【仰天】オレを『前科者』にした女と結婚した。完全に冤罪で、オレの人生は崩壊。数年間、身を隠していたオレの前に現れたのは…

俺の修羅場も聞いて欲しい。
10年近い前の修羅場から色々引きずっているから、考えるの辞めたいって言うか蹴りつけたいから

10年前の修羅場
真冬に肌着一枚、ミニスカートサンダルで放り出されていた女の子がいた。
小学校低学年位。
見兼ねて、厚手の上着を家から取ってきて、コンビニでホッとドリンクを上げた。
近所の人に聞いたら、有名な放置子らしい。母親がキチなので関わらない方がいいと言われたが、それから一ヶ月後位に再びコンビニ近くで遭遇。
またホッとドリンクをあげて、帰るようにいったけど、みんなおばあちゃんの家に行って、誰もいないから帰れないとか言う。
時間は夜7時位になる。放置するわけにもいかないので、家に連れて行く。
当時付き合っていた彼女を呼んで、事情を話してご飯を作ってもらったりする。
そのまま、俺はソファーで寝入ってしまい、彼女がその子を布団で寝かせたから帰るねって言ったのは覚えている。
朝起きたらその子はいなかった。
ごちそうさま、ありがとうでしたってメモをチラシの裏に書いてあった。
ところが数日後、警察がやってきて、その子にイタズラしたって事で逮捕された。彼女が帰った後は証明の出来ないのでそのまま起訴、オタでロリモノの同人誌とかエロDVDがあったのも印象最悪。そして執行猶予。
少ないながらも貯金は全部彼女の親に取られたし、付き合っていた彼女にも降られた。当時34歳。

続く

二年前の修羅場
その事件を期に引越し、と言っても市内だけど俺の顔を知らないひとばかりの所へ引っ越した。
すると二年前、あの女の子が、その祖母と一緒にやってきた。
どうやって場所を調べたかはわからない。
十年前の面影が残っていたのですぐに分かった。
なんていうか自分でも、自分じゃない様な罵倒をした、土下座する二人の頭を踏んづけたり蹴り飛ばしたり。
一応話を聞くと、女の子の母(この時すでに死亡)の考えでやったこと、お母さんに言われたとおりの証言をしないと自分が殺されると思って証言をした。
確かに同情はするけど、俺に前科がついたのは事実だし、どうしようも無かった。
中学卒業を期に働くから、そのお金を受け取って欲しいって言われた。
お金を返してもらいたいより、二度と顔を見せて欲しくない事を言ったけど、ほぼ毎日二人で謝罪にくる。玄関の前で土下座される。近所の目もあるから受け取ると言った。

四週間後の修羅場
その女の子と入籍予定。
本音を言うと、これでいいのか悩んでいる。
情はあるが愛しているとは言えない。でも信頼関係はあると思う
そして馬鹿な親に育てられた同情はある。
俺の為にも、彼女の為にも別の人生を歩んでもらった方がいいような気もする。
この2年近く俺のために頑張ってくれた。
11万の給与から8万を俺に私て自分は最低限だけ。単純に200万近い金を渡していることになる。
結婚して大切にする事がいいのか、金を返して解放するのがいいのか。
正直言ってわからない。

はっきり言って俺は鬼畜なんじゃないかと悩んでいる。
確かに前科が着いて、仕事とかかなり不利益を被ったけど、一人の人間の人生を潰してしまうんじゃないかとか。
はっきり言って頭が回らん。
このことに関しては

すまん。チラ裏が良かったかな。
寝る

大事なのは、彼女の気持ちだろ？
おやすみー

三十近く年下か……

本物の愛がこれから生まれる可能性もなくはないんだろうけど、罪悪感と諦めからの結婚で幸せになれるのかな

再審請求はしないの？
結婚は汚名返上して他の人ととの生活も考えられるようになってからの方がいいと思う

彼女はおまいさんと結婚して救われるだろうけど
おまいさんはどうだろね

うーんうーん
あんたと結婚することでその子の罪悪感がリセットされるんで有れば
ええんちゃうか

彼女は幼い時にあなたに優しくされたのを、ずっと心の支えにしてたのかもしれないね。

その子はトラウマになってたんだろうね。
一生贖罪して行きたいと思うほど。

その女性と結婚することで、更に誤解を生まなきゃいいけど。
あー、過去の責任をとったんだな
という色眼鏡で見られる危険は高いと思う。

将来子供にバレた時、その子が絶望しないでいられるかな。

ひとりの男の人生を潰してしまった女。
その女が償う機会を奪うことができるのは136だけ。
それを奪わない選択をするのだから、鬼畜かどうかでいえば
鬼畜とは思えない。

136もその少女も被害者だよ。被害者同士で力を合わせて
過去の不幸から脱却して幸せになることは悪いこととは思えない。
多分136と結婚しなければ、その少女は幸せになれないよ。
結婚して幸せになれるかどうかはお二人次第。自分は応援したい。

１行目から、なにか映画のトレーラーでも始まるのかと思ったぜ。

ｗｗｗｗｗｗ

映画化決定ｗｗｗｗｗ