780: その1 2006/06/21(水) 22:54:02 ID:xwgOWKkA
大したものではないけど、一つ。
オレは格闘技をやる事が唯一の趣味だ。
胸がスーッとする武勇イ云を聞かせて下さい!(33)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1148656036/
大したものではないけど、一つ。
オレは格闘技をやる事が唯一の趣味だ。
10歳から空手を始め、27歳で総合に転向した。
だが、空手をやっていても、小、中学校の時はは酷いいじめられっ子だった。
ヘタレだったため、喧嘩が怖くて出来なかった。
そのため、理由もなく数十人に囲まれ、リンチされたり、突然階段から蹴り落とされる
などといった虐めを毎日のようにされていた。
当然、パシらされるなんていうのは当たり前だった。
その内の一人に、T坂というヤツがいた。
皆を扇動して、率先してオレを虐めていた、リーダー格のヤツだ。
オレが最も恨み、憎しみを持っていた人間だった。
中学を卒業してからは、全く接点などなかったが、
間もなく33歳になろうとしていたつい先日、思いもしない場所で再会する事となった。
オレは総合に転向してからも、子供の頃からオレを可愛がってくれていた先輩が指導している道場に、
偶に顔を出し、稽古に参加させてもらっていた。
しかし、仕事が忙しくなり、総合の練習もままならなくなったため、先輩の道場へも足が遠のいていた。
そんな時、カミさんが出産し、先輩にも生まれた報告と子供のお披露目をしようと思い、
暫くご無沙汰だった道場へ顔を出し、挨拶がてら近況の報告をしにいった。
先輩は我が事のように喜んでくれ、子供を抱っこしてくれた。
更に、暫く顔を出していなかったオレに、
「仕事が落ち着いているなら、毎週火曜日の20時から1時間半、稽古に来ないか?」と誘ってくれた。
曰く、火曜日は練習生の数が多い割に、指導員が自分しかおらず、
また、スパーリング中心の練習のため、練習生のスパーリングの相手をして貰いたいとの事だった。
オレとしては、断る理由もなく、毎週火曜日にお邪魔させてもらう事にした。
そして最初の練習日、道場に入ったオレは自分の目を疑った。
そこには十数人の練習生と共に、あの憎きT坂がアップをしていたのだった。
気付かれないようにそっと着替えようと思ったが、俺を見つけた先輩が、
声を掛けて来た為、T坂に気付かれてしまった。
オレに気付いたT坂は、ニヤつきながらオレに話しかけようとしてきたが、
先輩と稽古の進行についての話を始めたため、とりあえず一旦は引き下がった。
オレも先輩も20年以上付き合いがあるから、当然他の練習生とは打ち解けかたが違う。
先輩後輩の縦関係にうるさい道場内で、オレと先輩の会話はかなり目立っていたため、
T坂にかなり注目されていた。但し、あくまでもT坂だけ。何故なら他の練習生は、
オレの存在を前々から知っており、稽古前はオレが先輩と色々と話し込む事を知っていたのだ。
一通り稽古の段取りと雑談を終えたオレは、着替えるため更衣室へ。
薄いパーテーションで仕切られた壁の向こうから、T坂が先輩に話しかける声が聞こえる。
「先生、アイツと知り合いなんスか?なんか随分先生にナメた口きいてたみたいッスけど」
先輩は、オレと先輩が長い付き合いである事を掻い摘んで説明し、
今日から毎週指導に来る事を伝えていた。
着替え終わって、柔軟とアップに入ると、案の定T坂が絡んできた。
コイツの頭の中は未だに中学生のままで、なんの成長も感じられない。
「おい、お前、先生と付き合いが長いかなんかしらねーけど、あんまここでチョーシのんなよ?
また中学の時みてぇに、パシリに使ってやるからよ!」
と、アフォみたいな事を言っている。
オレは面倒くさいので、「押忍、今日からご一緒させて頂きます。自分に稽古付けて下さい。」と、
あくまでも下手に出ておいた。
他の練習生は、そんな痛いT坂の声に、苦笑いをしていた。
暫くして練習生全員を前にして、先輩が今回からオレが練習に参加する事を伝え、
練習が始まる。体を温め、いよいよスパーリングが開始された。
予想通り、T坂はオレに対して、練習のスパーリングとは言えない攻撃を仕掛けてきた。
金的は狙う、髪を掴んで顔面へ膝蹴り、喉への手刀、顔面への肘打など、まぁエゲつない事この上ない。
オレはそれでもじっと耐え、捌き、あくまでも「練習のスパーリング」を貫き、先輩に迷惑を掛けないようにした。
あっという間に1時間半の稽古は終わり、後は自由練習となり、練習生は思い思いに自分達の練習を始めた。
オレは先輩に呼ばれ、その日の稽古の総括などを行なう事となった。
先輩はオレに、「○○、お前T坂知っているのか?アイツ、スパーの時、メチャクチャやって来ていただろ?」
と聞かれ、過去にあった事を全て話した上で、今日T坂と会った事で、T坂が再び中学時代の時のように、
オレをパシリにし、自分のストレス発散の道具にしようとしている事を話した。
先輩は一言、「わかった」とだけ言い、自主練習をしている練習生達にこう言った。
「○○は手伝いに来てくれているため、自分の練習が出来ていない。誰か○○の相手をしてやってくれるか?」と。
すると案の定、T坂が挙手。先輩はコレを見越して声を掛けていたんだろう。
そこで先輩は、「○○は今、総合の世界にいる。T坂、いい機会だから、総合ルールでスパーしてみろ。
勉強になるから。4点ポジションの膝はナシで、あとはPRIDEルールでやってみな。」と、ケンカに近いルールを
提示した。
T坂は「先生、そんなの余裕ッスよ!!オレ、ケンカ負けた事ないスから。さっきのスパーでも、コイツの事、
ボッコボコにしてやったんスよ?コイツ、オレとそのルールでやったら死んじゃいますよ?」と、
間違いなくオレを、昔虐めていた時と同等に捉え、ニヤついていた。
先輩は、「そうか。まあ、総合に限らず、空手でもスパーやってりゃケガは付き物だしな。○○、別にいいよな?」
とオレに同意を求めてくる。
オレは「問題ないスよ。」とだけ答え、マウスピースとオープンフィンガーグローブを装着。
完全に戦闘モードに突入。先程の傍若無人なスパーや、未だに昔のままの力関係を持ち込み、
およそ武道家らしさの欠片もないT坂に対し、我慢の限界に達していた。
先輩はそんなオレの事を気にしてくれて、あくまでも道場の「練習」で、オレにT坂を倒す機会を与えてくれた。
勿論、先輩はオレとT坂の実力差も十分承知している。たかだか空手歴1年程度のT坂、方や20年以上格闘技の道を歩み、
総合に移ってからも定期的に試合に出場し、勝率も比較的高いオレ。
コレはあくまでも、オレを過去の呪縛から解き放とうとしてくれている、先輩の気持ちだ。
「時間は3分、1Rのみ。タップアウト、TKO、若しくはオレが止めた時点で勝負アリ!!いいな?」と先輩の声が掛かる。
オレは中央でT坂と向き合い、冷静に相手を見る。
T坂は完全にオレを舐めている。さっきのスパーがオレの全てだと思っているのだろう。
周りの練習生に、「1分で殺しちゃいますよ~」と宣言している。
他の練習生は、相も変わらずイタい発言をしているT坂に対して、嘲笑と憐憫の眼差しを送っている。
周りの空気が少しずつおかしくなっている事を、T坂は感じられずにいた。
そして先輩の、「始め!!」の声が掛かった。
オレはアップライトに構え、T坂を睨む。
T坂はそんなオレに、「んだぁ、その目は、アァ?ムカつくんだよ」と言いながら、ローを放ってきた。
そのローを脛で受け、引き足と同時に片足タックル。T坂はいとも簡単にグラウンドへ。
オレはそのままパスし、横四方固めへ移行。そしてガッチリ押さえ込んだ上で、パウンド。
パウンドを嫌がり、必死にもがくT坂だが、オレの横四方はオレよりもデカく、力のある先輩でも逃げられない。
T坂が逃げられるはずもなく、オレは思う存分にパウンドする。
そしてそのまま袈裟固めへ体勢を変更し、横三角締めを極めに入る。そのまま前転し、通常の下からの三角締めの体勢へ。
完全に三角を極めず、若干のゆとりを残した上で、下から容赦なくT坂の顔面を殴る、殴る。
顔面が血まみれになり、呼吸も荒いT坂を、クラッチを極め、締め上げる。締め上げながらも下から殴る。
無表情にT坂を殴り続け、ついにT坂は殴られる辛さと、締められる苦しみからタップ。
オレは先輩に過去の呪縛から解き放ってもらった。
タップ後のT坂は、明らかにオレに対して怯えた目をしていた。
そんなT坂を見て先輩は、「T坂、お前が今日の練習中に、○○に対してやっていた事をオレは見ていた。
お前が過去、○○に何をやってきたかも聞いている。当時○○が手を出さなかったから、コイツをいいカモとして
見ていたんだろうが、今になればどうしてコイツが黙ってやられっぱなしだったか分かっただろう?
分かったならこの場で一言、‘参りました’と言え。」と、T坂へ最後の締め。
T坂は消え入りそうな声で、「○○さん、参りました」とだけ言い、
そのまま着替えて帰ってしまった。
その後、程なくしてT坂は道場を辞めていった。
DQNかも知れないが、オレは先輩に感謝している。
長文スマソ。
これからも格闘がんがれ!
GJ!
スーっとした!
読後感が爽やかだw
乙です。そーいや、ボクシングのフェザー級の元世界チャンプも、街でDQNに絡まれた時に
やられっぱなしだった(プロの自分が、DQNとは言え素人に拳は振るえないから)って話を
思い出したよ。
GJ頂きありがとうございます。
後日、T坂はどうやって調べたかは知りませんが、
オレの家の電話番号を探し出し、
オレのカミさんに対してふざけた脅迫をしてきました。
カミさんが電話の声を録音していたため、T坂の脅迫電話と分かりました。
現在、件の空手道場の先輩と、色々と協議中です。
今後動きがありましたらご報告いたします。
練習中の事故で してしまえばよかったね。
なぜ用意周到なんだw
>>797
一応、長文の一番最初に「1」と付けてあります。
今後の後日談を「2」と捉えて頂ければ幸いです。
>>GJを下さった皆様
ご心配頂きましてありがとうございます。
この世界に長年、身を置いていますと、
警察関係の方や、アウトローな人達とも、
色々とお付き合いがありますので、
何らかの対応を考えて行きたいと思います。
幸い、道場生の中には双方の世界の人達がおりますので、
何かしらのアクションをおこせると考えております。
この件で一番怒り狂っているのは、カミさんを気に入ってくれている、
先輩なんですよ。カミさんも、子供を生む前は暫く、先輩の道場で、
空手の練習していましたので。
まったく、いつまで経っても変化のない相手は、参ります。
なにその物凄い布陣w
>>805
GJ、奥さんを大切に守ってくださいね
>>806
読んだところ、まじめで堅実そうな人だから良い人が集まってくるのでは?
そういう人いるよ、ドキュにはドキュしか集まらないのと一緒
お前カミさんを大切にしろよ。
子供も大切にしろよ。
>>806
そうですよね(笑)
でも、自分のお世話になっている空手道場だけでなく、
格闘技の道場やジムは、そういう関係の方々が一緒に稽古し、
汗を流しているというのは、意外とあるんですよ。
今、自分が所属している団体の社長なんかは、
少年院から出てきたばかりのコ達を、ジムの住み込み練習生にさせたりも
していますし。怪しいせかいですよね(笑)
>>807、809
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、大事にしないといけませんね。
どちらも自分の支えですから。
お二方のお言葉を肝に銘じたいと思います。
さて、子供が夜泣きを始めたので、あやして来ます。
皆様、おやすみなさい。
色んな意見あっていいじゃん。個人的には途中までスーだったけど
>>805あたりから妙な自尊心の高さが鼻についた。
なにが「妙な自尊心の高さ」だハゲ!「尊大」って言葉覚えて頭皮マッサージしてろクール頭ガイ!
第一この場合、過去の復讐だけじゃなくて、現在やられたことも含めてるんだし、
ここまで馬鹿にされでも、何もやり返せなかったら、それはそれでちょっとなと思う。
>>828
自尊心が高いと尊大とはちと違うだろー。
そこまで表面化してたら叩かれまくってるよ。
>>829
・ボコボコにされたまま、ビジネスライクにお別れ。
・どっちみち仕事が忙しくて足が遠のいていたんだし、
しばらくそっちには行かないよと先輩に伝える。
先輩が「お前が我慢することではない」と言ったら
「子供が生まれたところですし、嫁さんの近くにいてやりたいですし」
とでもいってかわす。もう30こえた大人なんだしわかってくれるっしょ。
なんつか、子供生まれたばかり+嫁さん一番疲れてる時期に
心労重ねるってのはなー、本当の話なら気の毒だと思ったんだよ。
まぁ、スーとした人はすんません。
スーとしてない意見もあるんじゃないかつかあったから書いた。
本来スーッとする、出来る話だけども、
結果として矛先が変わってますますめんどくさいことになってることは事実。
皆さん、荒らしてしまって申し訳ありません。
その2として、簡単な経過報告と、
スパーリング時のサポーターの装着有無についてお伝えします。
オレもまだ仕事中で、会社からの書き込みになりますので、
出来るだけ簡単に書きます。
先ず、「T坂のサポーター装着について」ですが、T坂はサポーターを付けていません。
マウスピースだけははめていましたが、手足は素のままでした。
反対にオレは、オープンフィンガーグローブ、マウスピースは勿論、
膝当てと脛当ても装着してやりました。
次に、その後の経過ですが、
今日の夕方、件の先輩から携帯に連絡があり、以下のお達しがありました。
「奥さんが録音したテープを借りたいので、奥さんの携帯に連絡するがいいか?
内々でカタをつけるので、今後、オマエはこの件に関わるな。今週中にカタをつけるので、
借りるテープは今度練習に来たときに返す」だそうです。
内々で処理する理由としては、脅迫電話をオレにではなく、家にいるカミさんに掛けている事、
また、警察に連絡すると、逆に行動に出る可能性があるという事だそうです。
あくまでも道場内での「練習」であり、ソコでの負けの鬱憤を、
後輩の妻子に向けるというのは、先輩の逆鱗に触れる行為だったようです。
どのように処理するかを食い下がって聞いてみたのですが、
先輩はどう掛け合っても答えてくれませんでした。
しかし、声のトーンからすると、何方かが書き込んでいらしたように、
「囲み」を行なうのではないかと。ソレも相当キツいヤツを・・・
ほとぼりが冷めた頃、仲の良い後輩に聞いてみようと思っています。
皆さん、オレの説明不足でご迷惑をお掛け致しました。
それでは、今後はROMに戻ります。
報告乙。できれば結果も報告してね。
奥さんとお子さんを守ろうって姿勢がいい。素敵な人だね。かっこいいよ。
いじめた方は忘れても、いじめられた方は忘れないからね。(今回は違うけど)
昔のカタキが取れて良かった。これで昔の事はやっと「思い出」になったね。
嬉しくない思い出だけど。
胸がスーッとする武勇イ云を聞かせて下さい!(34)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1151077686/
皆様、お久しぶりです。
前スレ780です。
先週末、後輩から連絡が入り、
遂にT坂が追い込みを喰らったという報告を受けました。
後輩を介しての話なので、細かくお伝えするのは難しいとは思いますが、
ご希望がありましたら、まとめた上で書き込みたいと思います。
宜しくお願いします。
待ってました。報告よろしく。
遅くなって申し訳ありません。
娘が夜泣いていたもので、寝かし付けるのに手間取りました。
さて、T坂の追い込みの件ですが、以下は追い込みに参加した、
後輩からの事後報告です。
先週の土曜日、先輩以下、7名の道場生が道場に集合。
件の脅迫テープを証拠に、T坂を囲ったそうです。
先輩以外の内訳は、解体屋(オレの後輩)、自衛隊員×3、大学生、先輩の後輩で本職、ボディビルダーの7名。
方法としては、先輩がT坂に対して電話をし、
「オマエが退会すると言うので、無理に引き止めなかったが、
退会届はオレの一存で止めてある。何故なら、オマエはまだ強くなれるし、
今後練習を積んでゆけば、大会で優勝できるくらいのポテンシャルは持っている。
まだ門下生なのだから、今日からまた練習に来い」といった内容で呼び出し。
T坂は何か履き違えたらしく、
「押忍、オレはまだ○○に負けたつもりはないんで。
あの野郎を昔みたいにまたボッコにするまでは辞めるつもりはないです!!」
と、土曜日の夜の練習から道場に復帰する意思を示した。
その夜、T坂は意気揚々と道場に現れ、他の練習生に対し、
「いや~、この前は油断して、○○にいい思いさせてやりましたよ。
まぁ、今後は間違いなく、オレがアイツをボコボコにしてやりますけどね。
これからもお願いしま~す」と、自分の行く末も知らずに、能天気な挨拶。
相変わらず、周りの空気などはお構いナシで、オレを昔のように木偶人形にする
目標で一杯だった。
とりあえず、稽古はいつも通り行なわれ、定刻に終了。
先輩他7名は、T坂を囲うべく、自主練習(のフリ)を始めた。
T坂はいつも道場が閉まるまで残っているので、囲うのには好都合だったようだ。
いつもなら23時には道場が閉まるのだが、
その日は時間になっても閉まらない。
不思議に思ったT坂は先輩に、「まだ皆帰らないんスか?」と質問。
先輩はT坂に熱い期待を持っているフリをして、こう言った。
先輩:「T坂、電話でも話したとおり、オマエはまだ強くなれる。オレはオマエを強くしたいと思っている。
わかるよな?」
T坂:「お、押忍!!」
「T坂、オマエ自身はどうなんだ?強くなりたくねーのか?」
「押忍、なりたいです!!」
「そうか、それを聞いてオレも安心した。そこでだT坂、今からオマエを強化練習生として、
稽古して行きたいと思う。いいか?」
「押忍、お願いしますっ!」
「じゃあ、今から俺達8人を相手に組手をやるぞ、いいか?」
「押忍!!」
こうして、「強化練習」が始まった・・・
組み手の順番は先輩を殿に、あとは上記の通り。
練習の組み手ではなくて、全員が全員、T坂を文字通り「ブッ壊す」勢いで攻撃。
その様子はオレがT坂からタップを奪った状態が、優しく思える程、激しかったそうだ。
骨は折れてはいないものの、全身赤痣、青痣だらけ。
「100人組手やったの、オマエ?」と言いたくなるような状態。
全員と組手を行い、ボッコボコにされた後、先輩は例の脅迫テープを再生し、T坂に聞かせる。
そして一言「オマエ、破門だよ」とだけ言って、着替えのため更衣室へ。
残った道場生のうち、先輩の後輩である本職が、「何か事故を起こす前に、さっさと引っ越せ」的な
事をT坂の耳元で囁いていたらしい。
オレが後輩から受けた報告はここまで。
今日の練習にお邪魔した時も、先輩は明るく、全く普段と変わらない様子で、
「オウ、○○!!テープありがとな~。アレから何も起こってねーだろ?」と、
オレを可愛がってくれている。
直接先輩に話しを聞こうと切り出したが、その瞬間、見たこともないような、
冷たい表情で、「その件は終わったんだ。オマエは何も心配するな」とだけしか言ってくれなかった。
オレもそれ以上は怖くて聞けなかったです。
すみません、あまりスッキリしないかもしれないですが、こんな感じです。
それでは今後はROMに戻ります。
自分で書いた最後の一行守った方がいいぞ。
長らくの問題に片がついてよかったね。おつかれさん。
自業自得でしょ。
自業自得だとは思うけど、先輩達がその同級生を罰する権利も資格もない。
同級生が後遺症の残る怪我をしてないといいね。みんなのためにも。
ただの脅迫テープ警察に持ち込んでも実刑にはならない。
良くて罰金、判決出ても絶対に執行猶予が付く。
逆恨みされる確率は、警察に行ったときの方が圧倒的に高い。