他愛ない会話をしていた時のこと
彼は、母親が怠け者だった、だからテキパキした女性に憧れるし
そういう女性を妻にしたいというようなことを話していた
でもよく聞くと彼の父は万年平社員であまり稼ぎが良くなかったようで、
彼母は彼らきょうだい3人のためにずっと働き詰めだった様子
さらに炊事洗濯掃除など家のことは父親も子供達も特に手伝っていなかったため全て彼母がこなしていたそう
それでなんで怠け者なの?ときけば
「夕食後は居間でしんだように寝てる姿ばかり見てたから」
「片付けができない母親で部屋がいつも雑然としてたから」
朝まで居間で眠り込んでる母親に、なんでサッサと風呂に入って寝室で寝ないのかいつもイライラしてたそうだ
きっと彼母は体力もない中、追いついていない部屋の片付けやら家事やらに後ろ髪引かれてスッパリ諦めるという判断ができなかったんだと思う
私も余りないが、繁忙期で気力体力が著しく0に近くなると、やらねばいけないことを切り上げて寝るという判断ができなくなってそこに留まってしまうからよくわかる
そもそもなんでその姿を見て自分達がやらなくちゃとか父親が手伝うべきとかいう発想が出てこないのか
ぐったりして動かないなんて疲労以外の何物でもないのに、疲れてる母親を労わるどころか怠け者扱いなんて意味がわからない
というような事をオブラートに包んで言ってみたけれど、やっぱり母親の仕事だと思うし…長年怠け者と思ってきた価値観は簡単には変えられないという
怖いのは、彼の姉も妹もみんな同じ認識で、母親が怠け者で頼りないと言い合ってる事
性別関係なく子供って母親の苦労がそこまでわからないものなんだろうか
仕事と育児と家事で疲れ切ってても、子供の目には親業を怠けてるだらしない母親としか映らないんだろうか
いくら母親が説明したところで自己擁護乙と思われたらたまったもんじゃないと背筋が凍った
子供にきちんとした生活習慣を躾けなきゃいけない分、親自身も見本にならなきゃいけないのはわかるけど
親が疲れた時ってどうすればいいんだろう
子供に理解してもらうのは無理な話なんだろうか
>>629
何も教えていなくとも自分から手伝う子もいるし、そこらへんは親の教育方法によるところもあるけど
子供の資質によるところも大きいと思う
親が全部自分で抱え込んでしまうタイプで、かつ子供が共感力や感受性が低いタイプだったりすると
そんな風になっちゃうんじゃないかな
書き忘れましたが、彼母は彼らきょうだいに手伝いをしてほしい事は伝えていたようですが
それは母親の仕事だろと子供達が聞く耳を持ってなかったようです
子供の共感力や感受性についてはもうどうしようもないですよね…教育方法でなんとかなるものなのかな
子育てって難しいですね
彼らのような子供が生まれて自分の話を聞きもしないかと思うと恐怖すら感じます
>>629
お父さんの協力や言動も重要だと思う。
父親が「お母さんは仕事もしてご飯も作って疲れてるんだから」って子供の前で口にして家事を手伝えば子供には伝わると思うんだ。
その人の父親は万年平社員は仕方ないにせよ、奥さんを労ってなかったんだろうね。
確かに、父親の態度も重要ですよね
子供達の考え方を増長するような態度だったのかもしれないです
母親が一人で頑張るのではなく夫婦で協力して共通認識をもって子育てするのが大事なんでしょうね
そういう人と結婚すると体調不良の時に辛い思いするんだよね
風邪でフラフラの時に「飯はいつ出来るの?」みたいなこと言われたり
まあとにかく気遣いは期待できないわ結婚するつもりなら頑張って
>>629
その男性の感覚は身に覚えがある
手伝いを始めるにあたって
最初は好奇心、その次に親を喜ばせる事が出来た嬉しさ
そして親からの感謝の言葉とご褒美目当てで繰り返す
しかし繰り返す事の大変さを身をもって知ると親のありがたみを感じる
こういう積み重ねが無い人間は
「親の愛情はありがたいとは思うがそれがその人の役割」としか思わなくなる
お店で美味しいご飯が食べれるのが当たり前というのと同じ感覚だね
手伝いを請うても手伝った後の「遣り甲斐感」を得られ無ければ
誰も手伝おうとは思わないしやらずに済む方法を選択する
個々人の特性が大半を占めるが
朝の歯磨きや洗顔同様に小さい頃からの習慣が特に大事だと思う
長く書いたけど
ようは「経験を積む喜びを親がどれだけ与えてあげられるか」にかかってる