昨日の事なんだけど都内でも最高クラスのホテルラウンジに連れて行かれた
友人は本当に無知でどうしようも無いくらい無垢な女性
そいつの頼みならとついてったのがきっかけ
ホテルについてラウンジ前でビビる
低所得なんでこんなホテルは殆んど無縁な存在だからね
ラウンジに通されるとその無垢な女性と50代の自称起業家が座っていた
起業家の第一印象は胡散臭いの一言に尽きた
最近会社を立ち上げただの設立したての芸能事務所だのは警戒するようにしていたからそこで警戒した
俺も良くわからん
諦めきれない若者への嫉妬が容姿からは前面に出ていた
似合わない革ジャン、ストール、スキニージーンズ
どれをとってもセンスがなかった
起業家「君がウェブデザイナーの俺君か!話には聞いていたよ!」
俺「初めまして」
起業家「まぁまぁ座ってくれ!今日は好きなだけゆっくりしてってくれ!」
見た目にはこだわってるのは分かったが一瞬で起業家に金が無い事がわかる
靴が汚れたリーボックであったからだ
イギリスで会社をやってて500億稼いだだのグーグルに負けないような会社を作るだのそういった話
とりあえずは自分はめちゃくちゃ金持ちアピール、無いの一目でわかるのに
話がつまらなすぎて俺は落胆する
ふとそこで面白いことを思いつき起業家に伏線を張る
俺「こんな高いところでお茶なんて素敵ですね・・自分殆んどお金持ってないから不安になります・・」
起業家「まぁ好きにお茶飲んでってくれよ!」
ここから俺の作戦が始まる
一流のホテルなので飲み物の単価がアホみたいに高い
ちなみに無垢な友達がお金持ちなら・・と純粋に考えてここのホテルのラウンジを予約したらしい
グッジョブ、バカはこういう時に役に立つ
俺はまず一杯1800円のカフェラテを注文した
思わず起業家の顔がこわばる
起業家の顔がこわばってくれたおかげで軽く底が見えた
下らない精神論と起業論はつまらな過ぎてここにも書きたくないくらいだから省略
変なサプリが途中から出てきたがそこも省略
俺は1800円のカフェラテを飲み干した
すぐにウェイトレスがやってくる
俺はとりあえず1500円のアイスコーヒーを頼んだ
起業家の顔がひきつる
起業家「よく飲むね~!」
俺「あはは、急いでて喉が渇いてたんですwww」
そこで俺はアイスコーヒーを1・2分で飲み干す
すかさずウエイトレスがやってくる
俺「エスプレッソで(2000円の)」
起業家の顔が陰る
なんであんなに高いの
そこから俺は一気にもう何杯かアイスコーヒーを飲んだ
途中トイレにも行った
この辺りで少しヤバイなと思いサプリに関心を示す
俺「そのサプリを買って色んな人に売れば本当にそんなに不労収益入るんですか・・?かなり興味があります!!!!」
起業家「!!!!!」
起業家「!!!。そうなんだよ!!これを買って色んな人に勧めればどうのこうのどうのこうの!」
俺「へぇ!凄いです・・どれくらい稼げるんですか??あっウエイトレスさんアイスコーヒーもう一杯!」
この時点でもう7杯くらい飲んだと思う
8杯くらい飲んだところで起業家が別のカフェに行かないかと誘い出す、金がかさむからだろう
俺はもっと話が聞きたいといいそのばを引き伸ばす
結局そのまま14杯くらい飲んだと思う、一流ホテルだから量も凄く少ないからね
向こうは買わせようと必死、その為に俺のことを上げる上げる
こうやって頼むことを拒めないフィールドを作りだした
起業家も建前上金が無いなんていえない感じ
俺はそこを逆手に頼む頼む
俺「そんなに儲かるなら買ってもいいなぁ・・・」
起業家「そうかね!嬉しいね!君と一緒にビジネスをやりたいなぁ!」
俺「あっウエイトレスさんバーボンのロックで!!」
3000円近くするバーボンを頼んだ
そこからは俺もさすがに腹がヤバイ
小便もとめどなく溢れる、だがこの勝負に勝たなければならない!!!
俺はそう意気込むともう一度席に帰りバーボンを注文した
ウエイトレスは一流ホテルだから俺のペースが速いのを知るとずっと気に掛けてくれるようになった
完全に俺のペースだった
変なの
バカだからふんふん話し聞いてたよ
俺のペースに合わせて飲もうとしてたから助かった
俺があまりにも話を引き伸ばすものだから向こうも軽く悟ったと思う
起業家「もうそろそろお開きにしようか・・そういえば俺君は大学どこなの??」
俺「○○大学の経営学部です」
この時点で起業家は全てを諦めたらしい
お開きだねと席を立った瞬間
俺・無垢「ご馳走様です♪」
起業家「・・・・・」
支払いで寂しく光る楽天カードが財布から取り出されるのであった
その後に帰るふりをして無垢をドトールに連れて行き一時間説教
無垢もやっと理解してくださっとさ
ちなみに起業家にまた話し聞きたいと言っても連絡がない
飲み物だけで4万前後頼んでやったわ
何食わぬ顔でおかスティとかしそう
いや俺は食は細いよ、しかも空気は読む
無垢な友達だからそういう所につけこんで嘘ばっかりつきつつ弱みに付け込むような売り方だったから腹たったんだよね
じゃなきゃこんな酷いまねしない
またなんかあったらスレ立てます
乙
高級ホテルのラウンジがバカ高いのって
こういうニセ金持ちを炙り出すつー意味があるんだな