弟が通っていた小学校は新設校で地域の小学校3校が合併してできた小学校だった。
当時弟は第1期生で6年生だった。
当時からと言うか昔からPTA役員と言うのは中々決まるもんではなかった。
無論、その時も決まらず、新設校という事もありより決まることがなかった。
俺の母親がPTAを改革した話
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1464788387/
その時は母ともう1人弟の幼馴染みの母親も立候補し引き受けた。後々聞くと最初から2人で示し合わせてたようで誰も出なかったら立候補するつもりだったらしい。
弟のクラスは無事決まった。決まっていなかった他クラスも我が母がいると分かるや弟の幼稚園からの友だちの母親たちがドンドンと決まっていきあっという間に定員overになってしまった。
この時もそんな母親を知ってる周りが母さんがいるならという事でPTAを引き受けた人が大半だった。
かくして新設校のPTA役員が決まった。
当然、ここでは母親が会長を務めるのかと思われていたがまず母親が行ったのはPTA会則の改正だった。
そこで母は会長、副会長という役職を廃止し全員が平等になる会則に変えた。
行事等にはPTA代表と言う形で持ち回りで参加して行った。
ただ入学卒業式での挨拶はもっぱら母親がやっていったが。。。
そして会議をする場所を変えた。
合併前は会議室で行っていたのを図書室やオープンスペース、カフェテリア等で行うようになっていった。
それと同時に校内も見回るようになった。
と言っても毎日ではなく会議が行われていた週1から週2くらいの頻度で見て回るようにした。
見回りで常に保護者の目があるという事実があるためか合併前には年数件ほどあったイジメがまったくなくなり、学校側もイジメがあったとしても隠蔽できない環境が作りあがっていた。
何故か校長を筆頭に教師達も母親を慕い始め、何かあったら相談するようになっていった。
市の教育委員会でも話題になりいくつかの小学校のPTAが見学に来ることもあったそうだ。
そして6年経った今でもこの流れは引き継がれていって未だにイジメは起きず平和な小学校になってるそうだ
本人曰く、子供のためとのことだわ
どうなんだろうね。
母親曰く会長という役職があるからいけないんだとか思ってたみたいね
学校の先生は、大学で教育を学んで、教師としてそのまま学校に戻ってきた人が大半
極端な話、一度も社会に出てない人だから、世間知らずで一般の価値観から少し外れた人が多い
そこにお母さん達が見回り参加することで、先生達もいい刺激を受けたと思うし、心強いんじゃないかと思う
そこはだいぶ心強かったみたい。
子供たちが先生には話せないことも母親とかには話してくれてたみたいだから
先生方と社会のいい関係ができたね
今まで何人か、一般企業で働いて中途採用で先生になった人から教育してもらったことがあるんだけど、新卒採用の先生とは生徒に対する接し方が全然違って興味深かったよ
新卒採用の先生は、生徒をあくまで生徒として扱うけど、中途採用の先生は、生徒を後輩として扱う
うぬ、弟もクラスの中心的なポジションだったから余計に先生も気が引き締まったみたい
会長があるからいけないってほんとそう。
会長って、数回やると出馬の足掛かりや、自営の名売りになるからやりたい人が存在する。
→ある程度実績ないと意味ないからバザーなどの行事をやる。
→役員大変→なんで自分だけ?みんなやれよ!→強制的に役員
→嫌々なった人が簡略化を訴える→会長とかをやりたい人が断固反対の無限ループ
最近、強制PTA役員が全国的に問題になってる。
本当に出来ない人にやらせるって。
母子家庭のママさんとか、ガンのママにも欠席裁判。
断ると村八分、引き受けたら完璧を求められる。
私は何度も簡略化するか、事情がある人は配慮してあげてと言ったけど、
会長副会長に一蹴されたわ。
私は子供関係のボランティアは普通の何倍もこなしてきたけど、
それは他の大変なお母さんにその分楽して欲しいから。
けど、死なばもろともな思考の人が多くて困る。
出来すぎ