カオスな職場での修羅場投下ー。登場人物が多くて読み辛くてスマン。
私子…社会人二年目のまだまだ新米。
彼男…同期。同部署に勤めており、私子の彼氏。
友子…私子の友人。他部署だが仲良し。
美人子…私子、彼男の上司。社内のマドンナ的存在。
友男…友子の彼氏。私子、彼男と同部署。友子とは他部署。
謎男…友男と仲がいい。美人子を狙っている。
お局様…上司。何かと口煩い。
私子・彼男カップル、友子・友男カップルは会社公認です。
社内恋愛に寛大な上司だったので。
◇修羅場◇part86
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私子と彼男は付き合ってもうすぐ二年が経つ。
入社3ケ月にはもう交際開始しており、社内では公認カップルになりつつあった。
そんなある日、私達カップルと同期である友男と、私の長年の親友である友子と別れることに。
社内恋愛だったし、二人の交際歴は長く結婚間近かと噂されるほど仲が良かったため、
私達は驚きを隠せなかった。急いで理由を聞いてみると、なんと友男が他に好きな人ができたとのこと。
二人の破局は瞬く間に会社中に広まり、そのお陰で友子は病んでしまった。元々メンヘラちっくだったが…。
会社を休むことが多くなった友子。社内では失恋休暇と多めに見てもらったものの、お局様筆頭に周りの反応は冷たかった。
まぁ、それも当たり前のことだし、会社をそんな理由で休むことなんてありえないのは重々承知の上だが、
やっぱり長年の親友なので心配して仕事が手に付かない。
なので仕事終了と同時に友子宅に訪問。
少しでも友子の力になれれば、という気持ちで向かった。
大分文章がおかしいところもありますがスルーしちゃって下さい。
案の定友子は痩せ細ってしまっていて、泣きはらしたのか目は腫れていて声も出ない状態だった。
それでもまだまだ傷は癒えないようで私の顔を見たとたん抱きついてきた。
それを宥めつつ話を聞いたところによると、
・友男にいきなり別れを告げられて深く傷ついている
・しかも友男の他に好きになった相手は美人子さん!だという
・他部署だが情けないやら恥ずかしいやらで会社に向かう勇気がない
・私子達に迷惑をかけてすまないと思っている
後は友男や美人子への恨み言やら暴言やらで言葉にならなかった。
そして友子はその後数週間休んだ。が、いきなり突然復帰したのだった。
変わり果てた姿で…。といっても、ガリガリで骨と皮だけとか目が泣きすぎて真っ赤に充血してるとか
そんなホラーな類ではない。美人子さんそっくりの姿で…。
服装やメイク、髪型何をとっても瓜二つ。そして微笑みながらこう言うのだ。
「私絶対に美人子さんだけは許せないの…絶対に後悔させてやる…」
私は目は虚ろ、言葉を発するのでさえままならない友子に恐怖を覚え、
その場から逃げるように去って行った。今思うと最低。
そして昼休みに。話は変わるが、友子はいつも昼休みや会社への通勤など
部署は違うがいつも私と一緒だった。そこで友男と出会ったし。
しかし今となっては美人子や友男がいる我が部署には来にくいのでは…と
思い、私はお弁当を持って友子のいる部署へ走った。私なりの気遣い。
すると信じられない光景を目にすることに。
それは、いつも対立関係にあったお局様と友子が仲良くしている姿。
あんまり驚いて立ちすくんでいる私を見て、友子は駆け寄ってきた。
「あ、私子。今お局様と一緒にお弁当食べてるの。一緒にどう?」
話し方もいつもの甘ったるくて語尾があがる高いトーンではなくて
美人子と全く一緒になっていた。サバサバした物言いや綺麗な言葉遣いなど。
当然断れるはずもなく一緒に食べることに。
すると、食事中の会話は美人子の悪口一色。
気分が悪くなって席をたった。
そこで彼男に相談することに。すると彼男は、
「友男から話は聞いてるけど、あいつは悪びれた様子がないっていうか
無神経だから美人子さんにアピールしてるからそれを友子を傷つけてるって
気づいてないんじゃないかな。それで友子も意固地になってるのかも。
ひとまず落ち着くまで友子には関わらない方がいいのかも…。」
親友だから支えてあげたいという気持ちと彼男の関わらない方がいいという言葉が
ごっちゃになって私も上手く頭の整理ができない。
とりあえず、今は距離を置くという結論になった。
そんなある日のこと。出勤した私に友子とお局様が凄い勢いで駆けつけてきた。
友「ちょっ私子!大ニュース!ヤバいよヤバいよ!」
私「えっ何…」
お「いいからこれ見なさいよ!」
それを見た瞬間私は言葉を失った。
そこには開かれた雑誌に大きく美人子さんの姿が。
華やかなドレスと盛りに盛ったメイクと髪型で…。
私「これって…キャバ嬢?の雑誌!?」
友「そうだよ!あいつ隠れて水商売やってるような汚い女だったんだよ!」
お「これは上司に言わなきゃなんないわよね!早く行きましょう!友子さん!」
友「はい!」
私はまたも一人で呆然と立ち尽くしていた。美人子さんがキャバ嬢…!?
混乱して頭が回んない…焦って追いかけるももう後の祭り。
社内はカオス状態に。そりゃそうだ、社長にいきなりドきつい雑誌を
突きつけたんだから。社内騒然。
そこに美人子さんが出勤してきた。私は見ていられなかった。
とりあえず美人子さんとお局様と友子と私(何故)が緊急会議室に連れ込まれる始末。
何で私まで…。
友「それで!こいつ(美人子)どうするつもりですか!?」
お「さっさと会社から通報して下さいよこんなアバズレ!」
社「ちょっと待ちなさい…」
美「…。」
ちっとも話し合いにならない。それどころか除いてくる社員までいるし。どんな会社だアホ。
社「えっと…この話は…言ってはならなかったのだが…でもなぁこう公になってしまったらなあ」
どもる社長。
友「いいからさっさと退社させなさいよ!汚らわしいわ!」
お「首よ首!」
すると今まで黙っていた美人子がゆっくり顔をあげて言いました。地球が引っくり返るような発言を…。
美「今まで黙っていてすみません。このことは会社も知っていました。
実は私…
男 な ん で す 」
えええええええええええええええええΣ(◦Д◦;)!?!?
私・友・お「…(◦Д◦)」ポカーン 他社員「」
社「…」苦々しく首を振る
そこから美人子さんの波乱万丈な人生を聞かされることになる。
小さい頃から性同一性障害?のせいで親と折り合いがつかず仲が悪かった。
暴力を振るわれるなど日常茶飯事で、とうとう16のとき恋人と駆け落ち。
ゲイバーで働くことに。そこで美人子さんの人生の恩師であるママに出会い
莫大な手術費用を貸してもらえることになった。名前も変えたし今はもう正真正銘女。
が、手術費用を返すには会社の給料だけでは到底追いつけない。
それを聞いた社長は(涙もろく人情派。めっちゃ優しい気の良いおじさん。ハゲ)
特別に水商売などを許してくれることになった。
けど、雑誌なんかに迂闊にも乗ってしまい会社を汚すことになってすみません。
もう会社は辞めます…。
とのことだった。
そこに大きな怒声が響き渡った。
「ちょっと待てーーーい!!!」
今まで空気だった謎男!!厳重ロックだったドアを蹴散らしての登場!!
謎「美人子は悪くないだろ!?雑誌に載ったのだって、別にモデルやってたんじゃなくて
たまたま美人子店に来たカメラマンが記念に撮ってくれたやつがなんでかメインで
載っちゃっただけじゃねえか!なんで美人子が辞めるんだよ!」
社「謎男君!気持は分かるがドアを壊しては…」
美「謎男!そんなことしちゃ…」
えーとちょっと待って?なんで謎男はそんな詳しいこと知ってんだ?
え?え?え?
私「ちょっと待って下さい…謎男さん何でそんな知ってんすか。
カメラマンなの?取材した人なの?会社の人なの?」
謎・美「…あ」
え?何この空気。二人とも見つめあって赤くなっちゃってるし。なんで恥じらってんの?
美「実は…一緒に駆け落ちした恋人ってのが…」
謎「俺なんだ…男でも美人子が好きなのは変わらなかったから…というわけで」
ポカーンともぬけの殻になってる友男に向き直って一言。
謎「友男ごめんな…今まで黙ってて」
友「あーうんあーうん」
壊れた…。でもそんな一件落着的な和やかな空気をぶち壊すのもやっぱり
あの二人。
友「ちょっと待ちなさいよ!そんなの納得いかない!」
お「特別って何なのよズルいわよ!どうせ社長とも寝たんだろこの元男が!」
友「まじありえない!友男も騙されてたんでしょ!」
お「元男とか気持ち悪!死ね死ね!」
するとそのとき。バァァァァン。耳が割れるような音が響いた。社長が机を叩いたのだ。
社「よさないか!彼女も苦しんだんだ!君たちがそこまで言う権利はないんだぞ!」
友男「俺は別に騙されたなんか思ってねえよ!そんなこと言うお前らの方が気持ち悪いよ!」
謎「そうだ!それ以上言うんなら俺が許さねえぞ!」
他社員、私子含め「そうだそうだ!」
美「そんな…みんなそう思ってくれていたなんて…絶対ばれると引かれるって思ってた…
ありがとう…ありがとうみんな…」
美人子号泣。抱きしめる謎男。もらい泣きをする社長。
こうして修羅場は幕を閉じました…。
友子とお局様は泣いてたけど(悔しくて?)みなスルー。
騙されてないって絶対うそだw
今思えばカオスだなwwなんぞこれwwwネタじゃないんだから世の中広いwww
後日談
友子とお局様は居辛いながらもまだ会社を続けてます…。
少しはぶきましたが、友子とお局様はキャバ嬢だとばれる前にも美人子に嫌がらせをしたり
なんかしていたため、もしかすると首かも…なんて噂が立っている。
私は友子とCOしました。
美人子と謎男は交際順調。
友男は失恋でショックながらも美人子や謎男とも仲良くやっています。
私子と彼男も交際順調…というか空気だがww
支援してくれた人ありがとう。
ここまで書くとヤバいんじゃね?と思う人、許可をとったので大丈夫です。
他に質問あったりしますか?
>>454
実はあなたも男である。というのは無いでしょうね?
って意味だろw
まあ友男はあほだが
16で駆け落ちして二人とも立派な社会人になって、
まだ付き合ってるなんてことあるんだなあ…
友男は元はいい奴…というかただの馬鹿なんで…。
その後きっちり成敗されていたので許してやってください。
友子は、うーん。可哀相って声があったのも意外かな。
逆恨みで嫌がらせするもんだからなー。正直私はそうは思いませんでした。
後私は女www
お疲れ。彼男さんと末永く仲良くしてくだされ。
美人子さんと謎男さんの幸せも祈っとく。
できれば、もう水商売もしなくて済むといいけど。
美人子さんはまだ副業を?
副業はまだやってるそうです。
けど水商売は辞めてバイト三昧だと言っていました。
手術は外国でしたらしいし、もの凄く高いらしい…。
それではこのくらいで…またROMに専念しますノシ
実際はどうだかわかんないけどね。
半ば逆恨みで突っ走ってる奴をなかなかフォロー出来んわな
まぁ社内で別の人好きになるってのは、もうちょっと気を使えとは思う。
友子は別にかわいそうだとは思わない。
これ、どんな理由如何でも、別れたら粘着してそうだったかもね。
もしかしてどうきのスソ腋臭くさまんがくさまんかな
男としては舌がしびれるくらい臭いの好きだけど結婚したくないんだって
子どもがかわいそうだからだそう
まあそんなもんだくさまんは遊び相手らしい
お前どっから飛んできたw