎えに来ていた。
寝惚け眼でパジャマのまま上着を着て
車に乗せられ着いたのが神社に向かう参道の前。

神社は鳥居をくぐってから
50m程の参道を歩き
そこから100段程の石段を登った
山の中腹に本社があるんだ。

 

19: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 09:03:33.74 ID:0zt7+v5VO

鳥居の前で車から降ろされ
参道を歩いてる途中
白装束の一人から
「社に行く前に
こおりかいて身を清めるぞ
少し冷たいが我慢しろよ」

わけもわからず
「はい」と返事をしたんだが・・・
これがとんでもない苦行で・・・

 

20: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 09:20:18.25 ID:0zt7+v5VO

>>参道の途中
立ち止まると、両脇にいた白装束に
「今からこおり始めるから来ているもの全部脱ぎなさい
少しの辛抱だから」

ええーっ、この寒いのにフルチンかよ
まだ薄暗い中
戸惑っていると
両脇の白装束二人ががすでに素っ裸

氏子総代から
「早く脱ぎなさい」と言われ
渋々全裸になると
同じく全裸になった白装束二人に両脇を固められ
参道のすぐ横を流れてる小川に連れていかれた

 

22: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 09:31:29.60 ID:0zt7+v5VO

深さは膝くらいなんだが
身を切るような冷たさにガタガタ震えていると
無理やり座らされ
両脇の男二人に桶で掬った水を頭から浴びせられた

もう、冷たいと言うより痛い感じ
何回か水を浴びせられ参道に戻ると
そこで待っていた白装束にバスタオルを渡され
身体を拭いた後
全裸のまま厚手の着物のような物を羽織らされ
本社に向かう

 

23: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 09:46:41.50 ID:0zt7+v5VO

普段なら本社まで5分くらいで行けるはずなんだが
全身を貫く寒さと
冷たくて感覚のない手足のせいで
本社まで凄く時間がかかったような感じだった。

お社に着くと
参拝させられ
社の横にある社務所に入らされた。

社務所には
白装束の人たちの奥さんが4人いて
「寒かったでしょ
暖まりなさい」
「おばちゃんが暖めてあげようかW」
「朝ご飯までもうちょっと我慢してね」
四方八方から声を掛けられ
火鉢の前にすわらされた。

ちょっと用事できたから落ちます

需要なさそうだけど、帰って残ってたら
続き書きますね

 

28: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 11:13:45.92 ID:kqfHfj/80
人口150人で中学あるわけねえだろ

 

29: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 11:36:03.89 ID:0zt7+v5VO

中学はありましたよ
今は廃校になりましたが
隣地区の生徒も通ってきてました

少し時間あるから続けますね

少し遅れて社務所に入ってきた氏子総代に御神酒を飲まされ
火鉢を抱かえながら神事の説明をされた。

要約すると

この神社の御神体は小さな榊の切り株で
旧暦3月10月に
「宵なむや」と言う神事を執り行う。
そうすると御神体から芽がでてくるらしいんだ
何年か経つとその芽が枯れて
枯れた次の年
「宵なむや」を行うんだそうです

 

30: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 11:46:45.94 ID:0zt7+v5VO

「宵なむや」は神社の川下にある
もうひとつの奥宮と言われる小さな社に
「やはた」が一晩泊まり
「ひい様」と一夜を供にする
するとまた御神体に芽が出る

ひい様が身籠った証に芽がでて
ひい様がやはたを気に入れば
出た芽は2年以上もつし
気に入らなければ1年もたずに枯れてしまう。
今回の宵なむやは2年ぶり
との事でした

 

31: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 11:59:55.76 ID:0zt7+v5VO

ひい様と一夜を共にする!?
水も与えない枯れた切り株に芽がでる!?
ほんとかよ!?

奥宮は、人家からずっと離れた林の中にあるし
あんな気持ち悪い所に泊まるのかよ
なんか得体の知れない怖さがあるなぁ
と思っていると、それが顔に出たのか
氏子の一人が
「宵なむやの夜は
お社の前で俺達が朝までいるから怖がらなくていいよ
お前は御神酒飲んで寝るだけだから」
と言ってくれた

 

32: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 13:05:04.69 ID:0zt7+v5VO

「今日は朝ご飯を食べてから
ここにある御神体を奥宮に移すからな」

氏子総代が言い終わらないうちに
「ご飯できたから食べて下さい」
と奥さん連中から声がかかり朝食を食べる

ってもご飯を食べてるのは俺だけで
年寄り連中は朝から飲みまくりw

「8時になって祢宜(ねぎ)さんが来たら
ひい様を移すぞ。
それまでにババアに着替えさせてもらっとけよ」

 

35: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 14:39:56.73 ID:0zt7+v5VO
奥さん連中に手をひかれ隣の部屋にいくと
着物を羽織ってるだけなのを思い出し
「パンツ履いて来ます」
と、あせって戻ろうとすると
「パンツは履かなくていいのw」
ガッチリ腕を捕まれ
あっと言う間にスッポンポンw

 

36: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 14:46:27.05 ID:0zt7+v5VO

真っ白の羽織袴を着せられ
「宵なむや頑張りなさいよw」
ニヤニヤしながら
袴ごしにポークをスリスリされた時にはもう・・・
今考えると明らかに
勃起させようとしている
手つきだったわ

勃起してしまったわけだが・・・

 

37: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 14:53:23.59 ID:0zt7+v5VO

祢宜さんが到着すると
お社の前でお祓いみたいな事をして
お社の扉を開け
中から40cm四方くらいの
前が観音開きになった木箱を取り出してきた

それを白い布で包み
何があっても絶対離さず
体に押し付けて下さい
と注意され俺が持たされる
思ったよりも軽くて
こんなもんかって感じ。
歩いていくのかと思いきや
氏子総代の運転する軽トラの助手席に乗せられ
奥宮へ向かいました

 

39: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 15:03:46.21 ID:0zt7+v5VO

軽トラが走り出してから
「中のひい様は見ちゃダメなんですか?」
と聞くと
「奥宮へ着いたら
宵なむや用の箱にお前が移し替えなきゃなんねえから
その時見れるぞ
扉開きから、8月の扉終いまでは
お前以外、見る事も触る事もできねえんだ。」

奥宮の近くまで行くと軽トラを降りて
歩いていきました

 

40: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 15:09:36.38 ID:0zt7+v5VO

鬱蒼とした木に囲まれた
未舗装の細い道を100m程歩いていくと
奥宮に登っていく鳥居が見えてきます。
鳥居の前で礼をして
石段を上がると
5分程で奥宮に到着
少し開けた広場の一番奥に
古ぼけた小さなお社があるんです

氏子総代がお社の錠前を開けてから
みんなで参拝
うながされ、俺と氏子総代がお社の中に入へ

 

41: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 15:19:28.18 ID:0zt7+v5VO

初めて入るお社の中は
畳一畳ほどのスペースしかなく
全体的に朱色で塗られ
外観からは考えられない程の綺麗さ

ひい様の入った木箱を祭壇に乗せると
氏子総代が脇の戸棚から
同じ位の大きさをした箱を出してきました

ひい様の入った箱より、明らかに豪華で
漆塗りのような光沢を放ち
所々、金細工の様な飾りが施してあります

「俺がお社を出たら
あっちの箱から、ひい様を出して
こっちの箱に移すんだ
まぁ簡単な事だけど
絶対ひい様を落としたりするなよ
終わったら声かけろや」
そう言うと
氏子総代はお社から出て
観音開きの扉を閉めました

ご免なさい
少し落ちます
片付きしだい戻りますね

 

45: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 16:31:56.62 ID:6WR3hyaU0
やはたはどうやって選ばれるのかな
同じ人がすることはあるんだろうか
気に入られなかったらだめだから一回でお役御免なのかな
該当する子供がいない時はどうするんだろう

 

46: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 16:47:47.87 ID:0zt7+v5VO

やはたを決めるのは

氏子総代と氏子が相談して決めるそうです
父親がやはた経験者の子供が多いみたいですが
選考基準はわかりません

やはたは一度きりだと聞いています

 

47: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 16:50:27.08 ID:0zt7+v5VO

扉を閉めても
明かり取りの窓があるせいで
案外明るく
ひい様を移すのに支障はなさそうです

ちょっと不安があったのですが
祭壇の上の木箱の止め金を外すと
木箱の扉を左右に開きました

中を覗くと黒っぽい物が見えます

覚悟を決め、両手でそれを掴むと

瞬間、ひい様を持った両手、指先から
寒気というか痺れる感覚が
全身を駆け巡りました

 

48: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 16:56:47.77 ID:0zt7+v5VO

思わず落としそうになりましたが

しっかり、包むように持ち直し

よく見て見ると
人間の顔くらいの大きさで
よく熱帯魚の水槽レイアウトに使う
流木のような感じです
気のせいかもわかりませんが
身体全体が、オーラのような物に包まれて、時間が止まってるような感覚です

思考能力が落ちてるような
フワフワした感じだったんですが
フッと、箱に入れなきゃ
と思い出し、ひい様を無事移し替えました。

 

49: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 17:05:28.95 ID:0zt7+v5VO

ボヶーっと
気が抜けたような感じで
外に声を掛けて
扉を開けてもらい
自分でお社から出ようとしたのですが
身体が痺れて立ち上がる事ができません

氏子の人達に
身体を支えてもらい
ようやくお社から出る事ができました。

自分では10分も掛からなかった
感覚でしたが、実際には
1時間近く掛かったようです
後は、祢宜さんが
祭壇に供え物をしてから
祝詞をあげて
無事、扉開きは終わりました

 

50: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 17:19:16.44 ID:0zt7+v5VO

急な仕事で隣の県まで走る事になったので
書けるだけかきますね

それから、しばらくは何もなく
祭の少し前になってから
「明日の5時に家に来てくれ」
と氏子総代から電話がありました

次の日
ちょっと早めに
氏子総代の家に行くと
氏子の5人、それぞれの奥さんもいて
宴会しています

 

51: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 17:31:12.81 ID:aR2Bg8/20
いまさらだけど1はいま何才?

 

52: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 17:39:17.25 ID:0zt7+v5VO

>>51
30すぎです

「今日は腹一杯食べとけ
明日からは精進で
血の出る物は食べちゃダメだからな

「まだその年で女は知らないと思うが
女もダメだ
ひい様の為に
明日からはセンズリもダメだぞ」
「3日、センズリ我慢するのは
お前の年じゃキツいだろうが
ひい様の為だ」
「そのためにも
今晩空になるまでこすっとけww」

 

53: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 17:52:07.33 ID:0zt7+v5VO

氏子総代や氏子の人達から色々言われ

適当にうなづいたりしてましたが

なま物食べちゃダメ
ってのはわかるけど
センズリ我慢しろ
ってのはなんなんだ!?
奥宮のお社で寝るとどうなるんだ?
話を聞いてるうち
徐々に不安がry

それから祭当日までは
母親もわかってたらしく
なま物は食卓には出ませんでした

オナニーも、普段は
1日1回ペースで
3日も我慢出来るか!
って思ってたんですが
相手が神様だけに
もし、したのがばれたら
と考えると結局できませんでした
氏子総代の家に呼ばれた日には
言い付け通り、3杯おかわりしましたがw

 

55: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/24(土) 18:08:19.21 ID:0zt7+v5VO

祭当日
午後から、本宮に行き
祢宜さんが祝詞をあげて
俺、氏子総代、氏子の5人でお参り

ご本尊のひい様は奥宮なのに意味あんのか?
それからは何もする事がなく社務所で待機

年寄り連中は相変わらずの酒盛りです

午後4時
みんなで奥宮に行き
お参りする前に
また地獄のこおり

震える身体で、本宮に戻り
社務所で夕食
食べてるのは俺だけでしたが

 

67: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 04:52:33.81 ID:6vAx0+0PO

この日、1日で色々聞いた話では

なんで、ひい様を奥宮に移して
宵なむやを行うかは俺達にもわかんね

昔からそうだったから。
明治時代に本宮が火事で焼けて
宮祭の書き物も焼けた
そのせいで明治以降の書き物しかない

今までひい様が降りなかったのは2度。

降りないと御神体に芽が出ない。

降りたかどうかは
夏至の日に確認
枯れたかどうかも
夏至と冬至に確認する
今晩、ひい様が降りた場合
寝ている俺はどうなるのか?
と聞いたところ
それは今晩のお楽しみ
怖くはないから楽しみにしとけや
気楽にいけ、気楽にw
って事でした

 

68: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 05:04:43.40 ID:6vAx0+0PO

7時を過ぎると
またもや奥さん連中に引っ張られて着替え

今日は素っ裸の上に
真新しい、白の浴衣
「頑張んなさいよ」
>>1君、男前だから
5年はもつわよ
新記録作っちゃいな」
今まで、ひい様に生えた新芽が
最高で5年枯れなかったそうです

この日は、期待?のおさわりは無しでした。

 

70: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 05:17:54.84 ID:6vAx0+0PO

準備が出来
奥宮に向かったのは
俺、氏子総代、氏子5人、祢宜さんの計8人
祢宜さんはお祓いみないな事をして
すぐ帰るそうです

真っ暗闇の中を
それぞれ懐中電灯を片手に
奥宮むかいます。
到着すると
お社の前の広場には、夕方来た時にはなかった、御座がひかれ
火鉢が6つ置かれていました

全員でお参りした後
お神酒を持たされ

「お神酒を祭壇にお供えしたら
ひい様が入ってる箱の扉を開けろ
布団がひいてあるから、後は寝るだけだ
朝になって目が覚めたら出てこい
俺達はお前が出てくるまで
そこで飲んでるから」
そう言い残すと
広場の方へ戻っていきました

さあ、いよいよだ
ただ寝るだけなんだ

と自分に言い聞かせ
お社の扉を開けました

 

74: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:19:35.55 ID:6vAx0+0PO

お社の扉を開け
中を懐中電灯で照らすと
高級そうな布団が敷かれていました
中に入って扉を閉めると
現実じゃないような感覚にとらわれます

お神酒を祭壇にお供えしてから

恐る恐る、ひい様の入った木箱の扉を開けました

 

76: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:23:07.72 ID:6vAx0+0PO

何か起こるのか?
と身構えていたのですが
自分の身体や周りの音、空気とかには
これといった変化はなく
張りつめていた、緊張感が一気に抜け、
心配するこたねえか
って感じに

寒いので、さっさと布団に入り
布団に入ってから
懐中電灯を消しました

 

77: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:28:31.87 ID:6vAx0+0PO

真っ暗闇になると
恐怖心が襲い掛かってきます。
氏子連中、本当に居てくれてるんだろうな?
と不安になるくらい静かで。

寒いのと怖いのとで
頭まで布団を被って
身体を小さくしていると
飲まされた酒が効いたのか
うとうとしてしまいました

 

78: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:36:44.40 ID:6vAx0+0PO

どれくらいの時間が経ったのかもわからず
ふっ、と目が覚めると身体が痺れています

ひい様を持った時の感覚と同じです

降りてきたのか!?

何か気配を感じ
恐怖で布団に潜り込もうとしましたが
金縛りで身体が動きません

目を開ける事も出来ず
パニクって、心の中でご免なさいご免なさいと
必死に謝っていると

急に、身体が暖かい空気で包まれ

恐怖心がスーっと消えていきました

 

79: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:45:47.67 ID:6vAx0+0PO

ひい様が降りてきたのか?

気持ちが穏やかになった瞬間
とてつもない快感が下半身に走り
一気に射精してしまいました

その時は気付きませんでしたが
目が覚めた時には、既に勃起していたんだと思います。
普段オナニーで得る快感とは
比べようのないくらいの快感です
射精しても、快感は収まらず
間をおかず、立て続けに射精が始まります

 

81: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:51:13.31 ID:6vAx0+0PO

身体中が射精しているような快感です

重力のない空間で
暖かく軽い毛布で
身体全体包まれている感じで
身体の痺れは収まったものの
相変わらず身体は動かず
目を開ける事も出来ません

そのうちまたうとうとしてしまい
目が覚めると下半身を快感が襲い
蛇口をひねって
ジャバジャバ出るような射精

それが終わると、またうとうとしてしまいます

 

83: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 09:56:42.01 ID:6vAx0+0PO

そんな事が5.6回続いた後
着物姿の女性が枕元に座って
微笑みながら
俺に話しかけています
そこで目が覚め
身体が動くようになりました

目を開けた時には
外が明るくなりかけていました

 

84: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 10:02:24.83 ID:6vAx0+0PO

下半身に寝小便をしてしまったような違和感
身体が凄くダルく
上半身を起こすにも
しばらく時間がかかりました

布団をめくると
むっとする、精子と小便の匂い

やっちまったよ
どうすんだこれ?

寝ていた間の出来事は
いつも見る現実感のない夢とは違い

感覚的にも生々しさが残っています

いつまでもお社の中に籠ってるわけにもいかず

扉を開けて、這いずるように外にでました

 

85: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 10:10:35.93 ID:6vAx0+0PO

扉を閉める時
閉めた覚えのない
ひい様の箱の扉が
閉まっているのが見えました

お社から出ると
広場にいた氏子の一人が俺に気づき
「出てきたぞ」
とみんなに声をかけ
全員が俺の所まで近寄ってきました

俺に近づいてくると

浴衣のシミを見た氏子の一人が
「よっしゃ!>>1でかした!」
他の氏子も口々に
「よかった、よかった」
「芽が出るぞw」
「小便撒き散らす程良かったかw」
と口々に興奮して喜んでいました

後で聞いた話ですが
布団は毎回新品をつかい
おれが精子や小便を撒き散らしのは棄てるそうです

 

87: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 10:27:07.65 ID:6vAx0+0PO

目が覚める前
夢枕に立ったのが
ひい様だと思うのですが
ひい様がどんな顔だったのか
俺に何を話たのか
全く覚えていなくて
思い出そうとすると
靄がかかったようなイメージになってしまいます。

けど微笑んでいた
というのだけは、記憶に残っていました

それを考えると
ひい様に芽が出る、
自信というか
確信めいたものがありました

 

89: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 11:08:27.64 ID:6vAx0+0PO

その年の夏至の日、扉終いがありました。
俺、氏子総代、氏子5人で奥宮に行き、
ひい様に芽が出ているかの確認です。

お社の中に置かれている
綺麗な木箱の扉を開け、
最初におれが確認します
すると、株の上の方から
5mm程芽が出ていました

自分でも、芽が出ている確信があったせいか
それほどの驚きはなく安堵感の方が大きかったように思います。

俺が確認したのは1つの芽だけだったんですが
その後、氏子総代に確認してもらうと3つ出ていたそうです。

綺麗な木箱に入ったままのひい様を本宮に運び
本宮で待っていた祢宜さんに祝詞をあげてもらい
本宮のお社の中に移しました

 

90: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 11:13:58.93 ID:6vAx0+0PO

綺麗な木箱に入ったままのひい様を本宮に運び
本宮で待っていた祢宜さんに祝詞をあげてもらい
本宮のお社の中に移しました

氏子総代の話では
「3つも芽が出るのは珍しいし
いい場所から芽が出ているので3年は持つだろう」
との事でした

後は、氏子総代と氏子が
半年に一度、ひい様を確認し
芽が枯れたのがわかると
俺がその枯れた芽を切り取って
古い木箱にひい様を移すそうです

これでやっとやはたの仕事が終了です。

 

91: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 11:19:13.05 ID:6vAx0+0PO

ひい様から出た芽は、結局4年持ちました
切り取った、枯れた3つの芽はいずれも5cm程伸び、
箱の中には5つの小さな葉が枯れて落ちていました

これで終わりです

 

92: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 11:20:01.89 ID:uXYqaLnk0
面白かった!
おやすみ!

 

93: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 11:28:09.81 ID:AZv3e+P5O
>>1は神様と交わった、ってことでおk?

 

94: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 11:36:21.76 ID:C7wzrPuJ0

面白かったです

箱の中で芽が育つのか…不思議だ
芽は何色だったんだろ
切り取った芽はどうするのかな

 

105: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/03/25(日) 14:19:28.09 ID:6vAx0+0PO

>>93
理論的にはそうなるかも
感覚的にはラッシュを吸いながら逝くかんじ
もっと強烈でしたが
セクロスという感じはありませんでした

>>94
扉終いの日に見た時は
米粒くらいの大きさで緑色と茶色が混じっていました
小さかったのですが緑色なのですぐわかりました

枯れて切り取った芽は
つまようじくらいの太さで
葉と共に奥宮に奉納してあります

—————-

どうも、日本人難民管理人のナオコ(男)です!
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コメント

  1. 名無しさん176426

    不思議な体験系の話って、描写の変な細かさや
    冗長な文章、書いてある文のくせ全部一緒

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