「またか」とあきれる夫。またかってなんだよと思いつつ、まずは泳がせて
勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 其149
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動かぬ証拠をと相談していたら、午前様で帰宅した赤ら顔のウトに、トメが
考えなしに噛み付いてしまった。
ウトはのらりくらりと言い訳していたが、
「浮気は男の甲斐性。お前は懐も視野も狭い。一夫多妻制という法を知ら
んのか。俺を責めるならアラブに行って全員に文句をつけてこい」と逆ギレ。
なので、その場で携帯電話で『一夫多妻制』を検索して大声で読み上げて
やった。
「新しい妻を迎えるには他の妻全員の承認が必要」
「夫が義務を怠ったりそれぞれの妻の扱いに差異を設けた場合は離婚
申し立てと賠償の根拠となりうる」
「一定以上の社会的地位と経済的実力を持たない限り二人以上の妻を
持つことは困難である」
夫も画面を覗き込んで「へえ、無知な馬鹿は一夫多妻制をハーレムかなにか
だと勘違いしがちだってさ」「その主張を通すつもりなら、明日から絶対に
豚肉を食べるなよ」と追い討ち。
ウト、黙ってトメに叩かれてました。
鞭っても、棍棒って話だったよね?
>>978
ムスリム国で暮らしていた日本人から聞いた話だけど
安月給の貧乏サラリーマンな夫が「ボクチン第二夫人持ちたいお」と
第一夫人に申し出たところ当然のように寝言は寝て言えと返され
それでも諦めきれずになんのかんのと工作したりDVしたりしているウチに
愛想つかされて離婚。
目当ての第二夫人はまぁ要するに浮気相手だったんだけど
「え?コイツ複数妻が持てるような経済力もないワケ?」と
こちらからも愛想をつかされ、周囲の男どもにもpgrれて…という
バカがいたそうな。
法律上、複数の妻を持つ事は確かに可能なんだけど
第一夫人の許可はいるし(法律上か道義上かはわからん)
どの妻も平等に扱わないと家庭内はもちろん周囲からも
嘲笑の対象になるという、それはそれでけっこう大変な制度。
複数の夫人を何一つ不自由なく暮らさせ、精神的にも満足させねばならないんでしょ。
夫人同士が喧嘩になっても、世間的には「夫の力量不足」になるって聞いてすごいと思ったよ。
土台となる経済力や人間力をすっとばして、美味しいところだけしか見ないバカが多すぎる。
戦ばっかりやって布教した宗教だからね
元々は未亡人を守るための制度
砂漠地帯とか、紛争地帯とか、厳しい環境においては
力のある男が、出来るだけ大勢の女を守るって意味もあったろう
いくらでもタネバラ撒ける男は少数居れば事足りるが
女は1回に基本1人しか子を産めないから、女の数が減ると滅亡真っしぐらなんでな
ウトの言う通り「甲斐性」がないと持てないんだよ、複数の妻は。
しかも平等に扱うって言うところがとても難しいらしい。
例えば贈り物。4人いる奥様全員に同じものを送ったりするのは
絶対ダメ。「相手のことを思っていない」と見なされる。
奥様方の好みや性格などをきちんと把握して応じることが重要。
これは子供達にも適応される。
だから嫌が応にも経済力は必要になるわけで。
やりたい放題していいってことじゃあないんだよね。
向こうの複数の妻を持つ人を見ると
妻ごとに家を建てて、その家も調度も妻の宗教や趣味に合わせてて
使用人も何人も付けてるものね~~~。
いやー、経済力と包容力がなければとても無理。